2022年度10月号

令和4年10月1日

   10月 神無月を迎えました。この時期は、風が運んでくる金木犀の香りに秋のさわやかさや心地よさを感じます。 

     9月は、印西市のいじめ防止強化月間でした。本校においては、年間を通して、いじめ防止についての取組をしておりますが、特に先月は、学級活動や道徳科、総合的な学習の時間において、運動会に向けた取組と合わせ、「思いやり」や「友情」、「協力」、「ルールを守る」等をテーマにして、学年の発達段階に応じた指導を重点的に行いました。これからも、一人一人が人権に対する意識を高め、いじめを許さない安心して過ごせる学校づくりをしていきます。

原山っ子七ヵ条

 子供一人一人の自立を目指す上で、生徒指導の充実は欠かせません。挨拶や時間を守るなど、基本的な生活習慣は全ての子供たちに身に付けられるよう、発達段階に合わせて指導をしています。また、きまりや約束を守り、周囲に迷惑をかけないことは、集団生活を営む上で大切なことであり、規範意識を高める指導を様々な教育活動を通して繰り返し行っています。

 ★ 本校には、学校生活の基本的なきまりごとを示す「原山っ子七ヵ条」があります。

・いつもありがとうをいいます。

・おじぎをしながら笑顔であいさつをします

・困っている人を助けます

・大きな声で返事をします。

・がまんをします。

・よいことを進んでします。

・目標めざしてがんばります。

   「原山っ子七ヵ条」は、学校教育目標である「つよい子、やさしい子、きらり輝く子」を具現化するための項目として位置付けているものです。これらの項目について、年度の始めに全校で指導する時間を設定するとともに、随時、重点的に取り組む項目を生活場面に結びつけるなどして、各学年・各学級の状況に合わせた段階的な指導を行っています。

 いじめ防止についても、この「原山っ子七ヵ条」の取組と合わせて行っています。「いじめは絶対に許さない」、「いじめはどの学校でも起こりうるもの」という認識のもと、いじめの未然防止、早期発見・早期解決に、これからも学校全体として、組織で対応できるようにしています。

 生徒指導の充実、いじめ防止には、学校だけでなく保護者や地域の皆様の御理解と御協力が欠かせません。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

校長   松本 博幸