Zで奥多摩、そして・・・・ 2016年 4月10日(日)
今日はZで奥多摩に行ってきました。
行きは青梅方面から行ったのですが、そこそこ車が居たので、帰りは奥多摩周遊道路。
えらく調子よくて、前にも車は居ないしそこそこ元気よく走れました♪
月夜見駐車場過ぎた辺りでカランコロンと何かが脱落する音が・・・・エキゾーストフランジのボルトかなぁ・・・
ま、大丈夫だろうと走っていると何やら音が。とりあえず止まってロッカーアーム周り点検。問題なし。
走りながら音が出る状況を確認すると、駆動系からガラガラ音が出ている様です。
とりあえず、おとなしく駆動をなるべくかけないよう帰宅。
帰宅後、まずエンジンオイル抜いてみました。抜いたオイルには金属の粉など入っておらず、一安心。
じゃクラッチかな?とばらすも、フェーシングが割れるなど大きな問題は有りませんでしたが、
板ばねにクラックが。でもこれでガラガラは音はしないでしょう。
でもって、クラッチアウターを揺すってみると・・・・
どうもテンショナがお亡くなりになっている様です。
じゃ、早速ばらすか。しかし、クラッチアウターを留めているM6が抜けません。タガネで叩いても外れず。
ううむ、車載状態では無理ですね。エンジン下ろすことにします。
エンジン下ろし段取り 2016年 4月15日(金)
今日の午後、車いじりの時間が出来たので、Zのエンジン下ろし段取り。
その前に、クラッチの板バネが異音の原因でないことの確認するために、エンジンオイル入れて
エンジン始動・・・・やっぱり音がします・・・・中ですね。
新品オイルはフラッシングオイルだと思って抜きます・・・・うむむぅ
オイルクーラー、ケーブル類、エキゾーストetc取り外し。
あとは足回り外してサブフレームから取り外しです。
Zの修理 2016年 4月24日(日)
PMはZのエンジン下ろし。
サクサク
取れなかったネジは前回タガネで叩いた反対側から叩いて外れました。
さて、サイドカバーを外すと・・・・出てきました、破壊されたプライマリーテンショナー!!
見事のバラバラです。
部品…探すとジャンク品が出てきました。ちなみにCB750用ではチェーンが当たる幅が違いますね。
テンショナーのゴムのカスが有るので、オイルポンプ回り外してゆきます。
なんとなくメインシャフトを捻ってみると・・・・をぅプライマリーシャフトが上下に動くでは
ないですか!!
経験上、これはシャフトが削れてクリアランスが大きくなってるんですよね・・・
開腹決定。
代替ボルト 2016年 5月 6日(金)
先日タガネで壊して緩めたZのクラッチアウター取付けボルト90032-551-010はM6×40の
フランジボルトで強度9。ホンダには在庫有りません。
もしかしたら同等品が有るのかもと、ネジ屋さんの「内田ボールト」さんに行って相談です。
ところが、強度9以上のM6フランジで長さ40mmは普通には無いそうです。
そこで購入したのは高度10.9のボルトとその強度用のワッシャ。
Z御開帳 2016年 5月 7日(土)
サクサクエンジン摘出、御開帳。
ミションのシャフトは案の定痩せています。
以前こんな状態だったシャフフトをメッキ補修したシャフトにベアリング入れると…良い感じ。
さて、このシャフトにギヤ類を移植…あっ補修したシャフトにベアリングが入っていませんでした。
というわけでベアリング入手圧入が必要で、今日は完成しませんね。
クランクケースのオイル穴の追加加工。このベアリングにはオイル穴が開いていますが、
クランクケース側には開いて居ません。ここを目指して切子が中に入らないよう注意して穴あけ。
更にオイル受け加工。
GSのケースにはオイル穴開いていたんですかねぇ。たしか部品番号違ってたし…
後、ストックのパーツからその他交換したい部品を発掘。
ドリブンスプロケット…大分すり減ってるので交換。
クラッチの板バネ
仮組して本日終了!
