SJPOとは?
■[品川ジュニアフィルハーモニーオーケストラ] [ English page is here ]
◯英語表記:Shinagawa Junior Philharmonic Orchestra
◯略称:SJPO
◆品川ジュニアフィルハーモニーオーケストラは、品川区唯一のジュニアオーケストラとして、2014年3月に設立され、小学校2年生から高校3年生までの児童生徒を対象に、
・夏のオーケストラ体験講座
・秋の室内楽演奏会
・冬の品川区の第9イベント
・春の定期演奏会
を中心に活動をしていて、その他地域のイベント出演や、他団体とのジョイントコンサートなど、多岐にわたって活動していて、定期演奏会では、きゅりあん大ホールをホームコンサートホールとしています。
2023年秋には、品川区の公式行事においてゲスト演奏を依頼されるまでになりました。
品川区在住/在学の方のみならず、品川区外在住の方でも参加することができます。
■練習日と練習内容の効率化
◆基本的に月2回、日曜日の午前中に練習をしています。 [ 第11期練習予定 ]
◆月2回のうち、1回は音楽監督で常任指揮者の先生がいらしての合奏中心、もう1回が少人数の
パート練習や分奏中心の練習となっており、系統的できめ細かい練習となっています。
◆練習日の練習後、また練習のない日曜日に、希望者には練習会場を開放して
個人レッスンやパート練習、室内楽の練習などを行えるようにしております。
◆楽器によっては、初心者から個人レッスンを条件に参加することも可能です。
楽器を持っていない人には、楽器レンタル(有料)の紹介や、個人レッスンの講師紹介も行います。
さらにクラシックやポップスなどのオーケストラ編曲ものも積極的に取り上げ、初級者パートを
設けることで、音大受験者レベルから初級者まで幅広いレベルの団員が、それぞれ本気で取り組み
一緒に楽しめるオーケストラというのもSJPOの大きな特色でもあります。
◆また個人練習の助けになるように、毎回指導陣からの練習レポートが団員掲示板にアップされ、
練習でのアドバイスや次回練習の課題を団員が確認しながら自宅での個人練習に取り組みやすい
工夫がされています。
同時に練習レポートは指導陣でも共有され、複数の指導陣が交互に指導を行う際も、前回の練習
内容や課題を踏まえた上で指導にあたれることで、短時間で効果的な練習を実現しています。
■オーケストラを通じた総合的な学び
◆SJPOは演奏団体のみならず音楽活動を通じた青少年教育団体です。
演奏だけしていればよいのではなく、指導陣に対してや仲間同士の挨拶やもちろんのこと、練習前後の自主的な準備や後片付けの取り組み、時間管理や、集中して話を聞いたりメモを取るなど、人間形成に大事な基礎的なことも細かく指導していき、さらには自分たちで判断して仲間と連携して行動できる積極的で協調性のある人間形成に務めます。
◆楽器練習だけでなく、取り組む各曲において、作曲家についてまた、その曲の作曲された
背景について調べること、音楽用語などをきちんと調べることを課しています。
オーケストラに関する基本的な知識に始まり、スコアの読み方や音楽用語やもちろんのこと、
作曲家や曲が書かれた時代背景を学びながら当時の日本や世界の歴史や地理までふまえて教科
連携を意識して学ぶことで、普段学校で勉強している事柄などとリンクさせながら興味と理解を
促すとともに、自然と学習習慣が定着していきます。
■活動内容
【 設立時からの活動歴はこちら 】
■入団手続きや休団/退団などについて
【入団・休/退団などの規定はこちら】 【休団/退団/復団などの届出はこちら】
■団費(2024年度)について 【団費詳細はこちら】
◆SJPOでは、半期ごとの団費制度をとっていて、月ごとの月謝などはありません。
◯団 費:半期ごと各35,000円 [前期(4月-9月)、後期(10月-翌年3月) ]
◯入団金:1,000円 (入団時のみ)
◯定期演奏会参加費:10,000円 (2023年度実績)
