「思考」や「感情」は
カルマを形成、蓄積に、
大変大きな影響を与えます。
「言動」「行為」というのは、
実際にそれを起こすまでに
少し時間を要するので、
やらずに済ますこともできます。
ただし「思考」や「感情」は
条件反射の区域になっているので
ほぼ反射的に発動し、
無意識のもとで扱われてしまうことが多いです。
なので、
「行為」を起こす原因となった
その「思考」「感情」のほうこそ、
より取り扱いに注意が必要なモノ
ということになります。
さて。
注意が必要で
重要だということはわかりましたが、
ではどのように注意すればよいのか。
それはまず、
無意識でいる部分を
「意識する」ところから始めます。
「意識できる」ということは
それに「気づいている」状態。
「気づいている」ことさえ出来れば、
それをどのように扱うかを決められます。
誰にでも経験があると思いますが、
同じことを取り留めなく考えたり、
同じ思考回路をグルグルまわる。
これらは無意識のもとで起こります。
その思考回路から抜け出すとき、
どうしてますか。
「ハッ!」と気がつきますよね。
「また同じこと考えてた~泣」ってなります(笑)
ハタと気づくまでは
その回し車に乗り続け
グルグルグルグル回っています。
まずは、
「無意識」と「カルマ」が
密接な関係にあることを
理解するところから、
カルマからの解放が始まります。