アルダラクリームは、免疫調整剤と呼ばれるイミキモド(Imiquimod)を、有効成分としています。
アルダラクリームは、ヒトパピローマウィルス(HPV)が原因の尖圭コンジローマ、基底細胞がんと呼ばれる皮膚表層がん(悪性ではない)、皮膚が長年にわたり太陽光線によって損傷を受ける日光角化症など、異常な細胞が引き起こす症状を、免疫細胞の機能を高めることで封じ込め、イボ様の形状を消失させます。
尖圭コンジローマが性器付近にできた
皮膚表面の小さな癌を治したい
日光角化症を治したい
性器や肛門のイボを自分で治したい
抗生物質等の性病の治療薬は、お医者さんが出す【処方箋:しょほうせん】が無いと、日本では手に入れることが出来ません。
でも、海外では、街中のドラッグストアや薬屋さんで買うことが出来ます。
そこで、あなたの代わりに薬を買ってきてくれるのが、『個人輸入代行』という、システムです。
もちろん、違法ではありませんよ。
アルダラクリームやイミキモドのジェネリック軟膏の注文の仕方は簡単です。
楽天やアマゾンで買い物をするのと、全く変わりません。
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薬の個人輸入について / イミキモドの詳細データ / アルダラ<ベセルナ>クリームの使用説明書 / ジェネリック医薬品について
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アルダラクリームのジェネリックです
内容量:1箱3袋(1袋=250mg入り)
使用対象:男女兼用
成分:イミキモド(imiquimod)5%・250mg入り
1箱=3,306円(US$27.50)
2箱=4,869円(US$40.50)
4箱=7,754円(US$64.50)
8箱=14,487円(US$120.50)
メーカー:Glenmark Pharmaceuticals Ltd.
アルダラクリーム正規品です
内容量:1箱3袋(1袋=250mg入り)
使用対象:男女兼用
成分:イミキモド(imiquimod)5%・250mg入り
1箱=6,047円(US$50.30)
2箱=11,097円(US$92.30)
メーカー:3M Health Care社
アルダラクリーム正規品です
1箱=9800円
2箱=15800円(1箱あたり 7,900円)
3箱=21800円(1箱あたり 7,260円)
有効成分:Imiquimod:イミキモド5%
内容量:250mg X 12袋
メーカー:Meda
使用対象:男女兼用
アルダラクリームのジェネリックです
1箱 ⇒ 3,580円
3箱 ⇒ 6,280円(1箱あたり 2,093円)
5箱 ⇒ 8,680円(1箱あたり 1,736円)
成分:イミキモド(imiquimod)5%
内容量:1箱3袋(1袋=250mg入り)
使用対象:男女兼用
メーカー:Glenmark Pharmaceuticals Ltd.
尖圭コンジローマは性行為によって感染する、ヒトパミローマウイルスがひきおこす皮膚の異常です。
感染から数週間~8ヶ月ほどで発症し、性器や肛門付近に、乳頭のような尖ったイボを複数発症します。
放っておくと、イボの数が増え、大きくなっていきます。
稀に、入浴によってうつることもあります。
尖圭コンジローマ(コンジローム)の治療法
尖圭コンジローマを治すには、イボを取り除く治療が必要となります。
手術による切除やレーザーによる治療
軟膏(クリーム)の塗布による治療
アルダラクリーム及びアルダラジェネリックは
イボを発症する尖圭コンジローマに対して、有効成分である免疫調整剤イミキモドが作用します。
イミキモドは、皮膚の免疫細胞の 働きを促し、サイトカインというαインターフェロンを放出します。
このサイトカインが、尖圭コンジローマをはじめとする、異常な細胞の増殖を抑えます。
皮膚の免疫系を戻すことにより、皮膚の表面の異常を修復し、正常な状態にしてくれます。
また、良性皮膚がんや日光角化症などの 皮膚細胞等の異常も抑え、健やかな肌へと導きます。
クリーム状なので、手軽に気になる患部に塗布、治療することができます。
また、尖圭コンジローマは再発しやすいため、完治した後でも、最低3ヶ月 は経過を見る必要がありますが、再発して症状が現れたら、すぐに治療を再開できるという点でも、アルダラクリームはおすすめのお薬です。
