第34回(2013/12/09)
第34回(2013/12/9)
「第34回樋井川流域治水市民会議」議事録
日時:2013年12月9日(月)18:30~
場所:福岡大学 文系センター15階
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議題
1.樋井川河川整備計画の勉強会
2.樋井川流域治水市民会議提言書のふりかえり
3.武庫川河川整備計画
4.雨の家で暮らす!現状報告と目標達成について
5.グリッピキャンペーンの活動報告
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1. 樋井川河川整備計画の勉強
発表者:県土整備事務所 徳本さん
・河川整備計画の説明
・地域協議会の意義(目的)
Q:有識者会議はどのような方が参加されるのですか?
A:島谷先生、渡辺先生をはじめ九州大学の大石先生、土地改良連合会の渡辺さん、福岡市の方などが参加されます。
Q:今掘削等の整備をされていますがそのほかにどのようなことを行うのですか?
A:流域協議会で中身を詰めている段階ですが、現在の樋井川の工事で不十分なところを行っていく予定です。
2. 樋井川流域治水市民会議提言書のふりかえり
発表者:九州産業大学 山下先生
・雨水タンクの設置を広めることで流域治水の意識が広まった
・提言書の10項目(雨水教育の実施、雨水センター、ハザードマップ、スマートスクール等)
3. 武庫川河川整備計画
発表者:九州大学 島谷先生
・河川整備計画の一般的な計画対象期間は20~30年であるが早期に整備効果を得るため最短の20年に設定する
・目次、流域対策の目標、生物の目標、景観の目標、流域対策などについて
Q:流出抑制量30トンとはどの程度の学校、ため池なのですか?
A:武庫川は想定氾濫区域内人口全国10位の河川で。流域対策の内訳は下記のとおりです。(一部)
Q:計画を策定するにあたって地域の方がどのように参加されたのですか?
A:何年もかけて市民と行政が整備計画を作っています。6年半に68回の委員会が行われました。治水3人、利水1人、環境3人、人文3人、地域住民13人の先生方や市民の方々と流域委員会を行っています。
Q:上層階への避難とはどのようなことですか?
A:浸水深3~4mとなるためマンジョンの上層階へ避難するということです。
4. 雨の家で暮らす!現状報告と目標達成について
発表者:福岡大学 渡辺先生
・雨水をトイレ、洗濯、お風呂などに利用しているが使用上問題はない
・雨水をどんどん利用してタンクにスペースを作らなければ、次の雨が降るので流出抑制が達成されにくい
・太陽光パネルの設置
Q:水槽に入る前の段階でろ過はされているのですか?
A: ろ過はしていないです。しかし屋根の上を流れる初期の汚い雨はカットされるようになっています。
5. グリッピキャンペーンの活動報告
発表者:九州大学 中山さん、岩永さん、出田さん
・7/27 ワークショップで雨水利用についての講義を受けいろはかるたの文言作り
・10/19.20 グリッピキャンペーン当日(いろはかるた、市民ダムコンテスト、子どもイス作り)
・11/21 かるたの絵札を書いてくださった福岡教育大学の皆さんに活動報告
~次回の市民会議~
1月9日(木)18:30~
福岡大学 文系センター棟15階第5会議室