2023年度9月号

令和5年95

  夏休みが終わり、子供たちの明るい笑顔と元気な歓声が学校に戻ってきました。おかげさまで、無事に2学期を迎えられたことを、大変ありがたく思います。

2学期は,運動会や音楽会、校外学習と学校行事が数多くあります。実りの秋になるよう、子供たちには,目標を明確に持たせながら、着実に努力をしていくことができるよう支援するなど、教職員一同力をあわせて取り組んで参ります。

右の写真をご覧ください。算数科の授業の様子です。私たちが子供のころに受けていた一斉授業のイメージとは異なっていると思われませんか?
本校では、学習過程や、多様な学習形態・学習活動を自らが選択・決定して学ぶことができるようにするために、段階に応じて、自己調整学習する力を高めるようにしています。

例えば、単元のはじめに、文脈のある事象から疑問に思うことや追究したいことを考えるための思考拡散と収束の時間を設け、子供が自らの力で単元を通した学習目標を設定し、学習計画表を作成できるようにします。そして、学習計画を実行する際には、自分の目標や学習活動を確認する時間を学級全体で確保したり、個別に支援・助言したりし、必要に応じて友達との議論等、協働での学習につなげられるような働きかけをします。また、実行した計画に対しては、必ず振り返りをする時間を設け、うまくいったこと・うまくいかなかったことなどを明確にして、次の学習に生かせるようにします。

これかもより良い学びを実現するよう尽力します。引き続きよろしくお願いいたします。



保護者の皆様へ(教育機関や報道機関などからの視察・取材について)

さて、原山小学校では、印西市教育委員会の指定により、情報教育や外国語活動、環境教育の推進を含め、様々な教育活動の充実を日々進めており、世間の関心も高く、今年度4月の文書でもお知らせしましたように、各方面より視察や取材の依頼があります。視察や取材をする方々には、名札を撮影したり、授業内容以外の情報を聞き出したりするなど、社会通念を逸脱した方法での取得はしないよう、個人情報の取得について適正に行っていただくようにしています。また、視察や取材で得た情報を、視察団体内の研修や報道・著述の目的でどのように取り扱うのかを明らかにしていただくようにしています。
さらに、視察や取材をうけることで子供たちの学びが阻害されないよう、視察や取材の許可をするようにするとともに、また子供の状況に十分配慮しながら授業を展開するようにしています。もし、ご懸念やご要望等がございましたら、遠慮なく学校までご連絡ください。


校長   松本 博幸