2022年度7月号

令和4年7月15

  6月も,様々な学校行事があり、それらの教育活動を通し子供たちが、また一つ大きく成長しました。6月23日には、八千代松陰学園の吹奏楽部の皆様をお招きして、演奏会を開くことができました。楽器の生演奏を聴くのは久しぶりという子供も多く、またレベルの高い楽しい演奏でしたので、子供たちもとても感動していました。新型コロナ感染の拡大状況にもよりますが、他の学校種の生徒さんとの関わりをこれからも増やしていきたいと考えています。

日頃からの備えを

 近年,地震や水害など大きな自然災害が多く発生し、甚大な被害や生活の混乱をもたらしています。自然災害がもつ恐ろしさとそれに対する備えの必要性について改めて考えさせられます。

 本校ではこれまでの震災等の教訓を生かしまた年度始めからの計画的な防災訓練の実施や各教科等の授業における安全指導を踏まえ防災計画の改善を図ってきました。危機管理マニュアルについても,学校生活の様々な場面での災害発生を想定し,内容改善を図ってきました。

 しかしこれらの計画や指導を実際の場面で生かすにはより危機意識を持って日頃の指導を充実していくことが必要です。更に万一の災害発生の場合,本校は避難所となるため,地域との連携が大変重要となってきます。ですから,本校は,地域との結びつきをこれまでより強くしていくことも必要です。

 そこで防災教育の充実のため10月の運動会実施時に引き渡し訓練を実施いたします。また地域との結びつきを強化するため2学期以降に地域の方々と子供たち教職員が一緒になって活動する場を設けていく予定です。これらの詳しい内容については後日改めてお知らせしますので御協力をどうぞよろしくお願いいたします。


自分を高める夏休みに

 いよいよ長い夏休みに入ります。生活のリズムを壊さないよう、まずは規律正しい生活を心がけ、夏休みにしかできない挑戦をして、楽しい思い出をつくってほしいと願っています。自由研究に取り組んだり地域の行事に参加したりと、普段と違った体験や学びをする中で、いろいろな人との出会いがあったり、新しい発見もあるでしょう。そのような機会を生かし、自分の力を高めることができる有意義な夏休みとなりますよう、重ねて保護者、地域、関係の皆様の御支援をお願い申し上げます。

校長   松本 博幸