カルマには
「意識」「無意識」が大きく関わります。
なぜ「意識」がそんなに大切なのか。
それは
「意識」が「目に見えない」からです。
人間はなぜ
感染症や菌を恐れるのでしょう。
それは、目に見えないからです。
オバケなんかも
その類かもしれません。
細かいものを扱う場合を考えてみましょう。
大きな粗いものよりも、
より慎重に扱います。
細かければ細かいほど
より神経を使います。
外科の手術もそうじゃないでしょうか。
細かい作業をこなせる医師ほど
「神」扱いされませんか。
「思考」や「感情」は、
目に見えるレベルの細かいを通り越し、
目に見えないレベルの細かさです。
でも、
かろうじて見える範囲のものには気を使うのに、
完全に見えなくなってしまうと、
一瞬で気を使わなくなります。
本当は、
人間が認識できるギリギリの
精妙な物質よりも
さらに慎重に取り扱わないといけないのが、
この「目に見えない」レベルの部分です。
でも人々は
「どうせ見えないから!」と思っています。
でも本当は、
「思考」や「感情」は
粒子があまりにも細かいので
物理的なカラダはもちろん、
時空をも無視して飛び越えてしまいます。
「思考」や「感情」は
「宇宙の記録センター」に蓄積されるので、
そのセンターを共有している存在である相手にも
影響を及ぼします。
極端な例を言うと、
実際に人を殺していなくても
「殺したい」「死ね」と思った時点で
すでに「殺したも同然のこと」になります。
実際に「手を下して」はいませんが、
宇宙では「思考」も「行為」も
同等なので、
「意識」は
慎重に扱ったほうがよいかと思います。