MB frame CB125
MB frame CB125
MB8のフレームをずっと前に入手しました。MBを作り上げる為ではなく素材として。。。。。
MBデビュー当時より4stのエンジンを載せて欲しいと思っていましたのを実現化します。
CB50のエンジンと比較してみます。エンジンが小さいですねぇ。またエンジンのヘッド側にマウントがないため搭載が難しそうです。
CBX125のエンジンと比較します。エンジンが大きいですねぇ。ヘッドは大きくフレームにはいりません。
最後にCB125/90のエンジンと比較します。大きさはちょうど良いです。また。ヘッド上部にマウントがあって都合が良いですね。
エンジン後ろ下部のマウントはフレーム側が1mm程幅が狭いですが、叩いて広げるとすんなり入りました。ここを各部の位置出しの基準と出来そうです。
なんて事をしてから月日は経ち・・・・・FSWでのLOCCを見学にゆくとMB5のレーサーが居ました。また。友人がMB5改8をレストア。。。刺激されました。
また、SDRにセローエンジンを載せてるひゅさしさんともお知り合いになり。。。。。。。
久しぶりに引っ張り出してRS125Rのタンク、シートを合わせてみます。
タンクは底がフレームに干渉しますね。で、底を切開してみます。(塗装は剥離途中)
さて、以前からスイングアームはRS125Rのアルミ製のリンク部分を切り取った物を使うつもりで用意はしていました。
しかしRS125Rのスイングアームはフレーム側にベアリングが仕込まれており、ブッシュなどを入れるのが難しいのでした。
うんうん悩んでいたのですが、フレーム側に市販のベアリングホルダーを仕込むことに決定。
スイングアームピボット位置も下にずらす必要があったのでフレーム側をグリグリホルソーで穴を開けます。
そこにベアリングホルダーを仕込むと・・・・・良い感じですねぁ。
スイングアームのシャフト穴は径がφ17でシャフトは何かのアクスルシャフトでφ15・・・・外径φ17肉厚1mmのパイプを押し込みます。
ついでにタンク、シートものせて、さらに鉄フレームRS125のフロント一式を仮組み。これはステムがそのまま使えます。
エンジン上部のマウントを作ります。MB8のノーマルエンジンマウントを切った場所にCB125用のマウントプレートを切り出し。
事前に厚紙で型紙を作って、タペットアジャストキャップが外れる位置を出しておきます。
このマウントプレートとスイングアームのベアリングホルダを溶接。
CB/MBのエンジン背面マウントプレート型紙等を作りました。
長いインマニはZのFCRで切ってしまったDucati400SSの物ですが、エンジン側取り付けピッチがおんなじです!!物は取っておくもんですねぇ。(単なる貧乏性)これをまた切って使う計画です。
これを元に素材をひゅさしさんが御好意で切り出して下さいました。有難うございました。
ざっくり切り出していただいたt2.0の鉄板。当初曲げ加工してから溶接するつもりでしたが、厚さを改めて見ると曲げ加工なんか僕にはできないって結論に。
それじゃって事で、まずはリブ無し外形を金鋸でざっくり切り出し。凹部はドリルグリグリ、モンキーレンチでペコペコ作戦。
フレームとピッタリ合わせるためにヤスリでゴリゴリ。。。。。
それをアーク溶接器でバリバリ。曲げて作ろうとした部分は帯状に切り出して再びバリバリ。
エンジン背面のマウント完成。リブも入ってピボット周辺の剛性アップを目指します。
オイルフィラーキャップも操作性に問題なくよけられました。
さて、フレームの残りに関してはSeeleyフレームみたいにフロントのエンジンハンガー無しで行けないかなぁ。。。。。。と思案中。。。。
さて、取りい出しましたのはXL125Sのシリンダーヘッド一式でございます。
この頃からヘッド側のエンジンマウントがヘッドカバーからヘッド本体インテーク近辺に変更されています。
XL125SヘッドにCB125JXヘッドカバーを乗せると…ヘッド側のマウントが2箇所に成るんですねぇ。
このハイブリッドエンジンが出来るかは要検討事項です。
早速CB125JXにこのヘッドの組み合わせを入れ替え、建材流用金具でエンジンマウントを溶接します。
これでXL125S以降のエンジンも搭載可能に成りました。
エンジンマウントの溶接ついでにステアリングヘッド周辺の補強プレートを入れてみました。夕日で光って見にくい写真ですね。
アンテナマスト用パイプを買ってきました。これをパイプノッチャーなんて持っていませんので、これをゴリゴリ切ってサンダーとヤスリで整形。
キャブとの干渉も検討済みですが、ファンネルは付けられないのかな?インマニもう少し短くできないか検討しますか。
補強パイプを前側に移動 するためのパイプ端の再加工とか有りつつも、アーク溶接。
フレームも補強パイプも薄いので苦労しました。溶接が汚いですねぇ。。
リヤサスの取り付け検討。330mmのサスをノーマルの位置にマウントするとこんなにレイダウン。
少し後ろにあるM8のボルトに取り付けると…シートカウルに干渉。うーむ悩ましい。
今回は決定保留。
リヤサス付け根も補強プレート追加。
エンジンフロントハンガー取り付け用のマウント追加。Seeleyフレームも後期型?には付いていたし。。。。
入手したあったRS125Rの三ツ又にステアリングダンパーが付いていたので、せっかくなので取り付け部溶接。
ちょっと気になっていた、シートレールが少しだけ捩れてたのを整体しました。
駐車場のポールを引き出してフレームを通し、足場パイプでえいやっ!!
