2023年度1月号

令和6年19

新しい年を迎えました。あらためて、昨年中の保護者、地域の皆様方の御協力と御支援に感謝申しあげます。

新型コロナウィルスだけではなく、インフルエンザの感染者数もかなり増加してきました。そのような中で、学校としては子供たちの安心安全を第一に教育活動を実施していきます。毎日の手洗い・うがいの励行、教室の換気、消毒、給食などの衛生管理の徹底を行っています。今年も様々な面から、子供たちの健康を守り、充実した学校生活を送ることができるよう尽力します。ご家庭においても、感染防止、生活のリズムを整えることなどについてご配慮いただきますようどうぞよろしくお願いいたします。

さて、新年の始まりは、様々な取組への新たなる期待とともに、挑戦への意欲を高めてくれます。一年の始まりの際に、これまでの自分の目標を見直し、新たな目標に向かって実践した過程を振り返ることが大切です。そこで、始業式の時に、子供たちに「一年の計は元旦にあり」という話をしました。学校の教育目標である「つよい子、,やさしい子、きらり輝く子」を、学年に応じた姿として改めて意識させ、今年や3学期のめあてを持たせるためです。これからも、目標を実現するためにどのような取組をすればよいのかも具体的に考えさせるとともに、取組への評価・改善をどのようにするのを、日々の授業などの教育活動の中で伝えていくようにしていきます。

子供たちが目標に向けて自らの力を注ぐことで、充実感や自信をはじめ、次への挑戦につながる意欲を高めることができるよう、継続した指導を重ねていきますので、今度ともどうぞよろしくお願いいたします。

FLL全国大会出場!!

これまで、6年生は、FLL Challengeという活動に取り組んできました。
FLL Challengeとは、は9歳~16歳の青少年を対象とした世界最大規模の国際的な競技会です。1998年に米国のNPO法人「FIRST」とレゴ社によってに設立され、日本では2004年から開催されており、現在、世界110カ国、約67,000チームが出場。毎年世界大会が世界数ヶ所で行われ各国の代表チームが参加しています。
12月に6年生の3チームが東京予選大会参加し、1チームが全国大会出場権獲得し、もう1チームが「モチベーション賞」を受賞しました。全国大会は、2月12日に東京大学にて開催されます。

競技内容は以下の通りです。
●自律型ロボットで2分30秒の間にミッションの攻略を目指す『ロボットゲーム』
レゴ社製ロボットキット(教育版レゴ® マインドストーム®やSPIKE プライム)を使用して、チームのロボットの設計・組立て・プログラミングをします。そしてフィールドに設置された約15のミッションの攻略を目指します。 競技時間は2分30秒で3回競技を行います。その中での最高得点がチームの得点となります。

「イノベーションプロジェクト」「ロボットデザイン」「コアバリュー」の3分野の『プレゼンテーション』

・「イノベーションプロジェクト」・・・世界が直面する社会問題が、毎年、シーズンテーマとして掲げられ、チームはそのテーマを研究していきます。調査・研究を進める中でテーマに関連した問題をチームで1つ特定し、それを解決するための解決策を考案し、プレゼンテーションを作り上げ、大会当日に審査員の前で発表、質疑応答を行います。どのような視点・方法で問題を解決するのか着眼点・実現性が問われます。
・「ロボットデザイン」・・・ロボットゲームで使用したロボットとプログラミング、競技全体の戦術・戦略を紹介するプレゼンテーション。
・「コアバリュー」・・・活動の成果やチームワークなどFLLで培ったチームの魅力を、ポスター作成等でも紹介。


校長   松本 博幸