連休最終日に部品発掘 2016年 5月 8日(日)
カイズさんからウエットブラスト完了との電話。取りに行きました。
綺麗に成って帰ってきましたよ!
さて、ミッションのベアリング発注せねばと部品番号検索してみました。
91003-601-000 代替 91004-PA9-003 …ご相談パーツ!
91001-601-000 …ご相談パーツ!!
あれ、さらに代替探さねばと色々検索したところ、CB750のベアリング91003-259-000(91003-KY2-003)
が同じ6305でリング用の溝付きで使えそうです。発注しようかと考えていたら…あれ?家に在庫有るかも…
と、家内捜索したら出てきました♪なんだ、昨日気が付いていたら続きの作業出来てましたね。
無い物は思案するしかない 2016年 5月15日(日)
ミッションのベアリング圧入します。しかーーしプレスなんて持っていないので考えました。
幸か不幸か我が家の敷地が狭いため、塀と家の基礎が近いです。ミッションのベアリングに
ウマの上部をあてがい、ジャッキでグリグリ!!
見事に入りました♪
さて、ベアリングは圧入したんですが、ベアリングと一緒に圧入されているディスタンスカラーも移植が必要です。
23215-601-960・・・・当然部品は出ません。
外そうと考えましたが、ベアリング毎になり、そうするとベアリングにスラスト方向に圧力が掛かり
再使用できなくなり、また探さなくては成りません。
でも、6305ベアリングの内輪のカラーなら同じような物が有りそうです。
でもって、しばしネット検索・・・・はい、やっぱりありました外径が2mmほど小さいですが、
ギヤのスラスト方向に位置決めのためのカラーなので問題ないと判断し入手。
重ねて入れてみると、内径は圧入ではないので、するっと入ります。
左が今回のカラー、右が古い物です。
これで、ミッション関係はどうにか出来そうです♪
組み込み準備 2016年 5月28日(土)
梅雨前に決着させたく組み込み準備します。
まずは外した部品の洗浄とチェック。
あっ、オイルシールがお亡くなりに成っていますわ。
N600のカバーにN360のローター改なので社外品のオイルシール…在庫有りで交換。
あれ?プーリーのピンが見当たりません。紛失したようです。
うむむ、たぶん発注しても無いんだろうなぁ。という事で作ります。
汎用のピン入手。旋盤なんて無いので、電気ドリルでくわえてベルトサンダーで仕上げ。
セルも線が切れて端子でごまかしていたのを程度にいいのに交換。
右が端子でごまかした方です。
最後にクラッチの板バネ交換。クラッチスプリング留めてるネジはプラスネジから六角穴付きにしてます。
さて、プライマリーチェーンテンショナーどうしましょうか・・・・
梅雨入り前に 2016年 5月29日(日)
梅雨入り前にZのエンジンを治そうと思って作業始めますが、なんだかんだで、開始がほぼお昼からに成ってしまいました。
暑くて気がふれました…
さくさく摘出して先日開けたオイルホールの上にミッション組んでロアーケース収めます。
5速のカバー用の40mmノックピンを曲げてしまったのですが、純正部品が出る訳もなく。
20mmのノックピン二本で代用。
今日は此処まで。再びエンジン仮搭載して撤収。
梅雨入りに間に合うのか?
Zエンジン搭載 2016年 6月12日(日)
11日土曜日。梅雨の合間の晴れです。
Zの作業を進めます。まずはエンジン仮搭載からエンジン摘出。
もしかしたら手持ちの18Tスプロケットだとノーマルのチェーン駒数で行けるのでは?の検証。
はい、ダメです。
じゃ19Tに戻してテンショナーは以前根元を切れ目を入れて再溶接した物とTN360ローラーです。
フルバンプしてもローラーがケースに当たることは有りません。
テンショナーが押してる時も問題が無さそうです。
ローラーを留めているネジにワイヤリングして回り止めしてここは終了。
クラッチ実装して、右サイドのフライホイール、セル、発電機実装。
この後、電動ファンなど実装して、車載完了。
やっと台車移動からタイヤで押し引き出来るようになりましたわ。
暑くてヘロヘロに成りましたぁ・・・・