【君に注ぐ花】ふせ02

『セラフィーナさんの「もういいよ」は、ネクロマンサーの台詞でいえば「眠ってください」なんですよね。』で笑ってしまいました。ほんまや!本当に仲の良い友達だったんですねえ、こう……考え方が似ているというか!類は友を呼ぶってやつですか。


あと夫婦喧嘩に飛び入り参加しなかったので二度とない会話(多分。蒸し返さない限りないので9割はなさそう)なんですけど「部下の死体を踏めと?」に対して『「貴方の部下はもう誰一人として残っていませんよ、死体すらも。私が全て手駒として使いましたから」』って返されたときの返事。


「それは魂とか、体の話でしょ? 私が言ってるのはあの時に託された『こころ』の話だよ。それはネフィルティアにも、バルカにだって私から奪えないものだもの」


……って返したと思います。『勝ってくれ』『死を無駄にしないで欲しい』といういっそ呪いのような彼らの気持ちは、セラフィーナに向けられたものなので「それを持って行けるのは私だけでしょうが!」という……。

やっぱこいつも意強情なんですよね。多分ここの言い合いも終わらんやつ……ウーン、黙って見守っていてよかったかも!




ネクロマンサー(イソラ)との『和解』はセラフィーナが振り返って部下の死体を踏めるようになるレベルの変化、とのことなんですけどそう考えると本当の本当に遠い遠い未来のことになりそうだなあ……と思いました。

セラフィーナがそれができるようになるのってネクロマンサーの悲願が達成した時なので……。それが多分、彼女の考える『勝利』なので……。ウーン。




「車を降りるよ」って言われたのに対して素直に従ったのでしんどい気持ちにならずに済んだ(?)んですけど、そう考えるとけもあしでよかったね。靴ではなく、直に死んでいった者たちと触れているってこと……だよね?

でもでもそうすると桜の根元に山になっていた死体を埋めるところがもうないのでは……(thinking face)まあ、時間はたっぷりあるのでちょっと街から出たところに埋めるのも……ウーン……。でも野ざらしよりはいいか。