【ジャンクパーツ・フルセッション!】ふせ01

2話後半のあそこで『「ね、所長?」』って黒コートのセリフ出たときに(もしかしてお父ちゃん来るのでは~~~~~?!??!?!?!?!)って思ってたら案の定出てきて笑ってしまった。最高ですねェ~~~!!!!!!!!!

私は憑依型寄りでセッション参加するしRPもする派なので、絶句してしまったんだが、要としては頭真っ白だったなあ。


自分自身が父親と割と衝突して生きてきたせいか、気が付いたら探索者の過去で父親と因縁がありがちな探索者が多いな……って今更感じた。要くんはハンドアウトに指定があったけど、父か母かの選択できたので結局は選んでいる訳で。



瀬戸光 要は「俺の父ちゃんかっけーなあ!」っていう純粋おバカ枠だったんだけど、だったんだけど(2回目)あそこでの感動の再会でメンタルが死んだ。

瀬戸光家の教育方針が『やりたいようにやらせる』だったから、学に「一緒に来ないか」って言われてもすぐには「うん」って答えられなかった。ここで「教育はほぼ母親に任せていたからなあ」ってぼやかれたとこ、KP天才だなって感謝した。

『父親の言いたいことはわかるし理解はできるけれど、どうしても頷けない。どこかそれを肯定してはいけない』っていう気持ちがあって、結局は憧れの父親である学の手を拒否してしまった。「所詮、出来損ないか」は多分あとで効いてくると思う。

でも結局否定したはずのテクノロジーを、目の前で死んだ風見ちゃんに【死んでほしくない】という一心で使用しているので肯定しているんだよな、本人は気づいてないけど。

「なんだ、誘いを断っておいてアレを使ったんだね。やっぱり僕の子なんだなあ」とか「要なら理解してくれると思ったよ」とかなんとか言ってちょっと揶揄されたら、ようやく自分のしでかしたことに気づいてメンタルが死ぬかもしれない。

16歳の子供に、目の前で仲のいい人間が死んだとき冷静な対処ができる訳ないだろ!大人でもできるか!


2話終了後、SAN値はめちゃくちゃあるんだけど、いつもの純粋バカの皮をかぶって自分を騙しているからこその数値なのかもしれないと思ったら、それはそれでええなって思いました。

純粋バカって言ってるけど、要は天然ものの純粋バカっていうよりはムードメーカー的な純粋バカなので、猫かぶってるんじゃないかなっていうのがある。だから凹むときは凹むし、キレるときはキレる。普通の人間です。

特にそれを見せられるのは同学年で仲良しな友達の増田くんという訳。とってもたくさんイオリさんの胸をお借りしている!!!!!!



父親と因縁があって、父親が生きてるのは『輾転と街は』の神童 陰貞だなあって思ってちょっとだけ考えたんだけど、陰貞だったら「一緒に来い」「……はい」って答えてしまうなあ…って。こいつの意志というものは限りなく薄いので。要と違って自分で考えてアレソレやってみるって行動ができなかったもんね。

要と同じように違和感とか不快感とかは感じると思うんだけど、真っ向から父親に対して反抗できない刷り込みがあるので難しそうだなって思った。要が陰貞みたく父親に認められたい陰キャじゃなくてよかったなあ。