無償で何かをしてあげること、
いわゆる
「ボランティア活動」だけが
奉仕の行為ではありません。
今
自分と関わっているすべての人たちに
いかに真摯に接することができるか。
この態度によって
いつでも「奉仕」が可能です。
「愛」という形をとった奉仕。
今、目の前にいる人に
精一杯
誠実に対応する。
たとえば、
すれ違いざまに道を訊かれた人にも
真摯に対応する。
すると、
「あの人に訊いて良かった」と
気分を良くさせてあげることができます。
たとえば、
取引先の業者さんが納品に来た。
「こちとら客だし」みたいな態度で
「はい、ごくろうさん」と、
相手を下に見るような態度で
ゾンザイに扱わない。
客だの客じゃないのを通り越した
対人間として接する。
これを実践することが
本物の「奉仕の精神」です。
これがわかると、
「ボランティア活動だなんて、そんなゆとりない!」
というイイワケをする必要もありません。
大変喜ばしいことに、
誰にでも等しく
いつでもどんなときでも
人の役に立てるチャンスがある
ということになるのです。
こんなに手っ取り早くできるボランティア 、
やらずにいるなんて
もったいないですね。