2022年度11月号

令和4年11月1日

 先月15日(土)に実施しました運動会では、子供たちが、お互いに力を合わせ、全力で取り組むことができました。

 子供たちがゴールまで力を出し切り競技した徒競走や団体競技、共に一つの作品を創り上げようとする意気込みの広がりを見ることができた表現種目。どれにおいても、子供たちは素晴らしい動きを見せてくれました。また、6年生がリーダーとなり、朝早くから練習を重ね、団結力を高めてきた応援団や、進行をスムーズにしてくれた係活動。みんなの気持ちを高め一つにし、運動会の大いに盛り上げてくれました。

 どれにおいても、子供たちが全力で取り組み、相互に励まし合うそんな「原山っ子」の気持ちが随所に見られた運動会となり、子供たちの心身共に健やかな成長を感じることができました。

 運営にあたり、様々に支援いただいたPTA役員の皆様、また保護者の皆様の温かい御声援と御協力に深く感謝申し上げます。

学校情報化先進校(情報教育)

 本校の先進的な情報教育を推進してきたことが評価され、2022年度学校情報化認定(注1)において、「学校情報化優良校」、さらに「学校情報化先進校(情報教育)」としても認定され、表彰状をいただきました。(2022年度の情報教育分野では、全国で本校のみが学校情報化先進校として認定されました。)

 今後、カリキュラム・マネジメントに係る学校裁量の幅を拡大させ、教科等横断的な視点に立った資質・能力の育成や探究的な学習の充実に資するより効果的な教育を実施するため、授業時数特例校制度の指定を受け研究を進めていきたいと考えております。

 具体的には、SDGsやコンピュータサイエンスなどについての探求的な学習活動を深めるため、低学年の生活科や中・高学年の総合的な学習の時間を増やし、自分たちにできる市民活動や、データ活用、情報とデザイン、プログラミング、デジタルシティズンシップなどについて学ぶ取組、またさらに低学年における外国語活動などを特別な時間をとりながら行っていく考えです。

授業時数特例校制度とは>
・義務教育段階において、学年ごとに定められた各教科等の授業時数について、総枠としての授業時数(学年ごとの年間の標準授業時数の総授業時数)は維持した上で、1割を上限として各教科(※1)の標準授業時数を下回った教育課程の編成を特例的に認める制度。(学習指導要領の内容事項は適切に取り扱います)

 ・下回ったことによって生じた授業時数を別の教科等の授業時数に上乗せすることで、教科等横断的な視点に立った資質・能力の育成(※2)や探究的な学習活動の充実に資する教育課程編成の一層の推進を図る。

<参考> https://www.mext.go.jp/content/20220531-mxt_kyoiku02_100003066_003.pdf

 (注1)学校情報化の推進体制を整え、「教科指導におけるICT活用」「情報教育」等に積極的に取り組んでいる学校・自治体を称え、日本教育工学協会(後援:文部科学省)が認定するもの。

校長   松本 博幸