尖圭コンジローマに感染した場合、パートナーも同様に感染している可能性が高いといえます。
検査を受け、症状があれば治療を受けましょう。
また、ウイルス は広い範囲で発症していることもあるため、コンドームを使用しても、尖圭コンジローマの感染を完全に予防できない場合もあります。
普段から検査を行うな ど、パートナーとコミュニケーションをとり、安全な性生活を送ることで、尖圭コンジローマを予防しましょう。
就寝前1日1回、週3日間使用します。(例えば、月曜、水曜、金曜など)
患部を洗って乾燥させ、清潔にします。
性器および肛門まわりのイボ(患部)に、クリームを薄く塗布し、その色が見えなくなるまで揉み込んでください。
肛門およびや膣内部にあるイボへのクリーム塗布は、行わないでください。
翌朝(6~10時間放置後)、石鹸と水でよく洗い流します。
その後、石鹸と水で洗い落としてください。
イボがきれいに消えて無くなるまで、続けてください(最大16週間まで)。
※使用頻度は1日1回、週3日を守ってください。
※最大試用期間は16週までですので、その期間は必ず守ってください。
※薬の使用にあたって、医師の指導を受けられることを推奨しています。
以下に該当する方は、アルダラクリームジェネリックの使用を控えてください。
イミキモドに対する過敏症状のある方
患部にほかの外用薬を使用している方
外用専用です。経口摂取はしないでください。
尖圭コンジローマの症状が見られても、膣の内部、肛門の内部に は使用しないでください。
塗り忘れたからと言って、2回分の量を塗り 込んだ利しないで下さい。
目、唇、鼻腔にクリームが触れないようにし、傷口や炎症部、健康な皮膚への使用もしないで下さい。
目、唇、鼻孔にクリームが入った場合、水でよく洗い、医師に相談してください。
使用前は、塗布部位および手をよく洗ってください。
また塗布後も、再び手を洗ってください。
クリーム塗布後、一定時間が経過するまでシャワーや入浴は、控えてください。
一定時間以上、クリームを患部に付着させたままにしないでください。
副作用
かゆみ、炎症、痛み、灼熱感、赤み、腫れ、また皮膚のびらん、ささくれ、剥落、硬化などが生じた場合は、直ぐに医師に相談してください。
商品別名(日本名)
ベセルナクリーム(持田)
成分:イミキモド(Imiquimod) 5%
イミキモドは、身体の防御機構を刺激する作用があり、皮膚の免疫細胞と結合し、サイトカインと呼ばれる天然の防御物質を放出させます。
このようなサイトカインはαインターフェロンと呼ばれ、他のサイトカインとともに免疫系において多くの機能を担っています。
免疫機能を賦活化して、細胞内のウィルス増殖を抑制することで、ウィルス感染に抵抗します。
悪性または異常な細胞の増殖も防ぎます。
組成・性状
成分・剤形:イミキモド・クリーム剤
成分・含量:1包(250mg)中 イミキモド 12.5mg
添加物:イソステアリン酸、ベンジルアルコール、セタノール、ステアリルアルコール、白色ワセリン、ポリソルベート60、モノステアリン酸ソルビタン、濃グリセリン、キサンタンガム、パラオキシ安息香酸メチル、パラオキシ安息香酸プロピル
色調・剤形:白色~微黄色・クリーム剤
薬効分類名:尖圭コンジローマ治療薬、日光角化症治療薬
貯法:凍結を避け、25℃以下で保存すること
注)注意-医師等の処方せんにより使用すること
禁忌(次の患者及び部位には使用しないこと)
1. 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
2. 尿道、腟内、子宮頸部、直腸及び肛門内
●尖圭コンジローマ(外性器又は肛門周囲に限る)
●日光角化症(顔面又は禿頭部に限る)
日光角化症
顔面又は禿頭部以外の日光角化症に対する有効性及び安全性は確立していない。
日光角化症への本剤の使用にあたっては、真皮内浸潤性の有棘細胞癌でないことを確認すること。視診、触診による鑑別が困難な場合には、組織学的検査を実施すること。
本剤の使用にあたっては、重度の炎症反応が局所にあらわれることがあるので次の点に十分注意すること。
尖圭コンジローマ(外性器又は肛門周囲に限る)
疣贅部位に適量を1日1回、週3回、就寝前に塗布する。
塗布後はそのままの状態を保ち、起床後に塗布した薬剤を石鹸を用い、水又は温水で洗い流す。
