B001:オーケストラの楽器配置
【SJPOジュニアオーケストラ講座】 オーケストラの楽器配置
◆オーケストラの楽器の配置は何種類もあります。
その中で代表的な楽器配置を三種類紹介します。
1)弦楽器を高い音のヴァイオリンからコントラバスまで順に配置する方法です。
響きを作りやすい並び方です。
2)チェロに比べて音量が出にくいヴィオラを客席側に配置する方法です。
音量のバランスを取りやすい並び方です。
3)第一ヴァイオリンと第二ヴァイオリンが向かい合う対向配置と呼ばれるロマン派以前の曲によくみられる方法です。
コントラバスをチェロと合わせやすくするために第一ヴァイオリンの後ろに配置することが多いです。
ヴィオラとチェロを入れ替えることもあり、その場合コントラバスは上手側に配置されることが多くあります。
◆SJPOでは2)のヴィオラを客席側に配置する方法をとっています。
またビオラパートをヴァイオリンに書き換えた3rdヴァイオリンを設ける場合があり、この場合はヴィオラの位置でヴィオラと
一緒に演奏します。
◆下記はSJPO第2回~第4回定期演奏会を開催するスクエア荏原ひらつかホールのような中ホールでの配置方法です。
きゅりあん大ホールのようなステージが大きなホールで演奏する場合は、打楽器をひな壇の最後方4列目に配置し、
ホルンは下手側に配置します。