俳句
・ 龍谷大学『青春俳句大賞:龍谷大学第3回青春俳句大賞』(東方出版、2006年)
→<凍星やいづれ師恩に応へむと>を取り上げていただきました。
・「読売新聞」2008.8.7
→長谷川櫂氏による詩歌コラム「四季」で、<星降り頻る只中に地球あり>を取り上げていただきました。
・ 龍谷大学『青春俳句大賞:龍谷大学第6回青春俳句大賞』(コトコト、2009年)
→<金魚にもある溜息のやうなもの>、<色々の風色々の秋桜>、<クリスマスツリーの電気消す係>、<ヒトはなほ進化の途上寒夕焼>、
<まずまずと云ふ師の笑顔冬ぬくし>を取り上げていただきました。
・「増殖する俳句歳時記」2009.9.27
→松下育男氏による今日の一句で、<水澄むや日記に書かぬこともあり>を取り上げていただきました。
・「読売新聞」2010.2.6
→長谷川櫂氏による詩歌コラム「四季」で、<夜濯ぎの紅き洗濯バサミかな>を取り上げていただきました。
*『夏帽子』に収録の際、<夜濯ぎの紅き洗濯ばさみかな>と改作しました。
・「白露」2010年4月号
→三森鉄治氏による「現代の俳句」(近作鑑賞)で、<昼過ぎてより寒くなる近江かな>を取り上げていただきました。
・「樹氷」2010年5月号
→白濱一羊氏による「現代俳句月評」で、<凍蝶に帰るところのなかりけり>を取り上げていただきました。
・「増殖する俳句歳時記」2010.5.18
→土肥あき子氏による今日の一句で、<夏帽子研究生と書かれたる>を取り上げていただきました。
・「子規新報」2010.5.20発行
→編集部による「句集の新風」で、『夏帽子』を取り上げていただきました。
・「鷹」2010年6月号
→南十二国氏による「俳壇の諸作」で、<心臓はひとつ天狼もひとつ>を取り上げていただきました。
・「遠矢」2010年6月号
→岩森艶子氏による「現代俳句月評」で、<見落とさぬ速さで歩き返り花>を取り上げていただきました。
・「小熊座」2010年7月号
→津髙里永子氏による「星雲観測―近刊句集鑑賞―」で、『夏帽子』を取り上げていただきました。
・「泉」2010年8月号
→井上弘美氏による「現代俳句を読む」で、『夏帽子』を取り上げていただきました。
・「伊吹嶺」2010年8月号
→平松公代氏による「俳書紹介」で、『夏帽子』を取り上げていただきました。
・「対岸」2010年8月号
→福井隆子氏による「平成俳句論考」で、<学会の夜のホテルに泳ぎけり>と<青田波父亡きほかは変りなく>を取り上げていただきました。
・「子規新報」2010.8.10発行
→編集部による「次代を担う俳人たち」で、杉田を取り上げていただきました。
・「幡」2010年9月号
→谷川昭彌氏による「句集縦走」で、『夏帽子』を取り上げていただきました。
・『俳句研究 秋の号』2010年9月発行
→連続座談会「現代俳句を語るⅡ 同時代の俳句(高野ムツオ×星野高士×井上弘美×田中亜美)」で、高野ムツオ氏による感銘句五句の一つとして
<心臓はひとつ天狼もひとつ>を取り上げていただきました。
・「椋」2010年10月
→石田郷子氏による「季節の俳句」で、<思ひ出といふ秋風のやうなもの>を取り上げていただきました。
・「京都新聞」2010.10.18
→辻田克巳氏による「詩歌の本棚」で、『夏帽子』を取り上げていただきました。
・『俳句』2010年11月号
→杉田菜穂句集『夏帽子』の小特集を組んでいただきました。
→石田郷子氏による杉田菜穂小論で、『夏帽子』を取り上げていただきました。
→辻田克己氏による一句鑑賞で、<夜型人間の別名雪女>を取り上げていただきました。
→大石悦子氏による一句鑑賞で、<久女忌と記す研究日誌かな>を取り上げていただきました。
