初年度登録2000年の初期型MR-Sでジムカーナをしてます。走行距離が25万キロに近いですが、目立った故障はなく頑張ってくれています。
グランツーリスモでアクセルを踏むと曲がるMRの挙動が好きでした。学生がギリギリ買えそうなMRでMR2に乗りたいと思っていました。MR-Sはパワーが足りなさそうだなという偏見があり、初めは視野に入っていませんでした。
このMR-Sは、車部に来る前は筑波サーキットを走っていたようです。その後、前オーナーがセリカ(ZZT231)のエンジンである2ZZ-GEに換装しました。速いです。
このMR-Sに一目ぼれし、2回目の部会で購入を決めました(4月)。まさか、2ZZ換装したMR-Sが存在するとは驚きでした。前オーナーはOBの方で、格安で売っていただきました。
リアから刺さったようで、ホースメント等つぶれています。
つぶれるべきところはつぶれて、つぶれてはいけないところはつぶれていない、さすがトヨタですね。
実は車検場に行くまで半年以上かかっています。理由はエンジン換装の構造変更の書類審査が通らなかったからです。前期型MR-Sに2ZZ積むと書類審査が大変ですね。ドラシャはZZT231のものに交換したので強度検討は省略できました。
ミッションは強度計算が必要と言われたので分解し、インプット、アウトプットシャフトのスプラインの強度計算を実施。陸運局は強度計算は必要だが、強度計算の仕方は分からないので自分で調べてくださいという主張。こちらで強度計算の仕方を調べ、それにそって強度計算をしたが計算が違うと指摘され審査通らず。結局、ミッションは別の車種の適合から強度計算を省略しました。
先輩やOBの方々のお力をお借りして、なんとか書類審査を通しました。
MR-SとセリカでO2センサーの位置が違うからか、燃料を濃く吹いてしまいガス検査CO, HCともに基準値を大きく上回り車検に通りませんでした。O2,エアフロ、プラグを新品に交換してもダメ。
結局、社外ECUに交換して燃調を手動で整えて車検に通りました。
1月末に4回目の車検でなんとか合格しました。
MR-S(ZZW30改)の主な仕様
MR-S 1999年式
約246,000km(2024年8月)
エンジン:2ZZ-GE(前期)、2025年2月にDIY OH済み
ドラシャ:ZZT231用をポン付け
強化エンジンマウント
5速ミッションC56
LSD付クスコRStypeF 1.5way (2018年2月新品装着)
クラッチ EXEDY (2018年2月新品装着)
オーリンズ車高調 F8kg R11kg
TRDメンバーブレス F,R
クスコタワーバー F,R
マフラー GPスポーツ→ワンオフマフラー?
エアクリはバッテリーの位置に移設
バッテリーはフロントに移設
触媒:純正
エキマニは変換フランジを使用し1ZZ用を装着
ブレーキパッド
F 純正
R RM2
2024年サイドワイヤー新品交換
Bride フルバケットシート
Sabelt 4点式シートベルト
リア4点ロールバー
VOLTEX FRPハードトップ(サンルーフ付き)
ECU:PowerFCを装着。テクノプロスピリッツで現車セッティング済み。
エアコン撤去済み
その他の乗り物
通学用の足。8万で買った高級車なのに、オイル漏れするしオイル食いするしで調子悪い。とにかくオイル食いがすごい。
→1992年式キャブのカブカスタムを入手したので、
お別れしました
部品取り用のMR-S。エンジン、ミッション、SMTアクチュエーターポンプがないから外装と内装の予備。
前期SMTという地雷なので、多分SMTが壊れて廃車になったと考えられる。
部室の田んぼに生息しているため足回りがひどくさびてしまった。夏になるとゲコゲコ鳴き出す。常時オープン。
ジムカーナしたら普通に速かった。ABSが賢くないので止まらないが、コーナリング性能は高いし、サイドターンもできる。しかし、その後、CVTが滑るようになった。やはり噂のセレナのCVTだけあり、スポーツ走行などしてはいけないようだ。
シフトワイヤーのブッシュが壊れてワイヤーが外れて一時不動になるトラブルも発生。まだ5万キロなのにMR-Sより壊れているかもしれない。
維持費高いし、年式と走行距離の割に壊れるしで、もはや外車乗ってる気分じゃないと維持できない車。