講演会テーマ:里山資本主義と明るい高齢化(平成27年度上尾市地域包括ケアシステム推進事業)
山口県生まれの51歳。平成合併前3,200市町村のすべて、海外72ヶ国をほぼ私費で訪問し、地域特性を多面的に把握。2000年頃より、地域振興や人口成熟問題に関し精力的に研究・著作・講演を行う。2012年より現職。
第七回新書大賞を受賞した『里山資本主義』(2013)、『デフレの正体』(2010)(共に角川Oneテーマ21)、7名の方との対談集『しなやかな日本列島のつくりかた』(2014年、新潮社)、『実測!ニッポンの地域力』(2007、日本経済新聞出版社)など著書多数。
【講師】 藻谷 浩介氏
(株)日本総合研究所 主席研究員
(株)日本政策投資銀行 地域企画部 特任顧問
NPO法人 ComPus地域経営支援ネットワーク理事長
【今後の日本に求められるポイント】
①子育て支援を手厚くする。
(子どもは社会の宝。孫世代の子どもたちを社会で
育てること)
②健康・元気な高齢者を増やす。
(里山資本主義に則り、例えば健康維持・生活費節約
にも資する素人農業にチャレンジしてみること)
③自らの地域を良くするために議論する。
(自らの地域について説明し、評価を受け、より良くする
方策を考えること。議会が正常に機能すること)
藻谷氏からはまず最初に、イメージと事実が異なることを認識する必要性が指摘され、現在の日本および上尾市の人口動態が示されました。
そして少子高齢化が進む中、65歳以上の層の元気な人々が主役となって、自らの健康維持と(孫の世代の)子育て支援を行っていくことが重要だと指摘されました。
●日 程 2016年3月12日(土)
●時 間 10:30~12:00 (開場:10:00)
●場 所 上尾市プラザ22
(上尾市谷津2-1-50ライオンズタワー上尾2階)
●主 催 一般社団法人セーフティネット
●後 援 上尾市(上尾市地域包括ケアシステム推進事業)
上尾商工会議所
●参加費 無料
●定 員 70人(先着順)
本講演会の様子が記事になりました↓ 2016年4月22日埼玉中央よみうり新聞