2023年度2月号

令和62月1日

「教育課程特例校」の申請について

いよいよ2月。寒さの中にも春の足音が聞こえる如月です。如月とは、着物を更に重ね着るからという説もありますが、本来は草木の更生することをいうのだそうです。冬の校庭や公園の生き物は静かに眠っているようですが、よく観察すると春の訪れを待つ生命の躍動に気づくことができます。

さて、本校は印西市教育委員会の指定により、新しい情報教育のカリキュラム開発を行ってます。この度、文部科学省に「教育課程特例校」の申請をし認可がおりれば、情報教育と外国語教育の充実を目指し、来年度から以下のような取り組みを実施いたします。

★教育課程特例校の目的
・教育課程特例校の認可を受け、情報教育と外国語教育の充実を目指す
・特別の教育課程を編成し、創意工夫を生かした「特色ある教育活動」を展開する

<情報教育について>
1)以下のように教科における時数を削減し、「情報探究」を新設する
1学年において、国語科を27時間、生活科を時間、音楽科を8時間、図画工作を8時間
学年において、国語科を20時間、生活科を10時間、音楽科を10時間、図画工作を10時間
3~6学年において、国語科を15時間、社会科を20時間、総合的な学習の時間を70時間。

2)本校独自の指導計画に基づいた「情報探究」の授業を行う。名称:「いんざい情報探究科」

)教科の削減分については、情報探究の授業においても指導を行う。

5)情報探究については、第1学年から第6学年まで系統的な情報教育を目指すために、「データサイエンス」「情報デザイン」「メディア表現」「プログラミング」「コンピュータとネットワーク」「デジタルシティズンシップ」といった領域を設定し、探究的な学びを実施し、コンピュータサイエンスの基礎となる資質・能力を育成することを目指す。


<外国語教育について>
1)1・2学年において、生活科を34・35時間削減し、外国語活動を新設する。

2)市独自の指導計画に基づいた「外国語活動」の授業を行う。名称:「英語科」

3)1・2学年においては、0.5単位時間(20分)の外国語活動の授業を週2回行う。

4)生活科の削減分については、外国語活動の授業においても指導を行う。

5)外国語活動については、第1学年から第6学年まで系統的な外国語教育を目指すために、聞くこと、話すことを中心に、コミュニケーションを図る基礎となる資質・能力を育成することを目指す。


認可がおりましたら、特別の教育課程の実施の詳細についてご連絡いたします。どうぞよろしくお願いいたします。


校長   松本 博幸