アルトワークス

Car info/アルトワークス

エンジン

緒元

エンジン型式 F6A

最高出力 64ps(47kW)/6500rpm

最大トルク 8.7kg・m(85.3N・m)/4000rpm

種類 水冷直列3気筒DOHC12バルブICターボ

総排気量 657cc

内径X行程 65.0mm×66.0mm

圧縮比 8.3

過給機 IC付きターボ

燃料供給装置 EPI(電子制御燃料噴射)

燃料タンク容量 30リットル

使用燃料 無鉛レギュラーガソリン

燃費 17.0km/リットル

※RS/X CR22S(FF)について

以降特に断わらない限りC系について。

フュールプレッシャーレギュレータ

F6A標準ではバネの強さが+2.2kg/cm2に設定されているが2500㏄のV6エンジンH25Aを積んだエスクードのものは+2.5kg/cm2で燃圧が+0.3高い。

よって同じ開弁時間ならば噴射量が多くなる→濃くなる。

しかもF6Aのデリバリパイプにポン付け。

COレジスタ

COレジスタ(サービスマニュアルにはA/F調整レジスタとの記述もある)とは本来はアイドリング時のCO濃度を調整するための抵抗で、L6からR6までの12種類あり、エンジンルーム内のカプラーに差し替えることによって13段階(無しの場合を含む)に調整できる。

しかしA/F調整レジスタの別名の通り、実はこれは基本噴射時間を調整しているのでこれを利用すれば燃調にも使える。例えば今日は気温が高いから一段階薄くしたい、というときにスイッチをひねれば薄くなる、という使い方が可能。

純正ではL2辺りが付いていることが多い。(R:rich L;lean)

ヤフオク辺りで売っている簡易燃調コントローラはこれを利用したもの。

燃料ポンプ

シルビアのを流用することが可能。

ターボチャージャー

ieとRSではタービンが異なるため流用は厳しい。

定番はワゴンRワイドターボのタービン(HT07)。ワゴンRプラスのはワイドのよりちょいちっちゃい。

レガシーのプライマリータービン(F4タービン)の装着実績も。

ちなみにオーバー

ボディの錆

スズキの車は錆びやすいというのは常識だが、特にアルトやワゴン㌃はリアサブフレームが錆びてしまい、最悪の場合フレームが潰れバネがリアのフロアから飛び出す。

リアサブフレーム自体はC系アルトが製造中止になって約20年たった今でも単体で販売されている(スズキ部販GJ!)ので物理的には修理は可能。

左リアフレームの値段は¥23,000。

修理は錆びた部分をグラインダーで切り取り、そこに新品フレームを溶接するだけだが、相当な技術が必要と思われる。

ロアアームのボールジョイント抜け

スズキの車で気をつけなければならないのは、ロアアームのボールジョイント抜けである。

ロアアームのボールジョイントが抜けると、ドラシャが抜け、ミッションオイルの池が出来る。

ボールジョイントのブーツが破れ、グリスが飛び、ボールが摩耗して直径が小さくなって抜けてしまうのが原因のようだ。

対策としては、買ってきたらすぐにロアアームを新品に交換。

ロアアーム自体は左右共通、ワゴンRとも共通。

10,000以内で新品の社外品が買えるので、ケチらない方が身のためである。