→茨木和生氏による一句鑑賞で、<強がりは父親譲り彼岸河豚>を取り上げていただきました。
→高田正子氏による一句鑑賞で、<我が掛けし巣箱にも恋実りけり>を取り上げていただきました。
→山西雅子氏による一句鑑賞で、<学問の自由泰山木の花>を取り上げていただきました。
→土肥あき子氏による一句鑑賞で、<短日の三時四時五時六時かな>を取り上げていただきました。
→津川絵理子氏による一句鑑賞で、<金魚にもある溜息のやうなもの>を取り上げていただきました。
→藤勢津子氏による一句鑑賞で、<思ひ出のやうな日溜り小鳥来る>を取り上げていただきました。
・「週刊俳句」2010.10.31
→神野紗希氏による「週刊俳句時評 第16回」で、<新樹燃ゆ経済学に未来あり>を取り上げていただきました。
・「沖」2010年11月号
→小嶋洋子氏による「現代秀句鑑賞」で、<思ひ出のやうな日溜り小鳥来る>と<短日の三時四時五時六時かな>、<青田波父亡き他は変りなく>
を取り上げていただきました。
・「山暦」2010年12月号
→中丸まちえ氏による「俳書味読」で、『夏帽子』を取り上げていただきました。
・『俳句研究 冬の号』2010年11月発行
→編集部による特集「2010年の句集50」で、『夏帽子』(執筆:藤本美和子氏)を取り上げていただきました。
→行方克巳氏による「俳句時評」で、<短日の三時四時五時六時かな>を取り上げていただきました。
→対中いずみ氏による「俳句時評」で、<学問の自由泰山木の花>を取り上げていただきました。
・『俳句年鑑 2011年版』(『俳句』、2011年1月号増刊)
→小川軽舟氏による「年代別2010年の収穫、30・20・10代」で、杉田を取り上げていただきました。
・「日本経済新聞」2010.12.16
→茨木和生先生による「2010年の秀作」で、<月の美しさがわかる人とゐる>を取り上げていただきました。
・「小熊座」2011年1月号
→松岡百恵氏による「星座渉猟‐俳壇近作鑑賞‐」で、<討論を終へて月光分かち合ふ>を取り上げていただきました。
・「天塚」2011年1月号
→平万紀子氏による「現代秀句鑑賞」で、<学問の自由泰山木の花>を取り上げていただきました。
・「澤」2011年2月号
→相子智恵氏による「窓 俳書を読む」で、『夏帽子』を取り上げていただきました。
・「六曜」No.22(2011年3月発行)
→鷲尾規佐子氏によるエッセイで、『夏帽子』を取り上げていただきました。
・「暁」2011年3月号
→原尚子氏による「現代俳句鑑賞」で、<文机の梅一輪の置きどころ>を取り上げていただきました。
・「春野」2011年3月号
→河内きよし氏による「現代俳句鑑賞‐昨年の句集より‐」で、<短日の三時四時五時六時かな>を取り上げていただきました。
・「麻」2011年4月号
→川島一紀氏による「現代俳句月評(冬)」で、<青春の真つ只中の夏帽子>を取り上げていただきました。
・「門」2011年5月号
→泡水織氏による「俳書紹介」で、『夏帽子』を取り上げていただきました。
・「毎日新聞」2011.7.8(大阪夕刊)
→総合面(「娯楽」)の工藤恵氏によるイチオシ句として、<母の分姉の分買ふ宝船>を取り上げていただきました。
・「井泉」2011年9月号
→喜多昭夫氏による「ガールズ・ポエトリーの現在」で、『夏帽子』を取り上げていただきました。
・「スピカ」2011.10.4
→福田若之氏による「福田若之が角川『俳句』新鋭20句を読む」で、杉田を取り上げていただきました。
・「風港」2011年11月号
→野上智恵子氏による「俳句月評」で、<画材には持つて来いよと毒茸>を取り上げていただきました。
・「天為」2011年11月号
→五十嵐義知氏による「現代俳句鑑賞」で、<馬鈴薯の花過疎地とは思へざる>を取り上げていただきました。