お客さん、背骨が真っ直ぐに成りましたよ。
シートレールをかさ上げする部品をアルミの角材とパイプから切り出し。左右を繋いでいるパイプはタンクの押え用です。
材料に取り付け穴など開けた後、ロー付け。フレームに乗せるとこんな感じです。
RS125のスイングアーム補強部をざっと切ってあったのをきれいに除去すべく作業。
①金鋸にてなるべく低く切除
②グラインダーでさらに小さく
③グラインダーのベルトサンダーアタッチメントでなるべく低く
④卓上旋盤で面出し
⑤ヤスリでスイングアームのR部仕上げ
大磯のエクスチェンジマートでリヤサスのアダプターいわゆるケツ上げキット発見。
スイングアームにリヤサス取り付け金具を作らなくてはと思っていたのですが、これを加工することに決定!
まずは金鋸で不要部分切断。次に卓上フライスで面出し。うーん玄関前はアルミの粉だらけ。。。。
寸法だしして溶接を発注。しかし、溶接してもらうケツアゲ改金具を見せるとブラケット側にアルマイトが掛かっていることが判明。
シルバーアルマイトだったので気が付いてませんでした。持ち帰ってアルマイトを剥がして、再溶接発注完了。
スイングアーム溶接上がってきました。
西の御大に気にしている所を指摘され、言い訳しましたがやはり気に成るのでなんとかしようと対策。
ピボットとスプロケット位置関係がちょっと。んで、エンジンマウント穴を長穴加工。
5mmほどエンジン後方を上げてスプロケットが上がりました。ま、気休めと言えばその通りです。
上が加工前、下が加工後。
yatuZさんに削り出して頂いたリヤサスのフレーム側マウント金具です。
裏側に補強プレートを溶接するためマウント金具の後ろ側を長く作ってもらってます。
フロントカウルステーの金具も作って見ました。パイプの径が合わないので小細工。。。
リヤサスのマウント部、ブレーキトルクロッド取り付け部、フロントカウルステーの溶接。
サス付けてホイール付けて自立させてみました。アンダーフレームが無いので、エンジン搭載は楽チン!!
