【君に注ぐ花】ふせ04
セラフィーナにとっての愛とは?
バルカの初恋はセラフィーナだけど『支配欲だから~』の部分とか、スピネルちゃんのバルカへの気持ちってなんだろうっていうひづるさんのふせ等々を読み返して思ったこと。
参考(藍川さん):https://fusetter.com/tw/rT923Irx#all
参考(ひづるさん):https://fusetter.com/tw/z0NNCb9N#all
参考(藍川さん):https://fusetter.com/tw/8Pls5GGs#all
まず、セラフィーナに〝恋愛感情〟って芽生えなさそうなんですよね…………ふせを読みながら考えてたんですけど、そういうシーンが全ッッッく想像できなくて。
おそらくなんですが【愛】って本人からすると〝与えるもの〟であって、自分が〝受け取るもの〟じゃないと言うか……。そもそも【恋愛感情】というものをバグみたいなもんだと思ってそうですね、前回のSSに書いたように割と生前から自分のことを装置として見ていると思うので。
現パロのポニテ女子のセラフィーナなら多分、恋愛するかもですが「私より強い人がタイプかなあ」って言ってると思います。戦闘狂。楽しくバトルがしたい。FPSゲームとか好きそう……。
※ちなみに姉妹たちからの愛情は『友情』『親しみ』で、ここでの愛は『恋慕』という別物の扱いにして書いています。
めちゃくちゃ具体的な話をすると『自分(セラフィーナ)が子供を産む』という想像が全くできない。
仮に部下からそういう気持ちを伝えられたとして「私は誰か一人を特別に愛することはできないよ。みんな同じにしか見えないから」って言ったり「そもそも、好きってどういうこと? 肉体関係が持ちたいってこと?」みたいな歯に衣を着せぬ言い方で相手の心をべこべこに折るまでしそう。
でも部下の恋愛とかは「いいねえ、素敵だね!」ってにこにこしているので……。
あの……集団の外から幸せそうな皆を見ることが本当に本人にとってかけがえのない幸せなので……自分が当事者になることが解釈違いなんですよね。
私の護ったものがここにあるんだ、って見てニコニコするタイプ。
未来の為にお前の遺伝子が必要、とかなんとか言われたら全然OKはすると思うんですけど、それはまた恋愛とは違うので……。子供産んだら愛情を注ぐことはできるけど、恋愛結婚とかそういうのとは凄く遠い位置にいると思います。
支配欲に関してバルカはのちに尊敬へ変わっていったとのことなのですが、仮に他の人間から同じような感情を向けられたとしたら、しこたま逃げるんじゃないかなあと思います。支配されるポジションになりたくない。
まあ負けたら負けたで「……満足した?」って聞くとは思いま……す、ね……あ~セラフィーナって相手を煽って逆上させちゃうタイプなんだ……あ、あ、あわわ……。組み敷かれた後にそういうこと言うセラフィーナを想像してしまい……ハイ。
まあどんな時も壊れないメンタルでいて欲しいですね!
ダストとエンキ
参考(藍川さん):https://fusetter.com/tw/aL5Dqmqq#all
上記のふせのおまけシーンを読んでいて考えたんですが、ダストとエンキへの対応の考え方は多分、イソラに近いのではないかなあと思います。
一緒に戦ってくれる戦力として計算には勝手に入れるし、お菓子の件で「凄いねえ」なんて友好的に接するけれど、万が一、彼らが反旗を翻すなら破壊するために速攻で飛び掛かる(けもあしサイコー!)だろうし、解体したらイソラに「はいどーぞ」って渡すんじゃないでしょうか。
この辺りが秩序/悪の『他者にどう思われても~』な面がでているかも。いままでどれだけ親睦を深めていたとしても、『アンデッドを滅ぼす』という目的に対して障害になるなら遠慮なく壊すし、邪魔をしてくるくらいならパーツとして自分に取り込んで活用する、くらいは考えていそうです。
あれ、秩序……?ほんまか……?いやでも街の指針には従っているしごにょごにょ……。
バルカ視点SSへの読書感想文
参考(藍川さん):https://fusetter.com/tw/hmt9OxqT#all
バルカ~~~~!うお~~~~すまん~~~!!!!!!という気持ちでいっぱいですね。ありがとうございました美味しいです……。
確かにセラフィーナは何を言われても刺さらない(うッ!て気まずくならない)ので、軟化しているように感じるのかもしれません。〝かつての〟という単語が付いていても部下、という視点のままなので……お前、もしや悪い言い方をすれば舐めているのでは…………なるほど?
ノイマンくゆ……;;;;;;そら鬱にもなりますよ本当に。おー、よしよし……早く世界終わらせるからね……。
仮に前回と同じく「解体して欲しい」とお願いされたらセラフィーナは解体してしまうと思うんですが、やっても意味ないことをバルカやイソラから聞けば「ごめんね」と言って首を振るし、誰からも無意味なことを伝えられずにノイマンが戻ってきたら「あー、意味ないんだなあ」って思って断るようになるのかな、と思いました。
無駄に精神をすり減らしても可哀想だなって思って、アンデッドを全滅させる計画を早く進めようと、イソラのところに行く頻度が増えるかもしれません。え、でも武力としてしか力になれないセラフィーナに手伝えることってなくないですか……?シンプルに邪魔では……?
なお、立場(考え方?)はどちらかというとイソラとバルカ側寄りなので、もう思う存分活用して頂ければと思います……!あとちゃんと『ドールとしては新人』と扱ってくれるところがセラフィーナとしても信頼度が高いんでしょうね。それにしては態度がでかい新人ですけれど。
巡回ルートと危険チェックのあれそれを叩きこまれて完璧になったら一人でぴょぴょぴょーんって見に行ってそうだな……と思いましたが、どうかなあ。複数vs1はちょっと分が悪いので、センチネルとか呼ぶのかなあ。
もしも姉妹たちの誰かが暇そうだったら呼ぶかもしれないけど、優先度的にはセンチネルの方が上かもしれません。使い勝手が良いので。
イソラとの関係
参照(藍川さん):https://fusetter.com/tw/8Pls5GGs#all
最終話のバトルパートでは「親友のネフィルティア」として対峙していましたが、色々と聞いた結果「あ、違うんだな」と再認識してからは「イソラ(ネクロマンサー)」として別の存在として見ていると思います。やっぱり死人は死人ですし、そもそもクローンですからね。
バルカやセンチネルたちは一応、昔の関係を引きずっているところはありますが【元・部下】として認識はしているので、今が昔の続きだとは考えていません。
とりあえず親友ではないかなあ、と言った感じですね。これから長い時間をかけて親睦を深めていくも良し、最後まで利害の一致で行動を共にしている存在でもよし。みたいな。
セラフィーナ自身、関係にどうしても名前を付けたいわけではないと思うので、本人はあんまりこだわらないと思います。
クラーケちゃんに対しての愛情を抱いていることはイソラの口から明確に出されたわけではないし、そもそも彼が表に出さないようにしているので知らないけれど、もしそう言った感情を抱えているのだと何処かで知っても「そうなんだね」と返すんじゃないかなあ。
同じようにクラーケちゃんを好きになるからといって、やっぱりそれも生前の続きという訳ではなくて、新しい関係性だと認識すると思います。イソラのその感情は彼自身のものであって、ネフィルティアのものではない、といいますか。