「幸せは自分の心が決める」
このようなセリフは
きっと誰しもが
どこかで聞いたことがあると思います。
でも
頭でわかってはいるけれど、
なかなか実践できないことのひとつでもあります。
億万長者でも「不幸」な人がいます。
それは
「まだまだ足りない」と思っているから。
ものすごく貧乏だと言われていても
「幸福」な人がいます。
それは
「充分に足りている」と感じているから。
コップに入っている水を見て
「こんなにある!」と思うか、
「これしかない・・・」と思うか。
どのように思うかは
完全に、その人の自由です。
「幸福」とは、
外側の状態を指すのではなく、
「心の状態」のことです。
インドで
ヨガの先生でもある
あるお医者さんが言いました。
考え方、言動、思考のスピード、
混乱、感情のパターンなどは、
「自分自身を深く理解すること」
なくしては変わりません。
禁煙、より良い食事、エクササイズなどを
一日も欠かさないことは有益ですが、
もっと「心」の重要性に気づく必要があります。
『幸せとは、持っているモノや環境によって得られる。
結婚相手、仕事、環境を変えれば幸せはやってくる』
という考え方自体を取り去らない限り、
永久に「幸せ」は訪れません。
ということで。
「幸せ」とは、「なる」ものではなく
そのように「在る」ものです。
「幸せであるという状態」で
存在しているかどうか。
つまり、
「何をしている」のかではなく、
「どのように存在している」かだけが
「幸せ」のカギを握っています。