社交不安に苦しんでいる人は、いくつかの誤認(認知の誤り)を持っています。
1.べき思考:
人生は公平でなければなりません。 私たちの犠牲は報われるべきです。 私や他の人がどのように行動すべきかについての規則のリストを、私たち社交不安症者は持っています。 ルールを破った人は、私を怒らせます。私がルールに違反すると、罪悪感を感じます。
2.分裂思考:
私たち社交不安症者にとって、物事は白黒はっきりしています。良いか悪いか。完璧か失敗か。妥協点はありません。
3.色眼鏡:
私たち社交不安症者は、否定的な詳細を調べ、それらを拡大して、全ての状況の肯定的な側面を除外します。
4.読心術:
そう言われなくても、彼らが何を感じているか、なぜそのように行動しているのかが、私たち社交不安症者にはわかります。 特に自分に対する彼らの気持ちを、知ることができます。
5.感情的決めつけ:
自分が感じていることは自動的に真実だ、と私たち社交不安症者は信じています。 私たちが愚かで退屈だと感じるなら、私たちは愚かで退屈でなければなりません。
6.極端な一般化:
私たち社交不安症者は、一つの出来事や一つの見解に基づいて、一般的な結論に達します。何か悪いことが一度でも起これば、私たちはそれが何度も起こると予想します。
7.自分は正しい:
私たち社交不安症者は、自分の意見や行動が正しいことを証明するために、常に試練にさらされています。私たちが間違っている、とは考えられません。自分の正しさを証明するために、どんなことでもするつもりです。
8.自己関連づけ:
他の人が言うことや行うことは全て、私に対するある種の反応である、と私たち社交不安症者は考えます。 また自分を他の人と比較して、どちらがより賢くて、見栄えがよいか、などを判断します。
9.コントロールの誤認:
外からコントロールされていると感じるとき、自分は無力であり、犠牲者である、と私たち社交不安症者は考えます。 内からコントロールしているという誤認は、周りの人の痛みと幸福は自分に責任がある、と考えてしまうことです。
10.非難:
私たち社交不安症者は、自分の痛みの責任を他の人に負わせます。一方では逆転して、全ての問題の責任を自分自身に負わせます。