【彼方からの君に捧ぐ】ふせ01
※配信視聴済み未通過で遊んだかなきみ
※かなきみオタクによる卓後長文感想吐露+毎回恒例の【イメソン】の話がある
※ユエに対する独自解釈が結構ある
私はPC1だったんだけど最後までどうするか決まんなくて、ユエにとどめを刺したら残ろうと決めた瞬間、≪日本刀≫成功して最大値で殺した。
なんなんこいつ🥴
だから1人でエンド2に行った。
ぶっちゃけた話、みんな帰るから私は帰らないで残るPCで遊びたいな〜っていう気持ちが5.5割あって、でも同じ時を生きる祐川英輔と肩を並べてぇ〜っていう気持ちが4.5割あった。
結果として、3人は過去に帰って(エンド1)、自PCの翠は未来に残った(エンド2)。
すべての元凶は特徴表で「祖先がカルティストだった」を引いたことだと思う。
そんなら曾祖母あたりやべぇ土着信仰があるヤバ村にでも住まわすか~って母親を翠が生まれた時に亡くし、限界集落のヤバ村に住み続ける祖父のもとで生活させた。
もともと別シナリオのKPCで使う予定だったのもあって職業とかステ振り終わってた設定をそのまま引き継いで、限界集落を抜け出して上京させた。職業はアイドルから変えずに日本刀を使わせたかったので、剣舞がダンスの要素として組み込まれてるアイドルにしよ~って色々調べた結果決めた。
そんなむちゃくちゃな決め方をしたからか、セッション中に「どうしたいのかな~?」ってRPしつつ翠と対話しても「わかんない!」って返ってくるし、本当にコイツはその場の流れで生きてきたんだなって実感した。本当に困ったやつだった。
でもヤバ村で生活してたから友達には飢えてたし、家族という家族はもういないので、記憶をなくしていたユエの「家族が欲しい」という願いには一番共感できたんじゃないかなって思う。「独りってのは寂しいもんな」って言ってたし。
開口一番「結婚しよう」は今までの人生で初めてのタイプだったから「なんなんこの人おもしろ笑」ってなってたし「俺アイドルだけどこんな風に言われたの初めて~!」って茶化してたけど、家族が欲しいって話辺りで「いいよ、なってあげるよ家族」って思考だった。
だから、ユエの料理を食べるシーンとかで、
「美味いか?」
「「うんうん!」」
「結婚するか」
「うん!」「うん?」
っていう流れになったんじゃないかなあ。あとこれは単純に食べ物に釣れらたのもある。
センタードームのご飯一番嫌がってたのは翠だし、料理って言う文化がないのにショック受けてたから、料理を作るユエに対して好感度が高かったんだと思う。
この後から翠「結婚しよ!」は「家族になりたい」という気持ちに対して肯定していますよ、っていうムーブ+記憶がない状態のユエの『結婚』が≠結婚だったので「いいよ」って普通に言ってた。
(セッション中の雑談で「性別気にしないのかな……」ってつっこみがあったけど、翠は別に性別云々とか気にしない人間だし、恋愛感情が生まれないタイプなので気にしない)
とまあ「いいよ家族になろうよ」ムーブをしていたんだが、記憶を取り戻したユエに観せられたものが肉塊になる映像だったので「家族って言ったじゃん! こんなん違うじゃん!」ってギャン泣きした。(ここは一時的発狂アリに改変してる)
翠と陽和ちゃんは結構ユエに対して信頼寄せてたし、翠に至っては≪心理学≫で1クリ出してたのでね。もうね。片や大泣きして、片や多弁症で地獄絵図だし、雲雀ちゃんと一途くんはダニエルの話でバチギレしてド警戒してるから刃も銃口も向けるでとんでもなかったな。
後これは存在しなかった話なので安心なんですけど、翠は≪心理学≫1クリだして、本気でユエが2人のことを心配してたんだなって思っているし、まだ肉塊になるやつ見てなかった状態なので、あの合流直後の時点で2人が斬りかかったり銃を撃ってたらPvP宣言してしまうところだった。セーフ。
でも考えてみると、もしかしてその後に肉塊映像を観る感じなのでは?もし仮に殺していたらその場合は心折れて「みんなでユエと家族になろ!!!!!!!」って狂っちゃったかもしれんし、普通に2対1で死んでたかもな。
結局、上記みたいな出来事も起こらず、普通にああなるのは嫌だ+かつて住んでた限界集落の土着信仰ヤバ村のこと思い出して、断った。
