この一連のドキュメントの目的としてはRaspberry Piで動かす。というところなので、Raspberry Piで問題なく動作するものに関してはポンポンと載せて行きますが、だからといって他の環境でも同じように動くとは限らないのです。
今回のもそう。Raspberry Piでは動作しました。
Windowsの場合はF2キーを押すことでウィンドウモードとフルスクリーンモードを行ったり来たりするそうです。
さて本題。
Raspberry Piに小さな液晶モニタがついていて、そこにインターフェイスを作り込む場合。
もう、ウィンドウである必要すらなくて、フルスクリーンで表示してほしかったりしますよね。
液晶ユニットのタッチで最悪クリック動作さえできればいい。 そうじゃありませんか?
ということで、フルスクリーンです。
今までのスクリプトに一行追加するだけでフルスクリーンとして動作します。
pygame.display.toggle_fullscreen()
これだけ。
pygame.init()の後の適当なところに入れましょう。
しかし、突然フルスクリーンになってもプログラミング中とかちょっと困ってしまいます。
止める手段が無いので‥(閉じるボタンもなくなるわけですから)
そこで、イベントに終了用のイベントを追加します。
if event.type == pygame.KEYUP: if event.key == 27: _running = False
内容としてはキーボードのキーが離されたタイミングで、キーコード27(エスケープキー)なら。終了。
利用している液晶画面の解像度に合わせてやれば、完璧なインターフェイスが作れますね!