宗教をもつ国々や
信仰がある方々は
「カルマの解消」や
「来世に報いを得るため」などのために
それらを実行していることも多いようです。
大宗教にはあまり縁のない日本でも
やはりそのようなたぐいの考え方で
信仰にかかわる場合もあるかもしれません。
厚い信仰心によって
「人に親切に」
「思いやりを持とう」
という心がけが生まれるのは
大変すばらしいです。
また、
「エゴ」「利己心」「煩悩」などの
欲望を断ち切るのは
「宗教上の戒律により」というのも
別に良いと思います。
ただ、
「それを頑張らないと
来世で悪いめを見てしまう!」
や
「生まれ変わったら
今度はもっと○○になりたい!」
などという願いが先に立つとしたら、
それは結局
ただの「欲望」です。
かといって
そのように思うことをとがめたり
責めたりすることもまた違います。
それぞれが自由に解釈し
理解して対処する。
それらすべてが
各自の「カルマ」です。
「こっちが正しいよ!」
「それは間違っているよ!」
なんていうのは完全に
大きなお世話です。
いずれにしても、
「動機」も「意識」の区域なので
大切に扱いたいところです。