2022年度12月号

令和4年12月1日

 先月18日()に、印旛地区教育委員会連絡協議会・印西市教育委員会指定の公開研究会を本校で実施しました。市内のみならず他県の学校関係者の方々をお招きして、子供たちの学びの様子を御視察いただきました。

 6年生による学校紹介の後に、全学級での授業と研究協議会、そして体育館を会場として全体会を実施しました。全体会では、東北大学大学院情報科学研究科・東京学芸大学大学院教育学研究科教授の堀田龍也様、鳴門教育大学大学院学校教育研究科准教授の泰山裕様をお迎えし、大変貴重な御講演をしていただきました。

 御視察いただいた皆様から、子供たちの学びに向かう姿へたくさんのお褒めの言葉をいただくことができました。今後も、子供たちが社会とつながり、自律的に学ぶことができる授業をめざして、研修を深めてまいりたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

印西市小学校駅伝競走大会

 11月29日(火)に行われた「印西市小学校駅伝大会」では、選手たちが力強く襷をつなぎ、男女ともに素晴らしい記録を出すことができました。また、女子は2位という成績をおさめることができました。子供たちのこれまでの練習の成果が十分に発揮できた大会であったと感じます。保護者の皆さまの御支援、御協力に感謝申し上げます。ありがとうございました。

スマートフォンやSNSに係わるトラブル

 昨今、スマートフォンやSNSに係わるトラブルが多く発生しています。中には子供たちの身の安全が脅かされる重大な事態につながりかねない事例もありました。

 そこで、本校においては日頃より、デジタルシティズンシップ関連の指導を系統的に実施し、オンライン上でも責任をもって行動できるような力を身につけることができるようにしています。

 今月は、人権週間や冬休みを迎えることもあり、いじめ・誹謗中傷に関すること、適切なオンラインの活用の仕方、デジタルの足跡などの指導を行います。御家庭で絵も、今一度お子さんとスマートフォン等の情報端末を使う上での留意事項を話し合っていただけますと幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。


学校の花壇から

 下の3枚の写真、どれも本校の花壇に咲いている花を撮影したものです。さて何の花でしょう。

 1つめは本校の校章のデザインにもなっているコスモス。2つめはメキシカンマリーゴールド、最後はヒャクニチソウです。どれもキク科の植物で、これら3つの花には、舌状花と筒状花がありますね。ひとつだけの花を見ていると気付きにくいのですが、複数の情報を比べてみると、いろいろな相違点が見えてきます。そして分類することもできます。分類することで、さらに新しい発見をすることができます。

 同じ仲間の植物は他にどんなのものがあるのか、それらの花のつくりはどうなっているのかを調べたり、また、開花後にどのように受粉して種子ができていくのか等の生命のつながりについて考えたりすると、それまで点であった知識が線で結ばれ、他の学びと繋がることで面となります。探究的な学びの素材は、身近な日常にたくさんあります。それらを丁寧に教材化して、子供たちの思考を高めるための工夫をこれからも続けていきます。

校長   松本 博幸