【君に注ぐ花】ふせ01

お疲れ様でした!

これぜーんぶ僕らの選択や行動を見てルートを切り替えるNCってなあに?天才?ってなるお話でした。的確に抉ってくるところが天才です。本当に。でもその分、負担はえげつない量だと思うので……実際そうって言ってたしなあ。NPCの前身立ち絵いっぱいありゅ……(白目)

ネクロニカはまだ片手で数えられる程度にしか遊んでいないよちよち歩きの初心者PLだったので、PLとしての先輩でもある、ひづるさんやカリウムさん、そしてNCの藍川さんには支えてもらいながら楽しい卓をさせていただきました!本当に感謝しています。同じ経験値:赤ちゃんの海月ちゃんとはおてて繋いで頑張りました!ひゃっほい!

NPCやドールたちについて

【実験体A】のスピネルちゃん。PLは「スピちゃ!」と愛称で呼んでいましたが、セラフィーナは「スピネルちゃん」→「スピネル」でした。呼び捨てになったのは自分の愛する部下だったんだということを思い出したので、より距離感を縮めています。でも意識して呼び方を変えた訳ではないから録音だとブレブレかもしれません。

『真面目』『善性』まさにその通りだと思っていました。最終話のエンドパートでバルカの質問に対して「人」だと答えたことも合わせると、純粋さもありますかね。それでも冷徹に手駒たちを解体していくその姿が、格好よくて、美しくて、頼れる存在だなあと思っています。でもバルカ関連でからかうと普通の女の子なところが愛おしい。



【科学者C】のクラーケ。相変わらず立ち絵の書き込みえぐくて笑った。

大人っぽい雰囲気から(実際に減った部分は無いから大人だね)ちゃん付けはなんか違うな~とPLは思っているんだけど、セラフィーナは「クラーケちゃん」呼びでした。後方腕組み大人コンビの片割れ。広報腕組み大人コンビの片割れ。すーぐ考えていることを「まあ言わなくても支障はないか」と黙っちゃう大人組のひとり。

えっっっっっっっちなお姉さんじゃん!って思ってたのに、パーツのために養育(養殖)されてたということを知って泣いた。頼む幸せになってくれ、という気持ちと、すでに幸福はあって……でも疾うに奪われていて……という悲しみと、イソラとも楽しい思い出を作っていって欲しいという気持ちでぐちゃぐちゃですわ。

にくむちバリ強くて笑いました。かっけぇ~~~んだわ。あとクラーケちゃんの0コス支援によって何度救われたことか。でもサポート特化ではなくて……という最終話の出目がほんまにつよつよだった。



【複製品α】のネフィルティアちゃん。かわいいかわいいネフィーちゃん。

姉妹の仲を明るくするムードメーカーであってくれて、セラフィーナがドールになってからしなくなった鼓舞を代わりにしてくれた存在だと思っています。姉妹たちを庇ってくれる姿は頼もしくて、背中を預ける相手だと思っています。

セラフィーナは特攻型のつもりだったのでちょこちょこ防御を積んでいたので、守ってもらうというよりは2人をお願いね、という感覚でした。まあ全体攻撃とか引き付けてくれたり色々助けてもらっているので、ありがとうがいっぱいなんですけれども。

独りで財宝を守るドラゴンにはなれないけど、貴方がいるからこそ戦えるよ、というやつですね。

実はネフィーちゃんとの会話(冷凍庫にぶち込まれたときのやつ)がセラフィーナがどう思っているのか、どんな考えを抱いて行動しているのかをはっきりとさせてくれていました。それもあって戦友、みたいな感じです。でも未練は保護だった気がする。かわいい末の妹なので仕方がないですね。



バルカ。大切な副隊長で、生前とても頼りにしていたと思います。あと考え方も似てるんじゃないかなあ、と思うので意思疎通も取りやすかったのではなかろうか……。

自分やスピネルが〝信仰〟されていたことに対して複雑に感じていたこと、そのまま眠っていて欲しいと思ってくれたこと。彼はとても優しい人なんだと思いました。だから冷凍庫で「もういいよ」と声をかけました。「もういい、その背中に庇わなくていい。私達はちゃんと立てるから」という意味を込めて。

あと「そもそも戦場に立つべき私を置いて2人してなにしてるの? ねえ」という怒りもある。置いていくな、戦わせろ!

これからは一緒に巡回したり、少し遊んだり、スピネルと一緒に過ごしてもらったりと沢山想い出が作れそうですね。はっぴー!幸せになれ。



ネフィルティア、もといネクロマンサー、もといイソラ。もうとにかくぶん殴ろうと思っていました。

親友たる私を置いて一人で戦争すな?戦わせろ?部隊長やってたんやぞこっちは!!!!!なあおい!!!!!!という感じで。

戦いに身を投じていたのですから『アンデッドを全滅させる』という願いの手伝いをしたいと思っていたと思います。ネフィルティアとクラーケ、親友たちの願いを叶える手伝いがしたいと。

それなのに「寝ていてくれ」って言われたので怒りました。同じ絶望を抱いたからこそ、その願いを成就させるためにも力を貸せるのは私なんじゃないの?という。

正直、スピネルにもう一回寝ててもらって全面戦争を仕掛ける、はアリだな……というタイプなので否定は全然しないんですけど、最大多数の最大幸福としては今の行動は違くてだな?と思って止めることにしました。