・「風土」2011年11月号
→南うみを氏による「現代俳句月評」で、<身長の三倍近き補虫網>を取り上げていただきました。
・「関西俳句なう」2011.12.7
→工藤惠氏による「今日の一句」で、<亡き父と語るべく買ふ日記かな>を取り上げていただきました。
・『俳句年鑑 2012年版』(『俳句』、2012年1月号増刊)
→山西雅子氏による「年代別2011年の収穫、30・20・10代」で、杉田を取り上げていただきました。
・「日本経済新聞」2011.12.25
→茨木和生先生による「2011年の秀作」で、<羅を着て朝までを語りけり>を取り上げていただきました。
・「辛夷」2012年1月号
→菅野桂子氏による「現代俳句一句鑑賞」で、<短日の三時四時五時六時かな>を取り上げていただきました。
・「風の道」2012年2月号
→山本柊花氏による「現代俳句月評」で、<ひよんの笛研究室の引出しの>を取り上げていただきました。
・黒田杏子『新版 俳句、はじめてみませんか』(学研プラス、2012年;『俳句、はじめてみませんか』立風書房版の改定版)
→<手づくりのちょっとゆがんだかがみもち>を取り上げていただきました。
*8歳のときの作です。
・「ねんてんの今日の一句」2012.2.17
→坪内稔典氏による「今日の一句」で、<みな違ふ鶯餅の凹みかな>を取り上げていただきました。
・龍谷大学『青春俳句大賞:第9回青春俳句大賞』(龍谷大学、2012年)
→<未来型の話に星流れけり>を取り上げていただきました。
・「百鳥」2012年6月号
→原田暹氏による「季節の秀句」で、<学問の自由泰山木の花>を取り上げていただきました。
・「遠矢」2012年6月号
→猪瀬幸氏による「現代俳句月評」で、<春めくと記して俳句手帳果つ>を取り上げていただきました。
・『俳句年鑑 2013年版』(『俳句』、2013年1月号増刊)
→岸本尚毅氏による「年代別2012年の収穫、30・20・10代」で、杉田を取り上げていただきました。
・『俳誌要覧 2012年度』2013年4月発行
→井上弘美氏による「今年もっとも活躍した40代以下の俳人55人」で、杉田を取り上げていただきました。
・「門」2013年10月号
→泡水織氏による「一誌一会」で、<百合活けて殺風景を覆す>を取り上げていただきました。
・「つばさ」2013年12月号
→御中虫氏による「杉田菜穂小論」(特集:ガールズ・ポエトリーの現在)で、杉田を取り上げていただきました。
・『俳句年鑑 2014年版』(『俳句』、2014年1月号増刊)
→小川軽舟氏による「年代別2013年の収穫、30・20・10代」で、杉田を取り上げていただきました。
・「愛媛新聞」2014.5.6
→土肥あき子氏による詩歌コラム「季のうた」で、<抱き下ろしたれば温か鯉幟>を取り上げていただきました。
・「毎日新聞」2014.7.15
→坪内稔典氏による詩歌コラム「季語刻々」で、<風鈴の日と名づけたき日となりぬ>を取り上げていただきました。
・「澤」2014年7月号(2014.7;14周年記念号/特集・五十歳以下の俳人)
→上田信治氏による「50歳以下の俳人220人」で、杉田を取り上げていただきました。
→押野裕氏による「50歳以下の俳人102人」で、杉田を取り上げていただきました。
→小澤實氏と上田信治氏の対談「新人輩出の時代」で、杉田を取り上げていただきました。
・「対岸」2014年7月号
→望月澄子氏による「平成俳句論考」で、<花野まで来て今ならば言へること>を取り上げていただきました
・「増殖する俳句歳時記」2014.7.15
→土肥あき子氏による今日の一句で、<言霊の力を信じ滝仰ぐ>を取り上げていただきました。
