ポリフォニック・ハイブリッドシンセサイザー(HSX-4)

ハイブリッドシンセサイザーは2つのオシレーターで構成されています。PCMオシレーターは112のPCMサウンドを備えています。シンセマニアの皆さんには理想的なツールとなっています。各パラメーターの操作で豊かなサウンドを作り出すことができます。

OSC 1

- Waveforms

OSC 1は次の5つの波形からなります:ノコギリ波、矩形波、三角波、正弦波、ノイズ。

さらにフォルマント、FMオシレーターを選択することも可能です。

Shape1 ノブ

波形を変化させます。

LFO ノブ (Shape1)

波形に適用されるLFOのレベルを調整します。

ENV ノブ (Shape1)

エンベロープに適用されるLFOのレベルを調整します。

Shape2 ノブ

フォルマントオシレーターを選択すると、Shape1ノブで母音(フォルマント)、Shape2ノブでレゾナンスを調整できます。FMオシレーターを選択した場合、Shape1ノブでFMの深さ、Shape2ノブでモジュレーター周波数を調整できます。

* Shape1ノブの調整で波形を変化

- Pitch

Octave ノブ

ピッチのオクターブを変更。

ENV ノブ

OSC1のピッチに適用されるエンベロープレベルを調整。

LFO ノブ

OSC1のピッチに適用されるLFOレベルを調整。

(LFOがピッチに適用されると、ピッチに対してビブラートを生成する)

Level ノブ

出力レベルの調整。

ENV ノブ

OSC1の出力レベルに対して適用されるエンベロープレベルを調整。

LFO ノブ

OSC1の出力レベルに対して適用されるLFOレベルを調整。

- ENV

Attack、Decay ノブ

OSC1に適用されるAttack、Decay値を調整。

詳細は「エンベロープジェネレーター」の項の、 Attack、Decay、Pleaseを参照。

LFO Settings

LFOの設定は「Settings」ボタンをタップする。「Settings」ボタンで、OSCに適用されるLFO設定パネルに移動。LFO設定の詳細は、「LFO設定パネル」の項を参照。

OSC 2

-波形とPCM

OSC2は5つの波形を備えています:

ノコギリ波、矩形波、三角波、正弦波、ノイズ。そしてPCMオシレーターです。PCMをタップすると、PCMサウンドを選択することができます。

- Pitch

Octave

ピッチのオクターブの高さを調整。

Semitone

半音単位で高さを調整。

Cent

半音の100分の1の単位で高さを調整。

ENV ノブ

OSC2の出力レベルに対して適用されるエンベロープレベルを調整。

LFO ノブ

OSC2のピッチに適用されるLFOレベルを調整。

Level

出力レベルを調整。

ENV ノブ

OSC2の出力レベルに適用されるエンベロープレベルを調整。

LFO ノブ

OSC2の出力レベルに適用されるLFOレベルを調整。

Ring Mod (Ring Modulation)

ボタンがオンの場合、入力信号にOSC1とOSC2が適用されることにより、金属的なサウンドが生成される。

*Ring ModulationはAM(Amplitude Modulation、振幅変調)とも呼ばれる。

- ENV

ENV

OSC2に適用されるAttack、Decay値を調整。

詳細は「エンベロープジェネレーター」の項の、 Attack、Decay、Pleaseを参照。

- LFO

Speed ノブ

OSC2に適用される、LFOの速度を調整。

LFO Settings

OSCに適用されるLFO設定パネルに移動。LFO設定の詳細は、「LFO設定パネル」の項を参照。

フィルター

Type

5つのフィルタータイプを選択。

Cutoff

カットオフ周波数を調整。

Reso

レゾナンスを調整。

KEY

カットオフ周波数に対して適用されるキーボードトラッキング量を調整。

ENV

カットオフ周波数に適用されるエンベロープレベルを調整。

LFO

カットオフ周波数に適用されるLFOレベルを調整。

Velocity

ベロシティがどの程度カットオフ周波数に影響するかを設定する。

右に回すとカットオフ周波数が上昇、左に回すと下降。

- LFO

Speed ノブ

LFOの速度を調整。

LFO Settings

フィルターに適用されるLFO設定パネルに移動。LFO設定の詳細は、「LFO設定パネル」の項を参照。

- ENV

フィルターに適用されるエンベロープ値を調整。

詳細は「エンベロープジェネレーター」の項を参照。

AMP

Drive

サウンドをブーストする。

Level

ドライブ適用後のAMPレベルを調整。

LFO

AMPに適用されたLFOレベルを調整。

Velocity

ベロシティがどの程度AMPに影響するかを設定する。

右に回すとAMP値が上昇、左に回すと下降。

- LFO

Speed ノブ

AMPに適用されるエンベロープ値を調整。LEO速度を設定

LFO Settings

AMPに適用されるLFO設定パネルに移動。LFO設定の詳細は、「LFO設定パネル」の項を参照。

- ENV

AMPに適用されるエンベロープ値を調整。

詳細は「エンベロープジェネレーター」の項を参照。

- Panner

Width

LかR、どちらにパンするかを調整。

Speed

LからRへパンする速度を調整。

パターンシーケンサー

Back button

前のパネルに戻る。

Play button

現在のパターンを再生。

Real-time Rec button

リアルタイム録音を開始。

Copy button

現在のパターンをコピーする。

Paste button

別のパターン内に自作のパターンをペーストする。パターンをコピーしたら、ペーストしたいパターンを選択、次にペーストボタンをタップ。

Clear button

現在のパターンを削除する。

PATT

パターンの選択。(最大99パターン)

Undo button

直前に行った操作を取り消す。

Export button

エクスポートメニューに移動。現在のパターンをWavファイルや、他のXenon互換アプリ形式でエクスポート。

Velocity

音符ごとのベロシティを調整。ベロシティの調整には音符を2回タップ。

Envelope Generator(ENV)

以下はOSC、FILTER、AMPに対し、時間による変化を適用するエンベロープのADRSパラメータ。

Attack ノブ

鍵盤が押されてからレベルが上昇し始める時間を調整。

Decay ノブ

アタックタイムの終わりから、サスティーンレベルに達するまでの時間を調整。

Sustain

鍵盤が押されている間のレベルを調整。

Release

鍵盤が指を離れてからレベルが下降する時間を調整。

*ADRSノブによるエンベロープのイメージ。

(Attack, Decay, Sustain, Release)

*Attack、Decayノブによるエンベロープのイメージ。

AR(Attack/release)ボタンがオフの場合、このエンベロープが適用される。

*Attack、Decayノブによるエンベロープのイメージ。

AR(Attack/release)ボタンがオンの場合、このエンベロープが適用される。

LFO設定パネル

LFO waveforms

4つのLFO波形から選択:ノコギリ波、矩形波、正弦波、ランダム(サンプル&ホールド)

Key Sync

オンの場合、打鍵した瞬間LFOがリスタート。

Tempo Sync

オンの場合、LFOはテンポと同期。

Speed ノブ

LFO速度の調整。

LFO – ENV

Attack ノブ

鍵盤が押されてからレベルが上昇し始める時間を調整。

Decay ノブ

アタックタイムの終わりから、サスティーンレベルに達するまでの時間を調整。

Sustain

鍵盤が押されている間のレベルを調整。

Release

鍵盤が指を離れてからレベルが下降する時間を調整。

ハイブリッドシンセサイザー・ブロックダイアグラム