2022年度9月号

令和4年9月1日

  夏休みが終わり、子供たちの明るい笑顔と元気な歓声が学校に戻ってきました。おかげさまで、無事に2学期を迎えられたことを、大変ありがたく思います。また、夏休み中も保護者の皆様には、大変御世話になりました。心より御礼申し上げます。

  さて、2学期は、運動会や音楽会などの学校行事が数多く予定されています。これらは、集団への所属感を深め、日常の学習成果の総合的な発展を図って学校生活の充実に資するようにすること、さらに集団における望ましい態度や協力してよりよい学校生活を築こうとする態度を育てることをねらいとしています。これらについては、他の教育活動と関連付け、学習や体験を総合的に取り入れながら展開していきます。そして、子供たちには,目標を明確に持ち、努力することの大切さを伝えながら活動に取り組ませていきます。実りの秋となるよう、教職員一同力を合わせて取り組んでまいりますので、今後とも御理解と御協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

全国学力・学習状況調査の結果公表

 今年度学期に実施された実施の全国学力・学習状況調査(=第6学年が対象)の結果が公表されました。本校では,この結果を受けて,第6学年の学習・生活の状況について全国や千葉県の結果と比較・分析を行いました。調査結果から見た本校の傾向については,第6学年の保護者の皆様に「個人票」とともにお伝えしておりますが,他学年の保護者の皆様にも、このお便りにてお伝えします。

全体の傾向として今年度は、国語科、算数科ともに、全国及び千葉県の平均正答率を上回るなど、これまで本校が重点課題として取り組んできた成果が見られます。一方、いくつかの課題も見られますので、今後も取組の改善をしていきます。

<本校の主な傾向>

【国語科について】

○ 国語科の本校の平均正答率は、全国・千葉県の平均正答率より高い結果であった。

○ 学年別漢字配当表に示されている漢字を文の中で正しく使ったり、ことわざの意味を理解して、自分の表現に用いたりすることができる子供が多い。

○ 目的に応じて、文章の内容を的確に押さえ、自分の考えを明確にしながら読むことができる子供たちが多い。

○ 情報を相手にわかりやすく伝えるための記述の仕方の工夫を理解している子供たちが多い。

○ これからも話し手の意図を捉えながら聞き、自分の考えをまとめる活動の充実を図っていく。


【算数科について】

○ 算数の本校の平均正答率は、全国・千葉県平均より高い結果であった。

○ グラフが示す情報から、資料の特徴や傾向を読み取ることができる子供たちが多い。

○ 示された場面において、複数の数量から必要な数量を選び、立式することができる子供たちが多い。

○ 基本的な加法と除法の混合した整数と小数の計算をする様々な課題に取組んだり、様々な数式が成り立つ性質を基に多様な考え方を広めたりする活動をこれからも充実させていく。

校長   松本 博幸