2009/09/26 sodegaura forest raceway

2009/09/26

袖ヶ浦フォレストスピードウエイ走行会

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新しいサーキットが千葉県の袖ヶ浦に出来、そこでG-maoさん主催の走行会開催のアナウンスがありました。今回はナンバー付きの車両で、360ccの軽自動車も参加するとの事でしたので参加する事にしました。

事前の準備としては、速い車との混走となるので、後ろが良く見える様にほとんど後ろが見えなかったセブリングミラーをワイドミラー化、オイル交換、タイヤローテーションのみです。

さらに今回は移動距離が85kmと近いこともあり、Zで自走してサーキット走行することにしました。しかし出発から帰宅までの信頼度も求められます。

06:00

当日は5時起きで、朝食は朝Macですまして出発です。

家から16号→保土ヶ谷BP→首都高ですが、首都高の入り口のETCゲートが開きません!久しぶりにETCを通るのですが、悪い勘がしたので一番左のゲートを通りました。これが幸いしました。後ろも詰まってしまったので、ゲートを押し開けすぐの左に止めることができました。右のゲートでは車を止めることが出来ませんでしたから・・・・

直に職員がやってきたので「ゲートが開かなかった」と説明し、ETCカードを渡します。職員が帰ってきて、「ゲート側が認識しなかった様ですねぇ。とりあえず手動でETC割引通過にしておきました」との事・・・・思い当たる節が有ります。ZのETCセットはタッパーのケースに入れ、006P電池で駆動していますが、作って以来電池を交換していません。職員には「おかしいなぁ」等とごまかし、お詫びしてこの場を去ります。

さて、この後アクアラインを通過しますが、ETC割引が無いと料金が高くなります。SAで電池を仕入れる事にして、大黒Pの売店に行きますが006Pは扱っておらず。仕方が無い、普通の料金でアクアラインを通るかと覚悟してアクアラインに入りますが、良く考えてみると、ゲートは千葉側で途中に海ほたるPが有るではないですか。ここにはコンビにも入っていて電池がある可能性も高いです。

幸いにもパーキングは空いていて、コンビニに飛び込むと・・・・有りました!006P電池。これを装着し、無事千葉側のゲートを通過。よかったぁ。しかしこれが今日一日、前途多難の前振りだったとは気が付かず。

08:00

アクアラインを通過して首都圏中連絡自動車道なる道を直進し、木更津東ICを降ります。その後R410、R409を通って袖ヶ浦フォレストスピードウエイ入り口です。砂利道の先に綺麗なトンネルが見えてきます。これがパドックの入り口です。出来たばかりの綺麗なサーキットに到着しました。

先に蕎麦屋Life、インジェクションZが到着していました。彼らと準備を開始します。G-maoのAさんも到着しました。

受付が始まり、我々360ccは一番遅いCグループとの事でしたが、ポルシェは居ないもののケータハム7やスープラ等居るではないですか。これは恐ろしい。等とパドックを見るとプロジェクトワンのおぬまさんが居るではないですか。今回はインテグラーレで走るとの事ですが、これも同じCグループではないですか。くわばらくわばら。

さらにパドックを見ているとこんな車たちも。ベントレー以外は別のクラスらしいです。

9:00

ドライバーズブリーフィングでサーキット側の説明がありますが、舗装が普通の舗装であまりグリップしなく、さらにコーナーにカントも少ないとの事。また埃も乗っているそうなので、走りはじめには注意が必要ですね。参加者の顔ぶれを見ると大人の方が多いようです。これなら遅い車も上手く避けてくれるでしょう。

11:00

走行時間がやってきました。ピットに並びますが、早い車たちに遠慮し、後部に並んでおきます。走行が開始され、コースインします。一様コース図やサーキット走行のビデオを見て有りますが、手探り状態です。

1コーナーに入りますが思ったよりきついコーナーで、おっとっとはみ出しちゃうとアクセルを緩めるとタイヤも温まっていないこともあり、お尻がズルッと・・・気をつけなければ。

次の右コーナーを抜け、さらに右コーナーです。ここがコース図では判らなかったのですが、下りコーナーで思ったよりスピードが乗り、さらにその先の右コーナーアプローチのブレーキングが非常に難しいです。

この右・右の複合コーナーを抜けると登り坂で、丘を越えながら下りながら左へRがきつくなってゆきます。次に左コーナー、右ヘアピンを抜け、登りのまた右へRがきつくなる最終コーナーを抜けホームストレッチです。・・・・・・・・僕の嫌いなRがきつくなるコーナーが3つもある難しいコースです。

