小善は大悪に似たり
小善は大悪に似たり
人間関係の基本は、愛情もって接することにあります。
しかし、それは盲目の愛であったり、溺愛であってはなりません。
上司と部下の関係でも、信念もなく部下に迎合する上司は、
一見愛情深いように見えますが、
結果として部下をダメにしていきます。これを小善といいます。
「小善は大悪に似たり」と言われますが、
表面的な愛情は相手を不幸にします。
逆に信念をもって厳しく指導する上司は、
けむたいかもしれませんが、
長い目で見れば部下を大きく成長させることになります。
これが大善です。
真の愛情とは、どうあることが相手にとって
本当に良いのかを厳しく見極めることなのです。