1. しばしば社交不安症者は、決定を下すのが非常に困難である。
回復している私は、自分にとって望ましい決定を下せる自分の能力を、信頼している。
2. しばしば社交不安症者は、決して、自分が考えること、話すこと、なすことのどれにも合格点を与えず、厳しく判定する。
回復している私は、自分をありのままに受け入れる。また完璧よりも進歩を重視する。
3. しばしば社交不安症者は、表彰されたり、賞賛を受けたり、贈呈を受けたりすると、当惑する。
回復している私は、自分は表彰、賞賛、贈り物を受けるに値する、と適度に感じている。
4. しばしば社交不安症者は、自分の考え、感じ方、行動についての評価より、他人の評価の方に、価値を置く。
回復している私は、自分の信頼している人の意見を尊重するが、私がその人の承認を得たい、とは思わない。私は自分自身を、信頼している。
5. しばしば社交不安症者は、自分自身が愛されるに値する、価値のある人間だと思えない。
回復している私は、自分自身が愛されるに値する、大切な人間だと認める。
6. しばしば社交不安症者は、劣等感を克服するために、承認や賞賛を求めている。
回復している私は、自分自身による承認を、第一に行い、もし自分が他人からの承認を求めている時には、その動機を注意深く調べる。
7. しばしば社交不安症者は、自分の間違いを認めるのが、非常に困難である。
回復している私は、自分自身の棚卸しを続け、間違った時は、直ちにそれを認める。
8. しばしば社交不安症者は、他人の目に、自分が正しいと見える必要があり、自分がよく見えるように嘘をつくことさえある。
回復している私は、自分の振舞いや動機について、自分自身に正直である。私は、間違いを自分自身や他人に認め、他人の意見を恐れずに聞くことができるほど、安心している。
9. しばしば社交不安症者は、自分の必要なものや欲しているものを確かめたり、他人に頼んだりすることができない。
回復している私は、出来る限り、自分自身の必要なものや欲しいものを満たす。私は、もし必要で適切ならば、助けを求めて手を伸ばす。
10. しばしば社交不安症者は、自分が他人より優れている、と思っている。
回復している私は、自分自身が他人と対等だと思っている。
11. しばしば社交不安症者は、他人が自分に安心感を与えてくれることを期待している。
回復している私は、より大きな力の助けを借りながら、自分の生活に安心を生み出す。
12. しばしば社交不安症者は、ある仕事を始め、締め切りを守って、その仕事を仕上げるのが非常に困難である。
回復している私は、その場合にふさわしい方法で、自分の責任を果たすことによって、先延ばしを避ける。
13. しばしば社交不安症者は、健康な優先順位や境界線を定めるのが、苦手である。
回復している私は、自分の生活の中で、健康な優先順位や境界線を築き、保つことができる。