外性器又は肛門周囲の疣贅にのみ使用し、それ以外の部位の疣贅には使用しないこと。
本剤塗布後6~10時間を目安に必ず洗い流すこと。(塗布時間の延長により、重度の皮膚障害があらわれやすくなる。)
本剤の連日塗布を避け、例えば月・水・金、あるいは火・木・土の週3回塗布とすること。
本剤を疣贅に薄く塗り、クリームが見えなくなるまですり込むこと。
本剤の使用期間は原則として16週間までとすること。
日光角化症(顔面又は禿頭部に限る)
治療部位に適量を1日1回、週3回、就寝前に塗布する。塗布後はそのままの状態を保ち、起床後に塗布した薬剤を石鹸を用い、水又は温水で洗い流す。4週間塗布後、4週間休薬し、病変が消失した場合は終了とし、効果不十分の場合はさらに4週間塗布する。
塗布後約8時間を目安に必ず洗い流すこと。
連日塗布を避け、例えば月・水・金、あるいは火・木・土の週3回塗布とすること。
治療部位(25cm2までを目安)に最大1包塗り、クリームが見えなくなるまですり込むこと。
4週間休薬後に効果不十分のため4週間の追加塗布及び経過観察を行った後にも効果が認められない場合は、さらなる本剤の塗布は行わずに他の適切な治療に切り替えること。
【使用上の注意】
1. 重要な基本的注意
(1) 塗布部位及びその周辺に重度の紅斑、びらん、潰瘍、表皮剥離等があらわれることがあるので、本剤を過量に塗布しないこと。また、塗布部位を絆創膏やテープ等で密封しないこと。
(2) 局所における重度の炎症反応に先行あるいは並行し、悪寒、発熱、筋肉痛等を呈するインフルエンザ様症状があらわれることがある。このようなインフルエンザ様症状があらわれた場合には使用の中止を考慮すること。
(3) 慢性移植片対宿主病(慢性GVHD)あるいは自己免疫疾患患者等の皮膚の炎症を悪化させることがある。症状の悪化が認められた場合には使用の中止を考慮すること。
(4) 本剤以外の薬剤治療後あるいは外科的治療後等、炎症所見がある際は、完全に回復するまで本剤は使用しないこと。(炎症を悪化させるおそれがある。)
(5) 免疫抑制患者に使用した場合の有効性は確立していないので、免疫抑制患者に使用した場合、期待する効果が得られないおそれがある。
(6) 日光角化症患者において、本剤使用中に、塗布前に認められなかった潜在性の日光角化症病変が治療部位で顕在化することがある。
(7) 本剤の使用にあたっては、事前に患者に対して次の点を指導すること。
1) 塗布部位及びその周辺に重度の紅斑、びらん、潰瘍、表皮剥離等があらわれやすくなるため、定められた「用法・用量」を守ること。
2) 治療の過程で塗布部位及びその周辺に紅斑、びらん、表皮剥離及び浮腫等が高頻度にあらわれる。重度の紅斑、びらん、潰瘍、表皮剥離等があらわれた場合には石鹸を用い、水又は温水で洗い流して本剤を除去し、直ちに医師等に相談すること。
3) 局所における重度の炎症反応に先行あるいは並行し、悪寒、発熱、筋肉痛等を呈するインフルエンザ様症状があらわれることがある。このようなインフルエンザ様症状があらわれた場合には医師等に相談すること。
4) 塗布部位及びその周辺に色素沈着あるいは色素脱失があらわれることがあり、これらの変化が永続する場合があること。
5) 本剤塗布(付着)部位が光線に曝露されると光線過敏性反応が生じることがある。本剤の使用後に、手指に残った薬剤又は誤って治療部位以外に付着した薬剤は石鹸を用い、水又は温水で洗い流すこと。
尖圭コンジローマの場合
女性患者において、本剤を腟口及び尿道口付近に塗布した場合、尿道口及びその周辺に疼痛や浮腫を生じ、排尿困難となることがあるため、腟口及び尿道口付近に塗布する際は、疣贅部位にのみ塗布するよう注意すること。
仮性包茎等の男性患者の包皮内の疣贅を治療する場合、紅斑、びらん、表皮剥離及び浮腫等があらわれやすくなるため、毎日、包皮を反転させた上で包皮内を清潔に保つこと。
セックスパートナーへの本剤の付着により、皮膚障害等が生じる可能性があるため、本剤を塗布した状態での性行為は避けること。
日光角化症の場合
治療期間中は、休薬期間及び経過観察期間を含め、日焼けに対する感受性が増加している可能性があるため、塗布部位の光線への曝露を避けること。
日焼けした場合には、日焼けに伴う炎症等が消失するまで本剤を使用しないこと。
