ダイフルカン~女性器の濡れ薬・女性用バイアグラ・媚薬としての真相

ダイフルカンの本当の効果・作用

ファイザー社のダイフルカンは、もともとは、

性器カンジダ症と、それに伴い発症する膣炎の予防や、治療等、性病の治療の目的で研究・開発された薬で、

【抗真菌薬・こうしんきんやく】という、カビを殺す薬です。

それまでは、

性器カンジダ症の治療は、塗り薬が主体でしたが、

ダイフルカンの登場で、経口薬(飲み薬)による治療が可能になりました。

ダイフルカンの有効成分は、 

フルコナゾール(Fluconazole)という、抗菌物質です。

真菌細胞膜を構成する成分である、エルゴステロールの生合成を阻害することで抗菌効果が得られます。

その効果は、

女性器向けの感染症などの特定治療薬として、米国で唯一です。

しかし、一方では、

セックスの際に、女性を興奮させたり、いかせやすくしたり、アソコをびしょびしょにすることが出来る

濡れ薬としての噂が、広まっています。

ちなみに、この

ファイザー社というのは、かの有名な、

【バイアグラ】を開発したメーカーです。

バイアグラはED治療薬=つまり、立たない男性のための救世主として、爆発的な売り上げを記録しました。

勃起障害~英語でErectile Dysfunction と書き、頭文字をとってEDと呼ばれています。

ダイフルカンの評判は、大別すると、3つの表現を使いネット上に拡散しています。

実際のところ、そのキャッチフレーズは、正しいのでしょうか?

フルコナゾール~ジフルカン(ダイフルカン)とジェネリック医薬品

女性用バイアグラとしてのダイフルカン~本当?ウソ?

女性用バイアグラと呼ばれるようになった経緯には、2つのポイントがあります。

ひとつは、

製造メーカーがバイアグラと同じファイザー(Pfizer)社という点です。

ちなみに、ダイフルカンは、バイアグラよりも、先に発売されていました。

スタレーン(Stalene)という、ダイフルカンのジェネリックも、結構、有名ですね。

もうひとつは、

バイアグラは、男性の勃起力や勃起の持続時間を、若かりし頃のように戻してくれる薬ですが、

ダイフルカンが女性器に潤いを与える、つまり、ヴァギナ(膣・ちつ)を濡れさせてくれる作用があるため

男性の『立つ・起つ』と、女性の『濡れる』を、相対的にイメージしてのことです。

米国FDAに安全性を認可されている中で、女性のアソコを濡れさせる作用のある治療薬は、ダイフルカンのみとなります。

FDA=Food and Drug Administrationは、食品医薬品局(しょくひんいやくひんきょく)という、アメリカ合衆国の政府機関です。

アメリカでの、ダイフルカンの宣伝文句は、こんな感じです。

性器が潤うために性交痛でお悩みの方や、オーガズム不全の方にお勧めできます。

特に更年期前後の女性には、最適な製品と言えます。

これでセックスの前に、ローションやクリームを塗ったりする必要もありません。

自信にあふれ、魅力的で、充実したセックスが行えるようになります。

もちろん、カンジダ膣炎や性器の痒みの予防や治療にも効果があります。

女性の性器はとても繊細です。

膣内では、バクテリア、イースト菌、ホルモンやグリコーゲンなどが、適度な潤いを与えるために相互に働き合って、性器を清潔にしています。

ところが、何かの原因で膣内のPHバランスがくずれると、イースト菌(酵母菌)が異常発生することがあります。

それが、75%の女性が、一生のうちに一度はかかるといわれている膣内酵母菌感染です。

そうなると、性器のまわりのかゆみ、いたみ、さらには、いやなにおいやトイレ、セックスの時のヒリヒリするような感覚など女性にとって不愉快な気分に沈みます。

ダイフルカンは、そんな人には言えない悩みを簡単に解消する、世界で唯一の飲み薬です。

本当の女性用バイアグラはコレ

ファイザー社は、バイアグラとまったく同じ成分を使った、女性用の薬を発売しています。

まさしく、女性用バイアグラですね。

フィメールバイアグラ、ウーメラ、ラブグラ等、メーカーによって、色々な呼び方があります。

インターネット通販で買えるウーメラ(女性用バイアグラ)

有効成分は、シルデナフィル クエン酸塩(Sildenafil Citrate)または、クエン酸 シルデナフィルと呼ばれるものです。

クエン酸 シルデナフィル

クエン酸 シルデナフィルとは、大手製薬会社ファイザーが製造・販売する勃起不全つまり、ED治療薬では、知らない人のいない、かの有名な【バイアグラ】の主成分です。

バイアグラを製造しているファイザーの研究員によれば、50人の女性にバイアグラを処方したところ、被験者の大部分に効果が認められ、女性器が濡れやすくなり、性欲が増進し、オーガズムに達しやすくなったとの実験結果が得られたというのです。

つまり、クエン酸シルディナフィルは、女性性器の血行を改善し不感症を解消することにより、 女性 の性的満足を高めることが出来るのです。

濡れ薬(ぬれくすり)としてのダイフルカン~本当?うそ?

上記の通り、、セックスの際に、濡れにくくて、ローション等が欠かせなかった女性を、救うことになったのでしょうね。

ただし、濡れているからといって、「やりたくてしょうがなくなる」かどうかは、別の問題です。

もちろん、濡れていることで、ペニスを挿入した時の痛みも無く、スムーズな性行為が出来るので、絶頂に達する(イク)ことが、容易になることはあるでしょうね。

一日に1錠の服薬で、2~3日は、濡れやすくなるそうです。

媚薬としてのダイフルカン~本当?うそ?

アダルトビデオなら、アソコに媚薬を塗ったり、むりやりのませたりすると、はじめは嫌がっていた女性が、びしょびしょに濡らし、絶え間なくあえぎ声を出しまくり、ちょっと触っただけでも、ピクッピクッと感じまくり、イキまくり、潮を吹きまくり、なんてことになるのでしょうが、ダイフルカンにそうした作用は期待できません。

むしろ、ウーメラのほうが、このコピーにふさわしいのでしょうね。

ウーメラは正真正銘、女性用のバイアグラです。

何しろ、バイアグラと薬の成分が同じなのですから。

その成分とは、【クエン酸シルデナフィル】と、呼ばれます。

女性のためのバイアグラ=クエン酸シルディナフィル=ウーメラ(WOMERA)