『日本性感染症学会』の治療ガイドラインでは、
性器ヘルペスの治療薬として
アシクロビルとバラシクロビルの使用を推奨しています。
当然ですが、どこの病院やクリニックの性病科で診察しても、たいていは
アシクロビル(先発医薬品名:ゾビラックス)かバラシクロビル(先発医薬品名:バルトレックス)のどちらかが処方されます。
吸収率の違い
バラシクロビルは、アシクロビルの経口吸収性を改善したプロドラッグです。
バラシクロビルは消化管から吸収後、肝臓でアシクロビルに変換されます。
アシクロビルにL-バリンを結合させることで、消化管においてペプチドトランスポーターにより能動輸送されるようになり、吸収率が改善されました。
アシクロビルの経口吸収率⇒約20%
バラシクロビルの経口吸収率⇒約80%
難しいですか?
簡単にいえば、
アシクロビルよりも、バラシクロビルの方が、無駄なく効果的に薬が効きます
服薬回数の違い
そして、吸収率が改善されたため、 服薬の回数も少なくて済むのです。
アシクロビルの服薬回数⇒1日に4~5回
バラシクロビルの服薬回数⇒1日に2~3回
バラシクロビルの方が、アシクロビルよりも薬を飲む回数が少なくて済みます
アシクロビルもバラシクロビルも、医師の診察を受け、処方箋が必要な医療用医薬品です。
市販薬では、販売されていないので、町の薬局やドラッグストアでは買えませよ。
抗ウィルス薬等の性病の治療薬は、お医者さんの診察を受け、【処方箋:しょほうせん】を出してもらわないと、日本では手に入れることが出来ません。
でも、海外では、街中のドラッグストアや薬屋さんで買うことが出来ます。
そこで、あなたの代わりに薬を買ってきてくれるのが、『個人輸入代行』という、システムです。
もちろん、違法ではありませんよ。
バラシクロビルやアシクロビルやの購入方法は簡単です。
楽天やアマゾンで買い物をするのと、全く変わりません。
詳しくはこちらで確認してくださいね。
性器ヘルペスを治療する為の抗単純ウィルス薬(抗 HSV 薬)としては、
アシクロビル、バラシクロビル、ファンシクロビル、ビダラビン、イドクスウリジン、ガンシクロビル、ホスカルネット、シドフォビル、トリフルオロチミジン、ロブカビル、ペンシクロビルなどがあります。
抗単純ヘルペスウイルス薬(抗 HSV 薬)を使うと、
ウイルスの増殖を抑え、宿主(あなたです)の免疫力によって、一度は治癒(ちゆ)します。
でも、一度でも、体の中に入り込んだヘルペスウィルスを、完全に排除してくれる薬は、まだ、開発されていません。
それから、念のためですが、
ウィルスに【抗生物質】は、効きませんからね。
15箱=¥21,255(141.7円/錠)
10箱=¥15,440(154.4円/錠)
7箱=¥11,900(170円/錠)
5箱=¥9,130(182.6円/錠)
3箱=¥6,588(219.6円/錠)
2箱=¥5,232(261.6円/錠)
1箱=¥3,831(383.1円/錠)
内容量=10錠/箱
剤形=タブレット剤
有効成分: Valaciclovir(バラシクロビル)500mg
ブランド:GlaxoSmithKline (グラクソ・スミスクライン)
出荷国:シンガポール / 台湾
20箱=¥19,960(99.8円/錠)
15箱=¥15,750(105円/錠)
10箱=¥11,440(114.4円/錠)
5箱=¥7,025(140.5円/錠)
3箱=¥5,130(171円/錠)
2箱=¥4,180 (209円/錠)
1箱=¥3,151(315.1円/錠
内容量=10錠/箱
剤形=タブレット剤
有効成分: Valaciclovir(バラシクロビル)500mg
ブランド:Healing Pharma(ヒーリングファーマ)
出荷国:シンガポール / 台湾
3箱=¥31,305(347.8円/錠)
2箱=¥21,802(363.4円/錠)
1箱=¥12,009(400.3円/錠)
内容量=30錠/箱
剤形=フィルムコート錠
有効成分: Valaciclovir(バラシクロビル)1000mg
ブランド:Cipla (シプラ)
出荷国:シンガポール / 台湾
アシクロビルとゾビラックスジェネリック:200㎎&400㎎
【1箱25錠入り】
アシクロビルの先発医薬品です
1箱= 3,880円 (1錠単価=155円)
2箱= 7,209円 (1錠単価=144円)
成分:アシクロビル【Aciclovir】200mg