でも、ユエと家族になりたくない訳じゃなくて、ただあの形になるのがどうしても受けいれられなかっただけなので「もし俺が負けて死んだら好きに使っていいからさ」って言ったんですけど、戦闘中に「なに当たり前のこと言ってんだ」ってユエにキレられて笑ってしまった。すまんて。
最終決戦の時、雲雀ちゃんはユエに対して「翠と陽和を誘拐した挙句、友好的だった存在を無残にも撃ち殺した狼藉者」って思ってんだろうなって感じだった。あと帰って妹さんに会わないとだしね。
一途くんは「ここで死ぬのが運命なら、その運命に抗ってやる」って最初に会った時とは大違いのつよつよ精神だった。ここの変わりよう好きだったな、おどおどしてて見えても芯が通ってる子なんだなって思った。あとウィルの煽りに毎回煽り返してて仲良しだなって思ってた。
陽和ちゃんは「やりたいことがあるから帰りたいし、もうユエのことは信用できない」って言ってた。でもどうしても攻撃が当たらないのもわかるな……ってなった。覚悟決めて装甲つらぬいてたのめちゃめちゃカッコよかったな。
そんななか翠は未だに帰りたい理由もやりたいことも、あんな映像を観せられてもユエに対する——というかダイチの時の「家族が欲しい」という理由が胸にずっと刺さってた。だから「まあみんなが帰りたいみたいだからとりあえず手伝いと、俺は一先ずああなりたくないからな~」っていうふんわりした理由で戦ってた。別に殺意とかはなかった。
当然ユエに「そんな考えじゃいつ足元をすくわれてもおかしくないぞ」って笑われてたんだけど「そんときゃそん時!」って言った。
翠にとってはユエとは最後の決断がどうしても食い違うだけで恨みつらみとかはなかったので翠にとってアレは『家族喧嘩』だった。刃と銃を使った殺し合いの喧嘩で、戦って勝った方がいうことを聞く、究極の家族喧嘩。その辺を受け止めてくれるユエもといKPありがとうでした、ほんとに。
ここまで帰りたいとも残りたいとも言わないから、ああじゃあユエのことをもし翠が殺したら残ろう、もし他のみんなが殺したら一緒に帰ろう、と思ってた。もう出目で決めるしかなかった。
DEX6だったから絶対に順番は最後だし、まあその場の流れで生きてきたコイツらしいかなって思ってたら、二手前の雲雀ちゃんが初めて≪日本刀≫失敗して、陽和ちゃんは≪日本刀≫成功して血しぶき上げてもまだユエは立ってて。
前回のターンでファンブル出した影響で転倒してたのを手持ちのクリチケ2枚を一気に消費することで即時行動可能にしてもらって、じゃあここで≪日本刀≫が成功したら残るし、失敗したらみんなと帰るんだなって思ったら成功するし1d10でダメージは10を出すしで、ああコイツ帰りたくないんだなってなった。
だから帰らなかった。
もし誰かがとどめを刺したとして、誰も彼のもとに行かないのであればせめて「おやすみ、ユエ」って語り掛けたいなって思ったんだけど、とどめを刺したのは翠だったので斬り殺した体を受け止めてお話させてもらえて嬉しかったな。ありがとう皆。
みんなとお別れするときに話したけど、ユエが取り戻したかった未来を摘み取った先の緩やかな滅びの結末を観るのが自分の役目なのかな~とか、そういえばランスとスピアにまだ話してない過去の技術とか色々あるよな~って色々と思って残った。あとユエを弔いたかったのも本当。
まあ結末を見守るのが俺の役目なのかもしれない!は翠の自分勝手な思い込みなので、もし仮に死んだあとに奇跡みたいななんか超常現象が起こったり、地獄や天国があるとしてもしそこでユエに会えたとして「ちげ~よ」って言われても「じゃあただ単に俺が見届けたかったからだわ」って言い返す。ああ言えばこう言う。
あとこれはKPの解釈+最高RPだなって思った話なんだけど、攻撃しながら語り合う時に「ああ、そうだな。お前はそう言うと思っていた」とか「そうだったな、お前はそういうやつだったよ」って、一人一人とちゃんと向き合ってくれるユエが、とても、とても好きだった。
あともうひとつ余談なんだけど、かなきみ自陣の二次創作SS(という名の翠視点+心情描写)を書いてるんだがタイトルを【大地】から付けた。