ついでにカウルなんか付けて見たりして、完成予想が見えてきました。
フロントエンジンハンガーを作ります。ホームセンター調達のアンカー?に高ナットに穴を開けた物を通します。
次にアンカーを適当な長さで切って、溶接時に捩れないよう高ナットをアングル材にネジ止め。
この状態でアンカーと高ナットを溶接・・・・・完成です。
溶接したステップ取り付け部に貰い物のΓ125のステップを取り付けてみました。ヒールプレートが若干派手・・・いずれ修正予定。
スイングアーム、ハブ、スプロケット取り付けてチェーンライン確認。
ドライブスプロケット側のガムテープで判りずらいですが、きちっとラインが出ています。
リヤブレーキトルクロッドもメインスタンド取り付け部を利用して取り付け部作成完了。
フロントエンジンハンガーのマウントプレートを切り出します。
まずは型紙を起こして、6mmのアルミ版に大雑把な外形を写して、金鋸でゴリゴリ切り出し。
あっち切ったりこっち切ったりで約1mほど切断したはずです。
エンジンと現物合わせして穴あけ完了。型紙と形が違ったり、適切な長さのネジじゃないのはご愛嬌。。。
スイングアームを溶接してもらった所でフレーム修正機を見ながら話をした時、CB/MBのフレームはピボットを作り直したり、補強の溶接して曲がっていないのか?という多いな疑問が生じていました。
溶接もほぼ終わったので、計ってみることに。。。。
まずは水平を出した板の上に、キャストホイールに履き替えたフレームを乗せます。
そして、リヤのアクスルは最後端まで引っ張って固定。
リヤのホイールからフロント側に糸を張って見ると、フロントホイールが10mmほど左に・・・・ステアリングヘッド上部も同様に計って見ますが、ほぼ中心。
って事はネックが正面から見て反時計方向に捩れてるんですねぇ。
以前、フレーム修正屋さんと話した時、「新車でも5mm以内位はずれてるんだよね」と聞いてたので、こりゃ修正に値する捩れですねぇ。
どうにかせねば・・・・でも、フレーム修正費用は予算外だし。。。。
ま、できるかどうか判らないけどシートレールの捻りを修正した方法で・・・
ステアリングヘッドに鉄棒突っ込んでさらに足場パイプを継ぎ足して・・・えいやぁ!!(写真撮るの忘れました)
満身の力を入れると鉄の棒が曲がってしました。仕方が無いので、ここで再度組み立てて計測。
なんとほぼ中心に来たではないですか。やったね!!(拡大して見てください)
フレームも直ったので、フロントキャリパー検討。ニッシンの対向ピストンキャリパーです。
スポーク車用のキャリパーなので、干渉は大丈夫かなと思っていましたが、若干スポークと干渉。
少しだけ削れば大丈夫そうです。キャリパーサポートどうにかしなくてはね。
インマニを作成します。
10mm厚のアルミ版にホルソーで穴を開け、外形を切り出します。いつもの通り金鋸です!!
外形を整え、インマニとの位置を決めて溶接発注!!
溶接が上がってきました。
発注時に判っていたのですが、トーチが届いてなかった場所と、埋めてもらった負圧取出しの内側の処理をしなくては。
埋めるのは、最初GM-8500でもと思いましたが、内側は熱とガソリンで劣化して落ちると怖いのでアルミロウ材で埋めることに。
トーチが届かなかった所はリューターで切り開き、ハンディートーチ2個で暖めること15分・・・
やっと溶けてきました。内側の穴もロー材で充填した後、リューターで荒仕上げ。
インマニの内側は溶接した部分との段差もあるので、そのうち研磨が必要ですね。
出来たインマニ仮組み。絶妙なクリアランスでフレームと干渉していません!!が、ファンネルは付きません。
キャブの位置が決ったので、やっとタンクの作業ができます。
まずはタンクと干渉する部分を切除して内側に折り曲げ。
底の蓋をしなくては成らないのですが、フレームやアクセルワイヤーの取り回しを考え、
嵩上げしなくてはなりません。工作用紙で型紙作成。
タンクの底作成です。1.5mmのアルミ版を型紙+10mmで金切鋏を使って切り出し。
+10mmの部分ををハンマーで叩いて立ち上げ、ロウ付けの糊代部を作ります。
それをタンクにあてがい、ハンマーで細かい修正後ロウ付け。
タンクの底もロウ付けしてほぼ完成。
でもってコックを何処に付けようか検討してみましたが、フレームと干渉して・・・・悩ましいです。
結局出口のみ作成し、フューエルラインに入れるコックを入れる事に。
友人にフイルムケースのようなアルミが欲しいと言ったところ、作ってくれあので、これにフューエルホース径変更アダプタをロウ付けし、さらにタンクに穴を開けてロウ付け。
タンクの笑窪修正。ひゅさしさんから頂いたアルミはんだが割と低温で溶け、伸びも良いのでタンクの笑窪にはんだ付けして仕上げてみました。写真は整形後。
これでタンクに熱を加える作業が終わったので、タンクシーラーで処理します。これは錆止めの為ではなく、ロウ付けではピンホールが出来るため、この処理の為です。我が家には「与作」は無いため、人間系でぐるぐる回します。ピンホールから出てくるので手や床はタンクシーラーまみれになります。しくしく。
ある程度タンク内に撹拌したら、かみさんの目を盗んでくるくるドライヤーの頭を外してタンクに装着。強制加熱!!
