耐性菌を作らない服薬の仕方
耐性菌を作らない抗生物質の服薬方法とは
耐性菌を作らない抗生物質の服薬方法とは
処方された抗生物質の量や種類を勝手に増やしたり、減らしたりしない
性病の治療で大切なことは、耐性菌が出来る前に、目的の菌を一気に殺すことです。
薬の量や種類を自己判断で減らすと、菌が中途半端に生き残ってしまうため、耐性菌が出来やすくなります。
病院に行かないで、残っていた抗生物質を、適当に服薬しない
性病の種類によって、有効な抗生物質は異なります。
仮に、前回と同じ性病だとしても、原因菌の薬剤感受性が違う可能性があり、以前使った薬が、効果があるとは限りません。
また、症状は同じに思えても、ウイルスや他の原因による病気の可能性もあります。
副作用などで抗生物質の服用を中止したい場合は、必ず医師に相談してください。
決められた服薬の時間や回数を守ること
それぞれの抗生物質によって、薬の効果の持続時間は違います。
服薬の時間や回数にはそれなりの理由があるのです。
数回飲んで症状が消えたり、軽くなったからと、途中で止めたりしない
症状が無くなったことと、性病が治ったこととは同じではありません。
まだ、あなたの体の中には、原因菌が潜伏しているかもしれないのです。
いつまた、感染症状が再発するかもしれません。
完全に菌が消滅する前に、薬をやめることは、耐性菌を作る行為です。
抗生物質は指示通りに、最後まで飲みきりましょう。
性病が本当に治ったかどうかは、検査をしないと、絶対にわかりません。
病院に行くことが出来ないなら、これしかありません。
薬を飲み忘れたときには、出来るだけ早く、忘れた分を服用すること
次の服薬まで時間がない時は、忘れた分を服用した後、6時間程度待ってから、通常の分を服用してください。