ちなみにユエの呼び名のダイチは、日記の間に挟まっていた例の詩からきめてた。
※この先は拗らせかなきみオタクが感情を吐露して、オタク語りしてるだけのやつ
※その下は個人的解釈イメソンの話
↓ 念のためワンクッション ↓
どうしてもユエは殺さないと自分たちは生き残れないけど、祐川英輔を救うことは多分、もしかしたらできる……かもしれない。果たしてそれが救いなのかは知らんけど。
でも1500年間を狂気のままに駆け抜けてきた祐川を楽にしてやりたいというエゴもある……ていう葛藤とこじらせオタクでシナリオ道中は死んでた。
「結婚しよう」って言われる側だったから、戻って逆に「結婚しよ!」って言ってやろうかなって思う気持ちもあった。でも記憶が無い状態の時にダイチと呼んでいたユエは1500年先の今じゃないと殺せないし、休ませてやれないんだなあ……ってしんみりしてた。
本当に「帰るか、帰らないか」「ユエを弔うか、過去の祐川と交流を持つか」という悩みと、翠がどうしたいのか全然わからないのと、拗らせオタクの面で吐きそうになってて、KPにセッション前にただただ泣いてるところを見ててもらうという地獄絵図を繰り広げてた。
KPには泣いててかわいそうって笑われてた。
あと卓後に思ったんだけど、やっぱり翠が残ってダイチを——ユエを弔うことにしてよかったなって。これは完全に自分のオタクの面の話なのでアレなんだけど。
私が好きな【祐川英輔】を突き詰めると、かなきみ02メンツと遊んでたり、カタシロ行ったり、幸せとは何か考えてるあの人であって、ここで対峙したユエであってあのユエではないというか。ああやって生きてる祐川英輔が好きなんだろうなっていうか。
ちなみにこのふせはカタシロも幸せの在り処もまだみてない状態で書いてるので、後でボコボコにされるんだろうな~~~って思ってる。
言葉でも殴り合って、お互いの未来のために殺し合ったユエは翠が殺したし、弔ったし、翠が生きてる限りはみんなとみた景色を報告しに定期的に墓参りする。
私にとっては、このユエと過去に帰った皆が出会った祐川英輔は同じであっても、すぎうらきりと氏の祐川英輔とは似て非なる存在なんだよな、多分。
あと当然のことながら、どうあがいてもすぎうらきりと氏の祐川英輔は彼にしかできないので。やっぱり。
※独自解釈イメソンの話
探索者ごとにイメソンが浮かんだら書く例のヤツ。
エンド2に至った翠のイメソンのやつはユエに対しての独自解釈が入ってる。
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・Mad Hatter(DUST CELL)
https://youtu.be/yWaGh158OKM
▽PC1:冬木 翠
もともと好きな曲でよく聴いてたんだけど、曲調とかが割と好き勝手にその場のノリとテンションで決めちゃう翠と結構あってるんじゃないかな~って思っている。
あとは母親を亡くした結果、とんでも土着信仰村で生きなくてはならなくなったので〝落下〟してるから。『正気のない国』≒とんでも土着信仰村かなっていう個人的解釈。
『殴り合って君と笑いあいたいんだ 愛なんて忘れてただ踊ってふらついたままで』
ここが一番ぽいな~~~ってなったところ。最終決戦あたりの思考回路にぴったりだなって感じたから。
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・翠 → ユエ:命の行方(DUSTCELL)
https://youtu.be/xbveKspBcEc
▽ユエとエンド2の冬木 翠
正直、AメロBメロはユエっぽい歌詞が多いなって思ってて、Cメロで翠っぽいなって歌詞が出てくるので、完全に最終戦闘でユエのこと殺したあとに残って、セラとランスとスピアと旅をする翠のイメージがある。
Cメロの歌詞には歌という単語が出てくるので、アイドルだった翠っぽさもあるし、セラちゃんたちと謳っているんじゃないかな~こいつは、という気持ちと、シナリオのあの最後のシーンも重い重されるな、と思った結果の選曲でした。
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20220801