メーカー: GlaxoSmithKline(グラクソ・スミス・クライン)
【1箱50錠入り】
アシクロビルの先発医薬品です
1箱= 3,192円(1錠単価=63,8円)
2箱 =5,328円(1錠単価=53,2円)
3箱=7,546円 (1錠単価=50,3円)
成分:アシクロビル【Aciclovir】400mg
メーカー: GlaxoSmithKline(グラクソ・スミス・クライン)
【1箱70錠入り】
アシクロビルの先発医薬品です
1箱 9,878円 (1錠単価=141円)
成分:アシクロビル【Aciclovir】400mg
メーカー: GlaxoSmithKline(グラクソ・スミス・クライン)
アシクロビルとゾビラックスジェネリック:800mg&1000mg
ゾコビン(Zocovin)ジェネリックゾビラックス400mg
ゾビラックスのジェネリック医薬品です。
70錠入り= 3,921円(1錠単価=56円)
成分:アシクロビル【Aciclovir】400mg
メーカー:T.O.PHARMA Co. Ltd (タイ)
服薬方法:初感染時
アシクロビル(ゾビラックス)200mg=1日 x 5回 x 5~10日間服用
バラシクロビル(バルトレックス)500mg=1日 x 2回 x 5~10日間服用
服薬方法:再発時
アシクロビル200mg=1日 x 5回 x 3~5日間服用
バラシクロビル500mg=1日 x 2回 x 3~5日間服用
軟膏の使用方法:再発時・軽症の場合
病変が小さく、症状も極く軽い再発の場合は、ビタラビンやアシクロビル含有軟膏の塗布でも大丈夫です。
ビタラビン3%軟膏=1日に数回、5~10日塗布
アシクロビル5%軟膏=1日に数回、5~10日塗布
服薬用法・用量:発症抑制療法
発症抑制療法とは、1年間に6 回以上再発する患者に、行うことが推奨されている治療法です。
数カ月にわたって、毎日抗ウイルス薬を服用することで、ウイルスの複製を停止させ、発症を予防したり、遅れさせたり、再発回数を減らす効果があります。
アシクロビル400mg=1日 x 2回 x 1年間継続投与
バラシクロビル500mg=1日 x 1回 x 1年間継続投与
2006年9月から、健康保険で治療出来るようになっています。
発症抑制療法中に再発した場合は、
症状に応じて、
バラシクロビル250mgを1日2回
または、
バラシクロビル1000mgを1日1回
増量します。
HIV感染者(エイズ)には、成人では、バラシクロビル500mgを1日2回経口投与します。
免疫不全を伴う重症例の場合は、注射用アシクロビル5mg/kg/回を1日3回、7~14日間投与します。
アシクロビルは6年に渡り長期服用しても、副作用がほとんどないとされています
性器ヘルペスは、単純ヘルペスウイルス(HSV=Herpes Simplex Virus)が、体の中に入ることで、発病します。
初感染の時には、皮膚の裏側から、ちくちくと針で刺されたような痛みや、痒み(かゆみ)の後、
性器周辺の皮膚が赤く腫れて、水泡があちこちにでき、つぶれて潰瘍(かいよう)になり、皮膚のびらんへと発展します。
性器ヘルペスは、生命に関わる病気ではありませんが、一度感染するとウイルスが神経節の中に潜み続け、無症状の場合も含め、再発を何度も繰り返す状態が長期間続くことがあります。
通常、ウイルスは、性的な接触によって感染しますが、ヘルペスの症状がみられない場合でも感染する可能性があります。
HSV は、ヒトに感染すると、速やかに知覚神経を伝って上っていき、知覚神経節に潜伏します。
そして、心身の疲労、風邪などの発熱、女性では月経など、全身や局所の免疫機能が低下すると、再発します。
ですので、性器ヘルペスは、皮膚病ではなく、神経のウイルス感染症として対応するべきです。
つまり、治癒と再発を繰り返し、死ぬまでずっと、ヘルペスと付き合っていくことになるのです。
性器ヘルペスに感染すると、80パーセントの人が、1年以内に、再発をします。
特に、女性では、生理のたびに、再発する人も、珍しくありません。
ただし、再発しても、水泡等の症状が現れない人が、70%と言われています。
こうした、目に見える皮膚症状を見せない『再発』のことを、【ウイルスの無症候性排泄】と呼びます。
「もうヘルペスは治ったんだ」と、思ったり、「今は、症状が出ていないから」と、安心して、エッチをすると、セックスの相手に、性器ヘルペスが移ることになります。