イトラコナゾール

イトラコナゾール(Itraconazole)

イトラコナゾールは、トリアゾール系の抗真菌薬です。

イトラコナゾールは、体の中のカビ(真菌)が増えるのを抑え、感染を治療する薬です。

真菌の細胞膜の主要構成脂質であるエルゴステロールの生合成を阻害することで、真菌の増殖を抑え、真菌性髄膜炎、呼吸器真菌症、消化管真菌症などの内臓真菌症や、ブラストミセス症、白癬、カンジダに効果を発揮します。

また、マラセチア菌にも効果を発揮するので、毛皮炎(身体ニキビ)や、犬・猫の外耳炎及び皮膚糸状菌とか、猫のクリプトコッカス症、の治療にも使われます。

インターネット通販で買えるイトラコナゾール

イトラコナゾール100mg15カプセル

イトラスポール(Itoraspor) 100mg

イトラコナゾールのジェネリック薬です。

ジェネリックとは

国際書留郵便【香港発送】約5~10日   

1箱=5,100円($42.60)    

2箱=8,919円($74.50)

内容量:1箱28錠

成分:イトラコナゾール(Itraconazole 100mg)

メーカー:Janssen

 

イトラコナゾール100mg

15カプセル

(ペット用ですが中身は変わりません)

1箱=¥4,398        

2箱=¥8,400        

3箱=¥12,300        

10箱=¥35,000

ペットの薬は専門店で:ペットくすり

特徴

抗真菌活性と幅広い抗真菌スペクトルを特徴とし、白癬菌やカンジダをふくめ さまざまな真菌に殺菌的に作用します。

爪白癬など塗り薬で治りにくい表在性皮膚真菌症をはじめ、呼吸器真菌症、消化器真菌症、尿路真菌症など内臓真菌症に対しても広く適用可能です。

トリアゾール系抗真菌成分のトリアゾールは、白癬菌、カンジダ属、アスペルギルス属などの幅広い真菌に対して有効な抗真菌スペクトルの広い薬剤です。

適応症

薬理

真菌の細胞で人と違うところは、エルゴステロールを主成分とする植物性細胞膜をもっている点です。

この薬は、そのエルゴステロールの生合成を阻害し、真菌の発育を抑制または阻止することにより、殺菌的に抗真菌作用を発揮します。

適応菌種

用法・容量

食直後に服用してください。

内臓真菌症(深在性真菌症)

通常、成人にはイトラコナゾールとして100~200mg(1~2錠)を1日1回食直後に経口投与します。

なお、年齢、症状により適宜増減します。

ただし、イトラコナゾール注射剤からの切り替えの場合、1回200mg(2錠)を1日2回(1日用量400mg(4錠))食直後に経口投与します。

深在性皮膚真菌症

通常、成人にはイトラコナゾールとして100~200mg(1~2錠)を1日1回食直後に経口投与します。

なお、年齢、症状により適宜増減します。ただし、1日最高用量は200mg(2錠)とします。

表在性皮膚真菌症(爪白癬以外)

通常、成人にはイトラコナゾールとして50~100mg(0.5~1錠)を1日1回食直後に経口投与します。

ただし、爪カンジダ症及びカンジダ性爪囲爪炎に対しては、100mg(1錠)を1日1回食直後に経口投与します。

なお、年齢、症状により適宜増減します。ただし、1日最高用量は200mg(2錠)とします。

爪白癬(パルス療法)

通常、成人にはイトラコナゾールとして1回200mg(2錠)を1日2回(1日量400mg(4錠))食直後に1週間経口投与し、その後3週間休薬します。

これを1サイクルとし、3サイクル繰り返す。なお、必要に応じ適宜減量します。

注意事項

飲み忘れに気付いた際は、思い出したときすぐに服用してください。

ただし、次の服用時間が近いときは忘れた分は服用しないでください。

※2回分を一度に服用しないこと。

妊娠中・妊娠の可能性のある方は、本剤を服用しないでください。

睡眠薬、片頭痛治療薬、抗精神病薬、抗不整脈薬、降圧薬、高脂血症治療薬、子宮収縮薬、抗血栓薬、肺動脈高血圧症、勃起不全治療薬をお飲みの方は、本剤を服用しないでください。

本剤は、酸性の飲料と一緒に服用しないでください。

禁忌

以下の方は本剤を服用しないでください。

ピモジド、キニジン、ベプリジル、トリアゾラム、シンバスタチン、アゼルニジピン、ニソルジピン、エルゴタミン、ジヒドロエルゴタミン、エルゴメトリン、メチルエルゴメトリン、バルデナフィル、エプレレノン、ブロナンセリン、シルデナフィル(レバチオ)、タダラフィル(アドシルカ)、アスナプレビル、バニプレビル、スボレキサント、アリスキレン、ダビガトラン、リバーロキサバン、リオシグアトを投与中の方

肝臓又は腎臓に障害のある方で、コルヒチンを投与中の方

本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある方

重篤な肝疾患の現症、既往歴のある方

妊婦又は妊娠している可能性のある婦人

副作用

腹痛、嘔気、便秘、下痢、嘔吐、消化不良、食欲不振、鼓腸放屁、肝機能異常、AST(GOT)増加、ALT(GPT)増加、LDH増加、γ-GTP増加、Al-P増加、発疹、そう痒症、倦怠感、BUNの上昇、好酸球増多、白血球減少、血小板減少、浮腫、トリグリセライドの上昇

うっ血性心不全、肺水腫、肝障害、胆汁うっ滞、黄疸、中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、急性汎発性発疹性膿疱症、剥脱性皮膚炎、多形紅斑、ショック、アナフィラキシー、間質性肺炎などの症状が現れる場合があります。

その他、なにか異変を感じた際は速やかに医師の診察をお受けください。

商品別名(日本名:2016年3月時点)