11:10

1周目の最終コーナー付近では既に速い車にラップされ、後ろを気にしながら走ることと成ります。後方の左右に2台で迫られるとる避けることも出来ず、さらに気にしているとブレーキングタイミングがずれ、コーナーでよろよろに成ってしまいます。しかしエンジンも調子良く、やはりサーキットは楽しいと思っていると・・・・・チャージのワーニングランプが点くではないですか。またオルタネータのステーに違いありません。今回は自走して帰るので無理は出来ないと、4周目にはピットイン。すかさずボンネットを開けてチェックすると・・・・・・・・オルタネータを止めているボルトが脱落しています。残念ながら午前の走行はこれまでとリタイヤ決定です。

12:00

パドックに戻って修理する材料を工具箱から探してみると・・・・ちょうど良いボルトと一緒に飛んで行ったカラーもワッシャーを重ねる事で、修理完了!!持ってて良かった。

ちょうどお昼となり、パドックのアスファルトの上で車座になり談笑しながら配給された弁当を取ります。ちなみにこのサーキットにはレストハウスは無く、ドリンクの自動販売機が一機あるだけですので、行かれる方は注意が必要です。(コンビにも遠いです)

この談笑の中で、地元のEAエンジンサービスさんからサーキットの状況をお聞きする事が出来ました。なんでも地元から騒音を抑えるよう要請が有ったようで、音量規制が厳しいそうです。それで今回の走行会もナンバー付き限定と成っているようです。さらに午前中の走行で音が大きかった車両は午後走れなく成っていました。

そんな中、見学に来ていた珍しい車を発見。初めて実車を見ました。962CRです。

Cカーそのものですねえ。後ろ見えるのかしらん???

14:00

午後の走行会の時間に成りました。今回も最後尾近くにピットに並んで待ちますが、前のグループで誰かがオイルを撒いたようで処理に時間が掛かっているようです。オーバーヒートしないようにエンジンを止めて待つことに。

14:20

ようやっと処理が終わったようで、エンジンを再始動します。前方のG-maoのAさんはオーバーヒートしたのか再始動後エンジンがふけない様です。 スタートしましたが、インジェクションZはコースイン後、直に路肩へ。トラブルのようです。

午前の走行で覚えたコースとラインで走りますが、コース上にはオイル処理した石灰が撒かれ、その上を走らないようにすると良いラインが取れません。

14:30

丘を越える左コーナーに黒いラインが続いています。嫌な感じがするので踏まずに走っているとその先でRX7がスピンしています。さらにその黒いラインの先にアルテッツァが止まっており、彼がオイルを撒いたようです。

次のコーナーポストでは赤旗が振られ、中断です。1周回ってピットイン。

またオイル処理が始まりますが時間が掛かるようで、処理しているうちに走行時間が無くなると判断しピットからパドックへ車を移動すると、時間を延長して走れるとの事であわててピットへ戻します。

14:50

再スタートが始まりました。しかし、4周ほど周り、下り右右の複合コーナーの立ち上がりでエンジンがふけなくなります。丘を越えパドック裏側のエスケープゾーンに車を止め走行終了。

車を降り、コースサイドで他の車の走りを眺めながら、さて自走して帰る事が出来るか、故障原因はアイドリングはしていたのでキャブかなぁ等と検討を始めます。

15:20

走行も終了し、エスケープゾーンから直接パドックへ押して入れてもらいました。

まず確認したのはニードルのEリングが脱落していないか確認。これは大丈夫。次に先日外れたポイントのコンデンサーを確認しようとポイントカバーを外すと・・・・・あれ?ネジは付いているけど、コンデンサーがぷらぷらしています。

コンデンサの取り付け穴から裂けて外れてしまったのが原因でした。とりあえず大きめのワッシャーで留めなおしてエンジンを再始動すると、うそのように良く回ります。

これでまた自走して帰れるぞ!!

ちなみに午前中は4ラップ出来、ベストタイムは1'51"877。午後は8ラップ出来て、ベストは1'46"366でした。もう少し走りこみたかったですねぇ。トラブルではしょうがありません。

16:30

サーキットを後にします。途中でガソリンを補給したいのですが・・・・・ICに着くまで無かったので、通り過ぎてやっと見つけて補給。再びアクアラインを通って帰ります。

翌日

今回壊れたところの手当てをしておきます。

コンデンサは部品取りから中古コンデンサを移植。

オルタネータ固定ボルトはボルトに穴を開け、ワイヤーロック!!

これでサーキットでの信頼性評価完了。おいおい。

最後に、今回誘っていただいたG-maoさん、遊んでいただいた360の皆さん、さらに遅い車を避けてくださった皆さん。ありがとうございました。