第31回(2013/05/20)
第31回(2013/5/20)
2013年5月20日
「第31回樋井川流域治水市民会議」議事録
日時:2013年5月20日(月)18:30~
場所:福岡大学 文系センター15階
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議題
1. 樋井川の床上浸水対策特別緊急事業の進行状況の報告
2. 樋井川の基本方針
3. 田島校区水害避難ガイドブックの説明
4. 浸水マップの件について
5. グリッピーキャンペーンについて
6. 連絡事項
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1. 樋井川の床上浸水対策特別緊急事業の進行状況の報告
発表者:県土整備事務所 永井さん
・ふれあい橋:付近揚土場の撤去中
・城西橋付近:本工事完了(作業機械撤去中)
・草香江新橋上流:工事完了
・梅光園橋上流:工事完了
・新田島橋下流、上流:仮設道路撤去中
【質問】護岸の土のうは取り除くのか?また、田島にポンプ場をつくるのはなぜ?(田島校区の方)
【回答】5月中に対応するように手配している。市役所の道路下水道局の方に確認が必要
【質問】覆土はすべての区間行うのではないのか?(九州大学:林)
【回答】干潮区域塩谷橋から下を行います。
【質問】田島橋から下はスライドダウンになっているのか?(福岡大学:渡辺)
【回答】スライドダウンに近い形になっている、形の変化を見守っていく予定
【質問】田島グラウンドの拠点的な整備は?(九州大学:林)
【回答】今回の整備は浸水対策を目的としているので、今後進めていく
【質問】砂が上から供給されないのではないか?(福岡大学:渡辺)
【回答】今後モニタリングを続けます。
2. 樋井川の基本方針
発表者:福岡県庁河川課 斉藤さん
・河川整備基本方針、河川整備計画の策定までの流れの説明
・河川整備基本方針の内容
・流域及び河川の概要(流域、地形、地質、気候、土地利用、人口等について)
・河川の総合的な保全と利用に関する基本方針
・河川の整備の基本となるべき事項
【質問】流出抑制40%とは220となるのか(福岡大学:伊豫岡)
【回答】基本構想を策定するにあたり、国と相談し公共施設、市との農業施設ため池を考慮している。
【質問】県と市が協力して流域のために動いてほしい、具体的なやりかたはどうなっているのか?(田島校区の方)
【回答】福岡市と協議を立てて進めている、今後20~30年の河川整備計画を立てていくので詳しくはそこで話します。
【質問】ため池、治水池をつくることは数字に表れにくいものだが計画の段階で組み込むことができるのか。また、数字を増やすことはできないのか?(九州産業大学:山下さん)
【回答】25トンという数字は担保がとれる流量しか計上できないので、市と話し合いため計算を行って流域治水の流量を出しています。
【質問】担保できる流量とは?(福岡大学:渡辺)
【回答】公共施設、治水ため池で溜められる流量
3. 田島校区水害避難ガイドブックについて
発表者:福岡大学 渡辺先生
・市がハザードマップを配布したがどう対処したらいいかわからないという校区の方の意見から、福岡市・田島防災・福岡大学が協力して、見やすく利用しやすいものにしようということでガイドブックを作成しました。
【質問】このガイドブックは田島に住んでいたらみんなもらえますか?
【回答】住宅すべてに配布しています。4月中旬に配布 5/18に説明会
【質問】住民の方はガイドブックの説明時にこれを見たのか、また作成の段階にかかわっていたのか?(田島校区の方)
【回答】作成の段階で地域代表者にどうしてほしいという要望を聞いて調整して作っているので、地元の方の意見を多く取り入れたものになっている。
次回の会議で持ってくる予定
4. 浸水マップの件について
発表者:九州産業大学 山下三平先生
・鳥飼校区に浸水深さサインの設置を行いました(4か所)今後も設置していく予定
5. グリッピーキャンペーンについて
発表者:角銅さん
・今年は10月19・20日に福岡市が都市緑化月刊ということで、グリッピーキャンペーンを行います。
・天神中央公園で全てを使って行う。
・芝生広場で雨水タンクのアイディアを市民の方々に出してもらう。
・事前にワークショップを行う。
6. 連絡事項
5月29日 巨大災害にどう備えるか ~九州北部豪雨から1年を向かえて~
シンポジュウムが行われる。 場所:国際会議場
次回の市民会議
7月22日(月)18:30~
福岡大学文系センター棟15階 第5会議室