日光角化症は再発あるいは真皮内浸潤性の有棘細胞癌へ進展する可能性がある疾患であるため、本剤による治療終了後も、医師の診察を受けること。
持田製薬のベルセナクリームによるデータより
国内臨床試験
承認時の64例中、53例(82.8%)に副作用が認められている。
その主なものは
紅斑(54.7%)
びらん(34.4%)
表皮剥離(32.8%)
浮腫(17.2%)等の塗布部位の皮膚障害
疼痛(28.1%)等の塗布部位反応
製造販売後の使用成績調査において、2,468例中552例(22.4%)に副作用が認められている。
その主なものは紅斑(9.2%)、びらん(8.6%)、表皮剥離(0.8%)等の塗布部位の皮膚障害及び疼痛(2.2%)、刺激感(1.3%)、ソウ痒感(1.1%)等の塗布部位反応であった。
海外臨床試験
(273例)における主な副作用は、
紅斑(60.7%)
疼痛、ソウ痒感等の塗布部位反応(43.6%)
びらん(30.4%)
表皮剥離(22.6%)
浮腫(14.4%)等の塗布部位の皮膚障害
国内臨床試験
承認時に週3回本剤を使用した63例中、57例(90.5%)に副作用が認められている。
紅斑(68.3%)
痂皮(57.1%)
浮腫(46.0%)
落屑/乾燥(44.4%)
びらん/潰瘍(44.4%)
湿潤/滲出(39.7%)等の塗布部位の皮膚障害
ソウ痒感(27.0%)等の塗布部位反応
(1) 重大な副作用
1) 重篤な潰瘍、びらん、紅斑、浮腫、表皮剥離等の皮膚障害(頻度不明注))
塗布部位及びその周辺に重篤な皮膚障害があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には使用を中止し、適切な処置を行うこと。
2) 排尿困難(頻度不明注))
女性において腟口及び尿道口付近に塗布した場合、尿道口及びその周辺の疼痛及び浮腫等により排尿困難となることがあるので、このような症状があらわれた場合には使用を中止し、適切な処置を行うこと。
注)海外の市販後における自発報告による副作用である。
(2) その他の副作用
以下のような副作用があらわれた場合には、症状に応じて適切な処置を行うこと。
過敏症注)
5%未満:湿疹
皮膚(塗布部位)
5%以上:紅斑、びらん
5%未満:表皮剥離、落屑、乾燥、小水疱、亀裂、出血、硬結、丘疹、毛包炎、炎症、浮腫、湿潤、滲出、潰瘍、痂皮、異常感覚、不快感、疼痛、刺激感、ソウ痒感
頻度不明:灼熱感、圧痛、刺痛、過敏、色素沈着、色素脱失、発疹、ピリピリ感、ザ瘡、股部白癬、疣贅の淡色化、擦過傷、感染、瘢痕、腫脹、つっぱり感、温感
その他
5%未満:単純ヘルペス、頭痛、痔核の悪化、排便痛、アトピー性皮膚炎の悪化、リンパ節症、リンパ節炎、倦怠感、筋肉痛、悪心、下痢
頻度不明:めまい、発熱、関節痛、疲労、無力症、悪寒、食欲不振
注)このような症状があらわれた場合には投与を中止すること。
3. 妊婦・産婦・授乳婦等への投与
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用すること。
[妊娠中の使用に関する安全性は確立していない。また、動物実験(ラット)において20mg/kg/dayの経口投与により、母獣の摂餌量減少及び体重増加抑制による二次的な変化と考えられる胎児体重減少傾向及び骨化遅延が認められている。なお、動物実験(ラット、ウサギ)において催奇形作用は認められていない。]
4. 小児等への投与
低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない(使用経験がない)。
5. 過量投与
尖圭コンジローマ患者に対する海外の臨床試験において、塗布頻度の増加(連日塗布)により塗布部位の皮膚障害、塗布部位反応の頻度及び重症度が高くなり、また、塗布時間の延長(22~26時間塗布)により皮膚障害の重症度が高くなった。
手腕(国内未承認)の日光角化症患者に対する海外の臨床試験において、総曝露量の増加(1回2~6包で週5、週7回塗布)により、塗布部位の皮膚障害の頻度及び重症度が高くなった。
(参考:経口投与)
海外の経口投与での臨床試験において、イミキモド200mg(本剤16包に相当)投与後に発熱と嘔吐を伴う低血圧が認められたが、静脈輸液による水分補給によって回復した。
6. 適用上の注意
(1) 使用部位