●振込先:振込先:みずほ銀行品川区役所出張所 (普)1538031
●名義:SJPO事務局
・中途入団は割引がある場合がございます。
・休団や退団の場合は、規定に従って一部返金する場合もあります。
■運営体制と指導体制について 【第11期運営体制】 【第11期指導陣】
◆団の運営は団長を始めとする数名の運営委員会で行っております。
また指導者として、音楽監督/指揮者と、若干名の常任トレーナーにお願いしております。
その他、毎回の練習時には、各パートにプロ奏者を中心とした指導者に、ご指導を
ご指導をお願いしております。
◆安全管理や、指導陣やスタッフ間での情報共有、指導内容の申し送りなどによる指導レベルの
向上のために、指導陣向けの手引きを作成して、運営方針や指導方針の徹底や安全管理に
務めています。
◆指導陣一人ひとりに毎回練習レポートをお願いしています。
練習内容の申し送りや、団員の自主練習の参考資料として、効率的なレベル向上のツールとして活用しています。
■設立までの背景
◆品川区ではもともと、弦楽器や管楽器を習う子どもたちが多く、学校でも金管バンドや吹奏楽部が
数多くあり、また弦楽団や、『しなかん』や『しなすい』の愛称で親しまれている品川区民管弦楽団、
品川区民吹奏楽団などの活動などが活発に行われておりました。
しかし品川区立小中学校にはオーケストラ部は存在せず、またジュニアオーケストラがなかったため、
以前から「品川にもジュニアオーケストラを設立しよう」との声はありました。
そうした中、2013年を迎えたのですが、ちょうどこの年は品川音楽文化協会と、区民オケで親し
まれている品川区民管弦楽団の設立50周年にあたり、その節目の年に待望のジュニアオーケストラを設立する方向に 動き始めました。
◆ジュニアオーケストラの設立に向けた活動の第一弾として、2013年8月には指揮者の長田雅人先生に
ご指導いただいた「第1回 少年少女のためのオーケストラ入門講座」を、実際にオーケストラで
演奏するワークショップ形式で開催し、品川ケーブルテレビでも紹介されるなど、大好評のうちに
終了しました。
◆その後、ワークショップの参加者を中心に、ジュニアオケとして活動したいという子どもたちを中心に、
2014年度の正式設立に向けて、2013年10月に五反田文化センターで行われた「ふれあい文化祭り」、
2013年12月に大森ベルポートで開催された「大森ベルポートで第九を歌おう」イベントに品川ジュニア
フィルハーモニーオーケストラとして出演するなどのプレ活動を続けてきました。
◆その地道な活動の結果、2014年には品川区の認可団体として正式に認められ、2014年3月16日の
設立総会を経て、正式にSJPOの活動がスタートしました。
オーケストラ活動を通じて、未来を担う青少年の音楽活動を地域や行政の協力をいただきながら
一丸となって支え育てていきたいと思います。
◆設立時の2014年4月にわずか9名で、第1回の定期演奏会は小学校の体育館で開催されるところから
スタートしたSJPOは、毎年着実に実績を重ね、団員数も順調に増えて定期演奏会も第2回からは
スクエア荏原平塚ホールで、さらに第7回からはきゅりあん大ホールで演奏会が開催できるように
なり、節目の10年目の2024年3月に開催された第10回定期演奏会は、62名の団員が出演しました。
レベルも着実に上がり、国内コンクールに上位入賞するような団員が出て、卒団者は音大進学者が
出るようになってきた一方で、演奏活動を続けながらも東大を始めとする国立大学や、早大/慶大
などの難関大学に合格するメンバーも数多く輩出するなど、音楽も学業も両立させる「音文両道」
を実現する青少年教育団体として進化を続けています。
■設立目的
◆音楽を媒体とした地域の少年少女健全育成と品川の音楽文化向上
◆活動全般を通じて、将来リーダーシップを発揮できる人材の養成
◆集団行動を通じて、チームでどう行動すべきかを自分で考えられる人材の育成