・「読売新聞」2014.7.18
→長谷川櫂氏による詩歌コラム「四季」で、<日常に戻る京都の暑さかな>を取り上げていただきました。
・『俳句』2014年8月号
→編集部による「新刊サロン」(執筆:片山由美子氏)で、『砂の輝き』を取り上げていただきました。
・「椋」2014年10月号
→石田郷子氏による「季節の俳句」で、<三つ四つと足して七つの木の実かな>を取り上げていただきました。
・「氷室」2014年12月号
→永井潤子氏による「新・現代俳句鑑賞」で、<学恩は言葉にならず桐一葉>を取り上げていただきました。
・「月の匣」2014年12月号
→田中喜翔氏による「詩海展望」(近作鑑賞)で、<門弟の入門順に墓洗ふ>を取り上げていただきました。
・「藍」2014年12月号
→仮屋賢一氏による「現代俳句逍遥」(近作鑑賞)で、<星月夜研究棟に夜を明かす>を取り上げていただきました。
・「日本経済新聞」2014.12.28
→茨木和生先生による「2014年の秀作」で、<満開の母校の桜着任す>を取り上げていただきました。
・「轍」2015年1/2月号
→山部淑子氏による「総合誌管見」で、<論文の構想を得て林檎剥く>と<恋に傷つきし学生水蜜桃>を取り上げていただきました。
・「増殖する俳句歳時記」2015.5.26
→土肥あき子氏による今日の一句で、<日傘差す人を大人と呼ぶ人も>を取り上げていただきました。
・「沖」2015年7月号
→能村研三氏による「沖の沖」(表紙裏掲載10句)で、<知識より知恵に従ふキャンピング>を取り上げていただきました。
・「小熊座」2015年8月号
→関根かな氏による「星座渉猟‐俳壇近作鑑賞‐」で、<水中は安らげる場所泳ぎけり>を取り上げていただきました。
・「幡」2015年8月号
→小松生長氏による「俳句ケ浜逍遥 一握の砂から」(近作鑑賞)で、<母にならねばわからぬこと紫木蓮>と<父ならばどうするだらう白木蓮>を取り上げていただきました。
・「澤」2015年9月号
→田沼和美氏による「俳書を読む」で、『砂の輝き』を取り上げていただきました。
・「火星」2015年9月号
→涼野海音氏による「俳壇月評」で、<北窓を開く今なほ父の部屋>を取り上げていただきました。
・「萌」2015年9月号
→岡葉子氏による「名句探訪」で、<北窓を開く今なほ父の部屋>を取り上げていただきました。
・「朝日小学生新聞」2015.10.6
→塩見恵介氏による「はじめて!ハイク」で、<写真より絵に残したき草の花>を取り上げていただきました。
・「麻」2015年12月号
→川島一紀氏による「現代俳句月評(冬)」で、<いにしへの風と呼ぶべし秋の風>を取り上げていただきました。
・『俳句年鑑 2016年版』(『俳句』、2016年1月号増刊)
→田中亜美氏による「年代別2015年の収穫、30・20・10代」で、杉田を取り上げていただきました。
・「堊」2016年10月号
→林よしこ氏による「秋の句」で、<星月夜研究棟に夜を明かす>を取り上げていただきました。
・『俳句年鑑 2017年版』(『俳句』、2017年1月号増刊)
→筑紫磐井氏による「年代別2016年の収穫、30代」で、杉田を取り上げていただきました。
・「毎日新聞」2016.12.26
→大峯あきら氏による「私が選んだ今年の秀句」で、<探梅や三十五人ゐて静か>を取り上げていただきました。
・「筑波大学新聞」第336号(2017.7.10)
→堀下翔氏による「ぶらり俳句 泰山木」で、<学問の自由泰山木の花>を取り上げていただきました。
・「たかんな」2017年8月号
→江渡文子氏による「現代俳句の四季 各誌の平成29年6月号より」で、<次の風その次の風麦の秋>を取り上げていただきました。