1) 外性器又は肛門周囲以外の尖圭コンジローマに使用しないこと。
2) 顔面又は禿頭部以外の日光角化症に使用しないこと。
3) 眼、口唇及び鼻孔には付着させないこと。
4) 創傷面には使用しないこと。
(2) 使用時
使用直前に本剤を開封すること。なお、開封後の残薬は再使用せず廃棄すること。
(3) 使用後
本剤を治療部位に塗布した後、治療部位以外への付着を避けるため、石鹸を用い水又は温水でよく手指を洗うこと。
(4) 薬剤交付時
誤用(内服等)防止のため、薬剤の保管に十分注意させること。特に、小児の手の届かないところに保管させること。
(5) その他
本剤の基剤として使用されている油脂性成分は、コンドーム等の避妊用ラテックスゴム製品の品質を劣化・破損する可能性があるため、これらとの接触を避けさせること。
7. その他の注意
(1) 海外で実施された小児(2~12歳)の広範囲(体表面積の10%以上)に及ぶ伝染性軟属腫(国内未承認)を対象とした臨床試験において、白血球数減少及び好中球数減少が報告されている。
(2) 経皮投与によるマウス24ヵ月がん原性試験において、雄マウスに高用量を投与したとき、いずれも自然発生頻度の範囲内ではあったものの、肝細胞腺腫の増加及び肝細胞腺癌の増加傾向が認められた。
【薬物動態】
吸 収
1. 健康成人
健康成人の背部に本剤(イミキモドとして約12mg)を1日1回20時間、7日間反復塗布*した。20名中5名で血清中に未変化体が検出された(52~99pg/mL)が、他の15名では定量下限未満(<50pg/mL)であった1)。
*:上記の用法・用量は本剤の承認された用法・用量と異なる。(「用法・用量」の項及び「用法・用量に関連する使用上の注意」の項参照)
2. 尖圭コンジローマ患者
外性器又は肛門周囲に疣贅を有する尖圭コンジローマ患者9名の疣贅部位に、本剤の適量を1日1回6~10時間、週3回、最大16週間塗布したとき、4名で血清中に未変化体が検出された(77~344pg/mL)が、他の5名では定量下限未満(<50pg/mL)であった2)。
3. 日光角化症患者(外国人でのデータ)
日光角化症患者の病変部位に本剤を、1日1回、約8時間、週3回、16週間塗布*したとき、各塗布群における最終塗布時の血清中未変化体の薬物動態パラメータは以下のとおりであった。また、各塗布群における最終塗布時の尿中への未変化体及び代謝物の合計排泄率(平均値±標準偏差)は、それぞれ、0.18±0.13%、0.24±0.17%及び0.12±0.11%であった3)。
*:上記の用法・用量は本剤の承認された用法・用量と異なる。(「用法・用量」の項及び「用法・用量に関連する使用上の注意」の項参照)
<日光角化症患者における最終塗布時の未変化体の血清中薬物動態パラメータ>
塗布量(mg/回) Cmax(pg/mL) AUC0-t(pg・hr/mL)
顔面群 12.5 120±63(21例) 2,060±1,700(19例)
禿頭部群 25 214±97(7例) 4,890±4,410(8例)
手/前腕群 75 3,530±6,520(17例) 55,400±76,000(17例)
平均値±標準偏差
【臨床成績】
●尖圭コンジローマ
外性器又は肛門周囲に疣贅を有する尖圭コンジローマ患者を対象とした基剤塗布群を含む二重盲検用量反応試験において、有意な用量反応性が認められた(p=0.0050)。そのときの5%クリーム群(本剤)の疣贅完全消失率は63.6%(35/55)であり、基剤群の34.0%(18/53)に比し有意に高かった(p=0.0022)4)。
●日光角化症
日光角化症患者を対象とした二重盲検比較試験において、主要評価項目である経過観察終了時(8週時)の塗布部位における日光角化症病変の完全消失率は以下のとおりであり、基剤群、週2回群、週3回群間に有意な用量反応性が認められた。また、週3回群及び週2回群の完全消失率は基剤群に比べて有意に高く、週3回群の完全消失率は週2回群に比べて有意に高かった5)。
<日光角化症病変の完全消失率>
基剤群(59例) 週2回群(62例) 週3回群(63例)
完全消失例数 10 23 36
完全消失率 16.9% 37.1% 57.1%
傾向性の検定 p<0.001
対比較 - v.s.基剤群p=0.015 v.s.基剤群p<0.001
v.s.週2回群p=0.032