フロントブレーキ関係です。キャリパーがスポークに若干干渉しているため、切削加工。上手くスポークを避けられました。
次にキャリパーサポート作成。先週型紙は作ってあったので、15㎜厚のアルミ板から切り出します。はい、いつもの通りドリルと金鋸です。さらに卓上フライスでキャリパーの高さを合わせるため切削。
えらく時間が掛かりましたが、完成!!取り付けてみると・・・・ばっちりです。
こんな物を切り出してナッターでネジ部を作り・・・SL230のチェーンガードをスイングアームに装着して完成。
さて、排気系を作ります。ヤ○オクでCB230用?のマフラー一式落としてたのが到着。メガフォン形状ですが、肝心のメガフォンが転倒のため?ギダギダに成っているため、格安でした。
エキパイを取り付けてみると・・・・・変な引き回しに成ってしまいます。切った貼ったが必要です。
メガフォン部は見た目より重たいです。また、ギダギダだし、リバースコーンの形が絞られすぎているのも…そん訳で切ってみました。内臓物はパンチングメタルのパイプとグラスウールがぎっしりです。
メガフォンのギタギタ部は板金しようかと叩きはじめましたが、すぐに諦め。いっそバンク角拡大のためメガフォンの一部切除した様な形状にしてしまう事にしました。工具はいつもの金鋸!!
エキパイも切ってみました。10㎜位少しづつ切って調整。エンジン下のオイルパンとの干渉も調整します。
メガフォンの切欠きもなんとなく良い感じ。ま、こんなに傾いたときは転んでますけどね。
メガフォンの中身を出してしまったので、本物のメガフォン状態に成っています。このままエンジンをかけたらさぞや・・・・
てなわけで、せめてパンチングパイプを仕込まなくては。終端の開口部が70φに成ってるのですが。都合の良いパンチングパイプが無いかと検索。
COCO Factryさんでも無く、
http://cocofactory.co.jp/products/sus-punchingpipe.html
トガシエンジニアリングさんなら有るかもとひゅさしさんに教えられ調べてみますが、丁度よいのは見当たらず。
http://www.amy.hi-ho.ne.jp/tachi/images/etc/TOGASHI-KAKAKU('12.0328).pdf
たまたま寄ったホームセンターでパンチング板を発見し購入。で、これを丸めてみる・・・・板厚0.6mmのステンパンチング板とは言え、人力で丸めるのは…
腕力の限界を感じたので、道具を使います。はい、御覧のようにホースバンドグルグル作戦を実行致しました。
メガフォンの形状に合わせてテーパー状に巻いています。欲しい寸法に巻けた所で、ブラインドリベットで仮止め。
テーパー状に巻いたパンチングパネルの2周目以降をサンダーで切って、前後の端面を揃えて、メガフォンに挿入し、居合切り断面を叩いて完成。
覗くとパンチングパネルのリベットがよく見えます!!
居合切り面をリューターで面を出していましたが、なかなかきれいな面に成りません。
面の広いベルトサンダーが有れば良いのですが・・・・で、思いつきました。
コンクリートのたたきに断面を押し付けゴーリゴリ…リューターでちまちま削るより早いです!!
ひゅさしさんにメガフォン溶接をしていただきましたのですが、物見てびっくり。ブログの溶接直後の写真を見てて、その状態を頂けると思っていたら…非常に美しく仕上げていただいておりました。だーーーい満足です!!ありがとうございました!!
さっそく取り付け。美しすぎて浮いてしまいました。。。。あははっ。
ついでにカウルなんぞ取り付けてみると・・・・居合切り断面がカウルの角度とぴったり!!えいやっと適当に切ったのですが、良い塩梅だったようです。
しかし、これって消音効果有るんでしょうか。口で吹いてみると、文字通りメガフォン…拡声器に成っています。ブブゼラ(最近見ないなぁ)みたいに喧しそう。。。。
マフラーステー作成。居合切り断面を塞ぐためにひゅさしさんに作っていただいたステンの板を流用。はぜ折加工して剛性アップ…したつもり。ステップにラバーマウントして完成。
次にイグニッションコイル取付け部作成。フレームに取り付け穴加工してダイナのコイルをねじ留め。最終的にはもう少し低い高ナットを溶接の予定。
ダイナのコイルのピッチとホンダ純正コイルの取付けピッチはなぜか同じ。。。。たまたま?
最後にシフトリンク作成。
ステップ側はRS125Rのまんま。エンジン側はRS125Rとシャフト径が異なっていたため、CBX125用のピロを取り外してカラーを追加して取り付けてみました。正チェンジのリンクだとサイドスタンドはぎりぎり?かわして・・・います。