・『俳句年鑑 2018年版』(『俳句』、2018年1月号増刊)
→仙田洋子氏による「年代別2018年の収穫、30代」で、杉田を取り上げていただきました。
・「信濃毎日新聞」2017.12.21
→土肥あき子氏による詩歌コラム「けさの一句」で、<短日の三時四時五時六時かな>を取り上げていただきました。
・「櫟」2018年1月号
→杉山望氏による「現代俳句探訪」で、<猛勉強すると言ふ子のひよんの笛>を取り上げていただきました。
・『水の俳句』(『俳句αあるふぁ』、2018年3月号増刊)
→茨木和生先生による「247結社による水の俳句(運河)」で、<明易し水車の刻む水の音>を取り上げていただきました。
・神野紗希『30日のドリル式 実践「お題別」俳句の練習帳』(池田書店、2018年)
→<雪のいま雨に変はるや口づけを>を取り上げていただきました。
・上野祐藏氏の『句集 都跡』(2018年)
→「あとがき」で、<春風は背中を押してくるる風>を取り上げていただきました。
・角川書店編『俳句歳時記 第五版 冬』(2018年)
→<別々のことして愉し置炬燵>を例句として取り上げていただきました。
・角川書店編『俳句歳時記 第五版 新年』(2018年)
→<おほかたの部屋は灯さず去年今年>を例句として取り上げていただきました。
・『俳句年鑑 2019年版』(『俳句』、2019年1月号増刊)
→鳥居真里子氏による「年代別2018年の収穫、30代」で、杉田を取り上げていただきました。
・EBCプライムニュース(テレビ愛媛、2018.12.18放送)
→「きょうの俳句」(池内恵吾氏・神野紗希氏監修)で、<別々のことして愉し置炬燵>を取り上げていただきました。
・『俳壇』2019年4月号
→編集部による「連載:新・若手トップランナー」(作家論執筆:堀下翔氏)で、杉田を取り上げていただきました。
→堀下翔氏による杉田菜穂作家論「大学と青春」で、<永き日のごとし学生生活は>、<それぞれに若き日のある三汀忌>、
<二十代最後の夏を惜しみけり>、<大学に能楽部あり梅の花>を取り上げていただきました。
・「雉」2019年5月号
→長谷川のり子氏による「現代俳句月評」で、<蔵といふ残る寒さのあるところ>を取り上げていただきました。
・「麻」2019年5月号
→田中幸雪氏による「現代俳句月評」で、<暖かや忘れてもよいことばかり>を取り上げていただきました。
・『俳句』2019年6月号
→編集部による「大特集:推薦!令和の新鋭」(推薦者のことば・秀句25句選:茨木和生先生)で、杉田を取り上げていただきました。
・「漣」2019年6月号
→芳賀かずこ氏による「現代俳句森々」で、<春が来るお菓子の家の扉から>を取り上げていただきました。
・「廻廊」2019年6月号
→日比野さき枝氏による「秀句をたずねて」で、<春が来るお菓子の家の扉から>を取り上げていただきました。
・「斧」2019年6月号
→岡野多江子氏による「現代俳句評」で、<巣箱掛く少年の顔少女の顔>を取り上げていただきました。
・「百鳥」2019年6月号
→池田ブランコ氏による「現代俳句月評」で、<巣箱掛く少年の顔少女の顔>を取り上げていただきました。
・「田」2019年6月号
→上野犀川氏による「俳句展望」で、<蔵といふ残る寒さのあるところ>、<春の虹工事現場も手を止めて>、
<花貝をのせる人差し指の先>を取り上げていただきました。
・「響焔」2019年7月号
→渡辺澄氏による「現代俳句の窓」で、<山の名も湖の名もうららけし>を取り上げていただきました。
・「萌」2019年7月号
→岡葉子氏による「名句探訪」で、<元気出すためのけん玉石鹸玉>を取り上げていただきました。
・「天穹」2019年7月号
