新型コロナウイルス感染予防に伴う
オーケストラ活動ガイドライン
Withコロナ期におけるジュニアオーケストラ活動ガイドライン [Ver.2021.0701]
練習日に参加する指導者、ならびにスタッフは、全員ワクチン接種済み者で構成いたします。
[※保護者の方も必ずお目通しの上、ご対応をお願いいたします]
【1.練習参加前】
・練習1週間前から当日の体調を観察してください。
・この期間に下記の症状があった場合には、練習には参加させず、ご自宅での自主練としてください。
[37.5度以上の熱/咳やのどの痛み/味覚・嗅覚障害/結膜の充血/
頭痛/関節・ 筋肉痛/下痢・吐き気/呼吸困難/倦怠感など]
・練習2週間以内にご家族にCOVID-19感染者が出た場合も練習には参加させず、ご自宅での自主練としてください。
・手指消毒のための消毒液を準備してください.
なおアルコールアレルギーのあるお子さんもいらっしゃるので、各家庭で持たせてください
・マウスピースや頭部管,打楽器のステックの消毒:消毒液等の準備をお願いいたします。
・手洗いしたあとに手をふくハンカチ、マスクをはずしたときに一時的に収納するマスク入れ、水分補給用の水筒も各自持たせてください。
【2.オーケストラ練習当日】
[弦楽器・打楽器]
・会場に到着したら、まず手指消毒をおこなってからセッティングをしましょう。
・楽器を触る前に手指消毒をしましょう。
・可能な限り自分でチューニングをして指導者のチューニングは最小限でお願いいたします。
・マスク着用で片腕をのばして当たらない距離をとって演奏しましょう。
・楽器、楽譜、譜面台、筆記用具は共有しないで自分のものを使いましょう。
・練習後も手指消毒をお願いいたします。
[管楽器]
・会場に到着したら、まず手指消毒をおこなってからセッティングをしましょぅ。
・楽器を吹く時以外はマスク着用をお願いします。
・マウスピースやリードまたそれらを拭いたりしたスワブ等は絶対共有しないでください
・唾捨て雑巾の連続使用は止めましょう。
キッチンペーパーなどを使用し、一日ごとに廃棄してください
(廃棄用のビニル袋を持参し自宅で処理)
もしくは、個人の雑巾をジップロックに入れて持ち帰り毎回必ず洗濯しましょう。
・水抜きの時は、タオルやハンカチなどで飛沫が出る可能性がある部分を覆ってください。
・マウスピースのみの練習は周囲の人から2m以上離れて行ってください。
・フルートの正面には立たず、合奏時は前2m空けてセッティングしてください。
[指揮者・指導者]
・飛沫拡散を防ぐため、管楽器指導者以外は基本的にマスクの着用をお願いします。
・文化センターなど広い練習会場の場合は、大きな声を出さずに指示ができるように
基本的にマイクを使用します。
【3.オーケストラ指導者・団員保護者の役割】
・三密にならない練習計画(管楽器は定員の半分、弦楽器は定員の2/3までを目安とする)をお願いいたします。
・活動中に感染防止対策が行えているか見守り、できていない時には声をかけて注意を促してください。
・1時間に1回 数分間 窓・ドアを全開にする。(※この間は楽器の音はたてない)
・練習後ドアノブや机上などの清拭を行いましょう。
【4.休憩中:気が緩むので気を付けましょう!】
・ロビーや楽器倉庫、洗面所等の狭い空間は特に密な状態が生じないよう注意してください。
・特に飲食の際には感染のリスクを生じないようお互いに十分注意を払ってください。
・マスクを着けていない時には極力話さないようにしましょう。
【ガイドライン作成にあたって】
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、主に咳やくしゃみ、会話に伴う飛沫感染及び汚染された環境を触れた手指を介する接触感染により伝播することがわかっています。
また換気の悪い環境で大声を出したり咳やくしゃみをしたりした場合には飛沫より粒子が小さく長時間空気中を漂うエアロゾルでの感染もあり得ます。
さらに発症の2日前から感染性を有することが知られており、症状の有無で判断しきれません。感染していないことを確実に証明できる検査方法もありません。
以上により、ふつうの社会生活をするだけにもゼロリスクを求めることはできない感染症です。
一方でリスクを少なくする方法は徐々に明らかになりつつあります。
ジュニアオーケストラにおいて、団員・指導者がふつうの生活と同程度の感染リスクで活動を行えるように「withコロナ期におけるSJPO活動ガイドライン」を作成してリスクを踏まえつつ、より安全にオーケストラ活動を続けていかれますようにスタッフ・指導陣一同細心の注意を払って取り組んでいきますので、各ご家庭に置かれましても上記ガイドラインを踏まえて安全や健康管理につきましてのご協力のほど、よろしくお願いいたします。