【 眞ヶ秌 - Manipedia 】

眞ヶ秌(まがとき、本名:辰喜 誠之助)は、日本の小説家。男性。

怪異・都市伝説を主軸としたオカルトホラーが主な作風。

ペンネーム 眞ヶ秌(まがとき)

   職業 小説家

   言語 日本語

   国籍 日本

 ジャンル ホラー小説

  代表作 『人魚の秘薬』『潮騒』『はやにえ』

✦ 作品リスト

ジャンル:ホラー

猫を飼い始めたのだという友人に誘われ、土産を片手にやってきたのだがどうも様子がおかしい。教えられた住所には人の気配などこれっぽっちも感じられないボロ屋が建っているのだから、そりゃあ首もかしげるというものだろう。しかしさっきから「なぁ~ご、なぁ~ご」と私を呼ぶ声が家の中から聞こえてくるのだ。


ジャンル:ホラー × 恋愛

「――ねぇ、人魚の秘薬の話って知ってる?」

美しさを保つと噂される〝人魚の秘薬〟という奇妙なアイテムに手を出してしまった主人公とその家族に訪れる未来とは……。


ジャンル:ホラー

木陰で涼みながら2つで1つのアイスを分け合うも、友人は憑りつかれたかのように何かを一点に見つめている。「……向日葵ってさ、じっと見降ろしてくる感覚がしないか?」ぴたりと頭上で鳴いていた蝉の声が消える。友人の視線を追えば、畑の向日葵たちがこちらをじっと見つめていた。――あれから数日後、僕は友人が行方不明だという話を聞かされることになる。


ジャンル:ホラー × ミステリー

いわゆる都市伝説の『きさらぎ駅』に迷い込んでしまった男女5人。オカルトマニアだという瑛子の「脱出方法を知っている」という発言を皮切りに事態はゆっくりと動き出していく……。瑛子の発言を疑うカップル・悠人と恵麻、都市伝説なんて創作だと信じていないサラリーマン・小林、そして気弱な学生の翔。一行はひとまず瑛子の言う通りに脱出方法をなぞらえてみる――が、事はそう上手く進まなかった。噛み合わない脱出方法、暗闇に呑まれる誰かの悲鳴、さらされる無残な姿。誰かの脳裏にひとつの疑問が浮かんだ。……果たして此処は、本当に都市伝説『きさらぎ駅』なのか?


ジャンル:ホラー

過去の自分を捨てるために『胎内くぐり』を行おうと山奥の洞窟までやってきた男。ぽっかりと口を開ける闇に足を踏み入れ、壁伝いに歩き出すが一向に出口へたどり着かない。おかしい、そんなに長い距離ではない筈なのに。次第に自分が前に進んでいるのかすら分からなくなった頃、ねえ、と後ろから声をかけられた。それは、かつて自分が殺したはずの女の声だった――。

シリーズ

ジャンル:ホラー × ファンタジー

「この部屋の窓からは海が見えるんだ――」木造建ての安アパートに入居した主人公は、大家さんからそんな言葉を聞く。そんな訳があるまいと窓から外を覗けば、眼前に広がるのはコンクリートジャングルなどではなく、穏やかに揺れる海だった……。窓から海が見える不思議なアパートで巻き起こる奇妙な現象と過ごす主人公の不可思議な日常の話。


ジャンル:ホラー

ホラー作家の影山は次回作へのインスピレーションを養う為に樹海へと足を運んでいた。同じころ、酔った勢いで肝試しをしに若者たち3人組が樹海を訪れる。昼でも薄暗い森のなかをそれぞれ散策していると、突然ぐわんと地面が揺らぎ――気が付けば、4人は真っ暗な森の中に全身擦り傷だらけで倒れていたのだった。どこからか「ヒューヒュー」という何かの音が聞こえてくる。


ジャンル:ライトノベル × ホラー × コメディ

見えない、聞こえない、感じない――所謂〝零感〟の主人公は大のオカルトマニア。赴いた心霊スポットが崩れたり、手に入れた呪いの壺が割れたりするのは彼女にとっては日常茶飯事なのだが……それは憑りついた怨霊のせいだった……?!生命力が豊か過ぎて全く影響を受けない零感主人公と、呪殺を試みる怨霊によるドタバタホラーコメディ。


ジャンル:ホラー

もし、どうしても叶えたい願いがあるなら『話』と『和蝋燭』を持って隠邸に行くといい。それと引き換えに、あそこに住んでる主人がその願いを叶えてくれるから。人が怖い話、不思議な体験話、幽霊話、物の怪話……どんな話でも構わない。だが気を付けな、願いが叶うと言ったって必ずしもアンタの望む通りの叶い方になるとは限らんよ。

――今日もひとり、己が願いを叶えるために『物語』を持って誰かが屋敷の戸を叩く。

短編集

春夏秋冬それぞれの季節の花をテーマにしたホラー短編集。
収録作品:櫻の精(春 / 桜)、七変化(夏 / 紫陽花)、山の焔(秋 / 彼岸花)、はやにえ(冬 / 椿)


山をテーマにしたホラー短編集。
収録作品:■捨て山、やまあるき、山彦非ズ、夜見嶽


心霊スポット、廃墟、封鎖された遊園地……。人はどうして暗がりに惹かれるのか?闇に魅せられた人々を描いたホラー連作短編。

収録作品:映るもの、呼ぶもの、誘うもの、嗤うもの、惹かれるもの


真夜中の校舎、夜の公園、日の当たらない雑木林……。人はどうして暗がりを恐れるのか?闇に魅せられた人々を描いたホラー連作短編、第2弾。

収録作品:花一匁、かくれんぼ、××さんが転んだ、影踏み、後ろの正面