→越智建之氏による「現代俳句逍遥」で、<緑蔭といふ考ふるための場所>を取り上げていただきました。
・「銀化」2019年7月号
→飯島士朗氏による「現代俳句月評」で、<寄り道をしたくなる日のあめんぼう>を取り上げていただきました。
・「空」2019年6・7月号
→柴田佐知子氏による「現代の俳句」で、<目を閉ぢてより本物の瀧の音>を取り上げていただきました。
・「火星」2019年8月号
→大山文子氏による「俳壇月評」で、<目を閉ぢてより本物の瀧の音>を取り上げていただきました。
・「門」2019年8月号
→桐野晃氏による「現代俳句月評」で、<初夏の少々といふ塩加減>を取り上げていただきました。
・「群青」2019年8月号
→安里琉太氏による「俳句月評」で、<髪洗ふときも喋つてゐる姉妹>を取り上げていただきました。
・「北海道新聞」2019.8.12
→編集委員による北海道新聞1面のコラム「卓上四季」で、<星降り頻る只中に地球あり>を取り上げていただきました。
・「香雨」2019年9月号
→若井新一氏による「現代俳句を読む」で、<青春を取り戻せるかサングラス>を取り上げていただきました。
・「俳句の日めくりカレンダー(2020年版)」(新日本カレンダー株式会社)
→宇多喜代子氏による6月6日(土)の引用例句として、<消し忘れたる黒板の薄暑かな>を取り上げていただきました。
・「蕗の里」2019年11月号
→宮野しゆん氏による「現代俳句前線 一句一会」で、<口紅と同じ色して毒茸>を取り上げていただきました。
・『俳句年鑑 2020年版』(『俳句』、2020年1月号増刊)
→正木ゆう子氏による「2019年100句選 正木ゆう子選」で、<ハンカチの木の花の雨雫かな>を取り上げていただきました。
→奥坂まや氏による「年代別2019年の収穫、30代」で、杉田を取り上げていただきました。
・「刈安」2019年12月号
→古山智子氏による「現代俳句鑑賞」で、<千年前の恋歌が好き葛の花>を取り上げていただきました。
・EBCプライムニュース(テレビ愛媛、2019.12.20放送)
→「きょうの俳句」(池内恵吾氏・神野紗希氏監修)で、<二人より三人四人寄席鍋は>を取り上げていただきました。
・「いには」2020年2月号
→坂本茉莉氏による「現代俳句散歩」で、<口紅と同じ色して毒茸>、<虫籠のすぐそばに置く募金箱>を取り上げていただきました。
・「鶴」2020年4月号
→佐藤安憲氏による「現代俳句を読む」で、<七つとも大好き秋の七草は>を取り上げていただきました。
・「風の道」2020年5月号
→井坂宏氏による「俳誌望見」で、<大学に献血車来て冬菫>を取り上げていただきました。
・「信濃毎日新聞」2020.5.13
→土肥あき子氏による詩歌コラム「けさの一句」で、<猫好きと犬好きと蟇好き>を取り上げていただきました。
・『俳句』2020年7月号
→小川軽舟氏による「連載:名句水先案内」で、<学会の夜のホテルに泳ぎけり>を取り上げていただきました。
・坪内稔典『俳句いまむかし』(毎日新聞出版、2020年)
→<風鈴の日と名づけたき日となりぬ>を取り上げていただきました。
・「セポクリ歳時記」2020.10.6
→「【秋の季語】露草」で、<青色と言はずに露草の色と>を取り上げていただきました。
・「麻」2020年10月号
→田中幸雪氏による「現代俳句月評」で、<上向けば元気が出るぞ鰯雲>を取り上げていただきました。
・『俳壇』2020年11月号
→辻村麻乃氏による「俳壇月評」で、<小鳥来る力一杯笛吹けば>を取り上げていただきました。
・「青岬」2020年11月号
→石原百合子氏による「現代俳句の窓」で、<毒茸歩みためらふほどの数>を取り上げていただきました。