これからどんどんみんなで困らせていこうと思うので存分に困って欲しいですね。



ダストとエンキはこれからちょっとずつ友好を深めていきたいですね。

バルカと敵対√だった場合の話を聞いてきゃわいいな……と思っていました。かわいい。

セラフィーナについて

部隊長というHOから強そうな名前にしよう!という流れで『威勢のいい者』という意味も持つセラフィーナにしました。

名前は熾天使なのに見た目はドラゴンとはこれ如何に。



これは本人も私も考えていたことなんですけど〝知らなかったとはいえ『扉を開ける』という誤った選択をした責任がある〟と思っています。

例え誰に——スピネルやクラーケから許されたとしても、セラフィーナ自身はけして赦せないんだと思います。だから、誰よりも前に出て敵を屠る存在でありたい。


セラフィーナは自分を『部隊長なのだから』という言葉で自分を無意識に縛っているような子でした。隊長である自分が折れたが最後、という考えがこびりついているので絶対に折れない心を持っていました。まあ、なるべくして部隊長になったというか……。だからこそ戦争でもちょこちょこと勝利が収められたというか……。

でも本人が根っからの根性気質だったんだろうなあ、と思います。どこかで心が凍ったり、折れたりして『部隊長だから』と縛られてしまったというよりは、でっかい十字架を背負って、それごと敵を押し潰すか、もはや十字架を武器にして敵をタコ殴りにする……みたいなタイプ。悪く言えば戦闘狂。

 


でも思考回路はちょっと固まってしまっていたと思います。

戦争で喪わないものはないでしょう。セラフィーナの判断で多かれ少なかれ死ぬ部下が存在するのだから、最小限の被害に抑えられるものを選ぶのが〝正しい〟という判断がこびりついていると思います。だからセンチネルの「爆破してください」という願いにも「この子たちの願いは叶えられるし、自分たちもすぐに脱出ができるからいいかも」とかいう判断になる。

悪く言えば、部下(だったもの)を駒として考えてしまうので、ネクロマンサーに近いような遠いような気がしないでもない……。

※でもここで壊してあげたとしてもまた使われちゃうんだってPLは聞いてから、心が壊れたものからしんどい目にあっていく世界なんだなあってしょんもりしました。


ただ、自分の考えを『わざわざ言わなくても良いだろう』って意識的に言わないバルカやネフィルティアやイソラと違って、セラフィーナは言う必要があるかないかを判断しない、伝えないことが〝当たり前〟なところは彼らよりも酷いな~と思います。自分がどう思われようが最終的にやりたい事、やるべき事が達成すればOKみたいな……。

この部隊長にして、あの副隊長あり。それは本当にそう。でも多分こっちの方が悪質です。



閉じ込められた冷凍庫から出て行くときに置いていくことになるバルカやセンチネルのことをけして振り返らないのは、後ろを振り返ったら死んでった部下が見えるのが嫌だからです。あとは〝振り返ってはいけない〟という戒めがあるから。

これは桜を見た時に得た記憶のカケラ【足跡】で『引き返せば、彼らの死体を踏んでしまう。』という文字をみて「アッこれですこれこれ!!!!!!!こいつの精神これ!!!!!!!!!」ってなったから意識的にRPしていました。本当にセラフィーナの思考を明確化された記憶のカケラでしたね、NCってすごい。


そういえばこの精神で行くと「今までの死体に背けと言うのですか」というイソラの言葉に対して「じゃあ今まで死んでった部下の死体を踏みにじれって言ってる?」って喧嘩に加勢して三つ巴もできるんだけど、あそこは夫婦喧嘩のシーンなので後方腕組み親友ポジしてました。

あと一番許せなかったのは友人である自分を、部隊長として戦っていた実績がある自分を駒としてそばに置いてくれなかったことなので。使えるものを全部使えや!精神。



+1を信じる教のものとして、バールを愛用し、地獄の住人も組み込みましたが、結局移動コストがつらいな……と思っていた所のけもあし。完璧でした。けもあしたのしい~!

なお、私が立ち絵に加筆していく楽しさがあるからどんどんパーツ増やすときに外見を変えていると言うのもあるんですけど、本人が「もう人間ではないから、どれだけ敵を葬ることができるかの性能を上げたい」というタイプなので、今後もクリーチャー化を極めていく女です。



ちなみに最終話のエンドパートでバルカとスピネルの会話を後ろで聞いてたセラフィーナは、どんな回答をするのかな、と思っていたんですけど。

「死人は死人だよ。人じゃない。最後はみんな朽ちるべきだ」って言ってました。

「でもまあ、私達が≪最後のアンデッド≫になるまでは、もうちょっとくらい懐かしい思い出に浸るのも、過去を振り返るのも、来るはずのなかった未来を楽しんでもいいんじゃないかな」とも言ってます。

これは絶対に誰にも言わないけど、PLとNCにだけお出ししておきますね。


反アンデッド思想である街に生まれ、アンデッドと戦い続けていたセラフィーナにとって、自分がドールとしてずっと稼働し続けるのもなんか違うな、とは考えています。


最終話の成長で未練を取るか取らないか悩んだんだけど、バルカにはスピネルがいるし、イソラにはクラーケがいるから充分かな、と思って取りませんでした。スピネルがいればバルカがいるし、クラーケがいればイソラがいる。

セラフィーナは、目が覚めてきてから共に歩んできた姉妹がいれば、十分かな、と思っています。バルカもイソラも大事な存在であることは変わりないですが、自分の拠り所ではないので。


片手になっても持っていられる数だけでいたい。

背中は、部下たちを背負うので精一杯なので。

蛇足

ふと考えてみると、セラフィーナってCoCの刑事PC、特に鰐淵と鐵と同じタイプの考え方をしている奴でした。

明るさは鰐淵、行動の選択方法は鐵。どちらも大勢のために役目を全うしようとするタイプ。