・『俳句年鑑 2021年版』(『俳句』、2021年1月号増刊)
→筑紫磐井氏による「年代別2020年の収穫、40代」で、杉田を取り上げていただきました。
・「つくえの部屋」第6号(2020年12月)
→平山菜々美氏による表紙絵(俳句擬人化カット)で、<寒波来る砂浜に書き残すこと>を取り上げていただきました。
・「浮野」2021年2月号
→龍野龍氏による「ひびく句・ひらく句」で、<蔵といふ残る寒さのあるところ>を取り上げていただきました。
・『俳句界』2021年6月号
→塩見恵介氏による「関西若手ピックアップ!」で、杉田(柿衞文庫の俳句講座講師として)を取り上げていただきました。
・「同人」2021年7月号
→安田のぶ子氏による「他誌拝見」で、<大枝の日の差すところ寒鴉>を取り上げていただきました。
・「河北新報」2021.8.1
→ 及川真梨子氏による詩歌コラム「秀句の泉」で、<夕立の前のしづかさかと思ふ>を取り上げていただきました。
・谷口智行『窮鳥のこゑ 』(書肆アルス、2021年)
→<雪のいま雨に変はるや口づけを>、<早梅や何処かにあるはずの遺稿>を取り上げていただきました。
・「鴫」2021年9月号
→和田紀夫氏による「受贈俳誌紹介」で、<診療所の屋根より高き山桜>を取り上げていただきました。
・「愛の歳時記365日」(俳句αあるふぁDIGITAL)2021.10.4
→<月の美しさがわかる人とゐる>を取り上げていただきました。
・『NHK俳句』2021年12月号
→NHK俳句編集部による「子どもと一緒に俳句の時間」で、<クリスマスツリーの電気消す係>を取り上げていただきました。
・『俳句年鑑 2022年版』(『俳句』、2022年1月号増刊)
→渡辺誠一郎氏による「年代別2021年の収穫、40代」で、杉田を取り上げていただきました。
・『「俳句αあるふぁデジタル」特別版:愛の歳時記365日 第25回毎日俳句大賞2021作品集』(2022年3月)
→俳句αあるふぁデジタル編集部による「愛の歳時記365日」の2021年10月4日の一句として、<月の美しさがわかる人とゐる>を取り上げていただきました。
・「南風」2022年8月号
→森田慎一氏による「愛誦の一句」で、<学会の夜のホテルに泳ぎけり>を取り上げていただきました。
・「野火」2022年8月号
→梅沢弘氏による「俳・句・月・評」で、<三月の空を見ながら聞く話>を取り上げていただきました。
・「田島健一の平成の一句」(ふらんす堂、2022.11.23)
→<母もまた仕事勤労感謝の日>を取り上げていただきました。
・『俳句年鑑 2023年版』(『俳句』、2023年1月号増刊)
→奥坂まや氏による「年代別2022年の収穫、40代」で、杉田を取り上げていただきました。
・「河北新報」2023.2.25
→ 浅川芳直氏による詩歌コラム「秀句の泉」で、<受験子の吾を見つめるもう一人>を取り上げていただきました。
・「いきもの歳時記365日」(俳句αあるふぁDIGITAL)2023.5.8
→<人間も山椒魚も愉快なり>を取り上げていただきました。
・『自習室Next ステップアップ国語』(静岡教育出版社、2023年)
→<風鈴の日と名づけたき日となりぬ>を取り上げていただきました。
・『俳句年鑑 2024年版』(『俳句』、2024年1月号増刊)
→浅川芳直氏による「年代別2023年の収穫、40代」で、杉田を取り上げていただきました。
<木犀や話を聞くことも介護>、<マフラーの安心感を持ち歩く>
・「若竹」2024年3月号
→鈴木帰心氏による「十七音の森を歩く」で、<秋風や書き込みのある本を買ふ>を取り上げていただきました。
・「鷹」2024年4月号
→夕雨音瑞華氏による「俳壇の諸作」で、<ぐちやぐちやと咲いてゐるなり曼殊沙華>を取り上げていただきました。
・The Haiku Foundation Blog(May 11,2024)
→Haiku of the Day(by Lynne Jambor)で、<on the writing desk /wondering where to place /single plum flower>を取り上げていただきました。
・小川軽舟『名句水先案内』(角川書店、2024年)で、<学会の夜のホテルに泳ぎけり>を取り上げていただきました。
・『俳句年鑑 2025年版』(『俳句』、20254年1月号増刊)
→鴇田智哉氏による「年代別2024年の収穫、40代」で、杉田を取り上げていただきました。
<寂しさに寒さ加はるやうなとき>、<春星になる込み上げてくるものは>
・田島健一『平成の一句』(ふらんす堂、2025年)
→<母もまた仕事勤労感謝の日>を取り上げていただきました。
・俳句α編集部編『いきもの歳時記365日』(毎日新聞出版、2025年)
→<人間も山椒魚も愉快なり>を取り上げていただきました。
・前田霧人『新歳時記通信 歳時記篇』(コールサック社、2025年)
→例句として<相聞歌ばかり集めて夏終る>、<二次会は同僚の家星涼し>、<暖かやはじめましてと書き出して>、<人波に逆らひて行く暑さかな>、<爽やかや譲れぬものは譲れぬと>、<葉が揺れて葉影が揺れて風光る>、<沈黙ののち夕焼けに包まるる>を取り上げていただきました。
・「河北新報」2025.5.22
→ 詩歌コラム「秀句の泉」で、<自意識といふ紫陽花のごときもの>を取り上げていただきました。
・「風樹」2025年6月号
→ 苅田きく絵氏による「現代俳句月評」で、<火の粉散るたびの響動めきお松明>を取り上げていただきました。
・『俳句』別冊付録「季寄せを兼ねた俳句手帖」(随時更新)
→編集部による「俳句手帖」(年4回発行)の例句として、<インタビュー前にいただく氷水>、<あとがきに感謝の言葉秋澄めり>、
<人間も鳥も喜ぶ冬青空>、<別々のことして愉し置炬燵>、<おほかたの部屋は灯さず去年今年>、<潮騒の真つ直ぐ届くハンモック>、
<川底の石の輝く若葉かな>を取り上げていただきました。
短歌
・穂村弘『人魚猛獣説 スターバックスと私』かまくら春秋社、2009年
→<ラテを手に新幹線を待っている君は上りの我は下りの>を取り上げていただきました。
・『きょうの料理ビギナーズ』2012年2月号
→穂村弘氏による「真夜中の電子レンジ」で、<我もまた季節限定品と書いてあるチョコレートに手を伸ばす>を取り上げていただきました。
・『文學界』2013年1月号
→穂村弘氏による「も詩も詩」で、<「自然な笑顔の証明写真一枚を同封してください」と>を取り上げていただきました。
・『群像』2013年8月号
→穂村弘氏による「現代短歌ノート」で、<約束を残したまま終わっていくような別れがいいな、月光>を取り上げていただきました。
・「日本経済新聞」2014.4.13
→岡井隆氏による「今やろうとしていること」で、<太陽も月も出ている宵の空ならば許されそうな戯れ>を取り上げていただきました。
・穂村弘『僕の短歌ノート』講談社、2015年
→<約束を残したまま終わっていくような別れがいいな、月光>を取り上げていただきました。
・『きょうの料理ビギナーズ』2018年3月号
→穂村弘氏による「青汁解凍中」で、<手に棒を握っているということはもう食べちゃったアイスクリーム>を取り上げていただきました。
・東直子・穂村弘『しびれる短歌』筑摩書房、2019年
→<我もまた季節限定品と書いてあるチョコレートに手を伸ばす>を取り上げていただきました。
ありがとうございました。