Lite版によるチュートリアル

このページは更新を終了しました。最新情報は公式ページまたは公式フォーラムでご確認ください。

ここではアプリにプリインストールされている「Introduction」デッキを適当に翻訳しながら補足を加え、Flashcards Deluxeについて紹介していきます。

※「Introduction」デッキはFlashcards Deluxeを初または再インストールしたときに添付されます。また誤って削除してしまった場合でも、最新版を「Shared Library(共有ライブラリ)」からダウンロードすることができます。

Flashcards Deluxeを使う上で非常に基本的な事項が述べられていますので、本格的に使用する前に必ず一度は目を通しておくことを強くお勧めします。

アプリの立ち上げ

Flashcards Deluxe LiteをダウンロードしてiOS機器(iPhone、iPadなど)にインストールし、アイコンをタップして立ち上げます。

すると『これはLite版なのでデッキ(カードをまとめたもの、暗記カード1冊に該当)数は4つまで、カードは6枚までに制限されます』と表示されます。「OK」をタップするとメイン画面が表示されます。

メイン画面

このメイン画面では、登録されているデッキ名がリスト表示されます。ここではデッキが1つしか登録されていないので「Introduction」のみが表示されています。

学習を開始する

各デッキの学習を開始するには、リストからデッキ名をタップします。ここでは「Introduction」をタップします。

これがFlashcards Deluxeの学習画面です。でも私の場合、黒地に白文字はなんだか威圧感を感じるので、早速変更しちゃいますね。威圧感を感じない方は「Flashcards Deluxeへようこそ」に進んでください。

ちょっと寄り道

左上の「Decks」をタップして先ほどのメイン画面に戻ります。さらにメイン画面左上の「歯車」をタップして「Global Options(全体設定オプション)」画面に入ります。上からカードの背景と文字色の組み合わせなどを設定する「Card Colors(カード色)」、タップ・スワイプ操作への機能割り当てなどを設定する「Control(操作)」、スライドショーの設定をする「Slideshow(スライドショー)」となっています。

※これは「Basic Menu(基本メニュー表示)」の画面です。テーマ機能などより詳細な設定を行うには、下部にある「Show Advanced Menu(詳細メニューを表示する)」をタップして、メニューを切り替えます。

ここでは背景と文字色の組み合わせを変更したいので、一番上の「Card Colors」をタップします。(ちなみに現在の設定は「Card Colors」の横に表示されていて、黒地に白文字なので「White on Black(黒の上に白)」となっています)

設定を「White on Black」から「Black on White」に変更します。(Customをタップするとさらに細かい色設定を行なえる画面が表示されます)

設定を変更後、全体設定画面に戻り「完了」をタップ、そしてメイン画面から再び「Introduction」デッキを選択すると次の画面のように文字と背景色が変更されます。これで(私には)見やすくなりました。では「Introduction」デッキに戻ります。

Flashcards Deluxeへようこそ。

『Flashcards Deluxeへようこそ。これは1枚目のカードの表面です。スクリーンをタップして裏返してください』

『これは裏面です。カードの答えは通常こちらに設定しておくことになります。次にカードに対する正解・不正解をアプリに通知します。左にスワイプして「正解」とし、次のカードに移動してください』

訳注:画面上部中央にはデッキ名(Introduction)が表示されます。画面右上の「i」をタップするとこのデッキの表示方法・学習方法などを設定する「学習オプション(Study Option)画面」に入ります。画面左下方向「1of 25」は25枚あるカードのうち、1枚目を表示していることを表しています。その隣、「Correct: 0%」は現在の正解率を表します。まだ何も解答していないので0%です。「Streak: 0」は連続してこのカードに正解した回数を表示します。つまりこのデッキの学習を1度終えて、再びこのカードが表示された場合、前回正解していれば「1」、していなければ「0」のままです。

どうやって正解・不正解を申告するのですか?

『どうやって正解・不正解を申告するのですか?(タップしてカードをめくってください)』

『1)正解の場合-左にスワイプ

2)不正解の場合-下にスワイプ

(手を下げたら反対=不正解、手を挙げたら賛成=正解のように考えてください)

下にスワイプして「不正解」して次のカードに移ってみてください』

1つ前のカードに戻るには?

『右にスワイプしてください。(前のカードがスライドしてきます) この動作によって一度このカードに対して行った解答は取り消されます』

左下「B」のアイコンは何ですか?

『「閲覧モード」に切り替わります。このモードでは学習記録を残すことなくカードを進めたり戻ったりすることができます。また閲覧モードでは、スライドショーをはじめることも可能です。閲覧モードから抜けるには、下部中央の「カードアイコン」をタップし、「閲覧モードから抜ける(Exit Browse Mode)」を選びます』

新しいデッキを追加するにはどうしたらよいですか?

『400万を超えるデッキを扱う暗記カードサイト「Quizlet.com」から、デッキを検索してダウンロードすることができます。「Decks」画面で「+」をタップし「Quizlet Flashcards」を選択します。もしQuizlet.comに登録(無料)していれば、自分でデッキを作成してFlashcards Deluxeにダウンロードすることが可能です』

空のデッキを作成するには?

『メイン画面で「+」をタップし、「Empty Deck(空のデッキ)」を選んでください。空のデッキが作成されます。「Cards」画面で「+」をタップすれば新規にカードを追加できるようになります。

(もちろん、どんなデッキに対しても、直接iPhone/iPad上でカードを追加したり編集したりすることが可能です)』

カードの登場順をランダムにするにはどうすればよいですか?

『この学習画面の右上にある歯車アイコンをタップし、「Cards Order(カード出題順)」設定を「Random(ランダム)」に切り替えます。

また、通常は「Deck Option」画面にある「Repeat Missed(不正解カードを繰り返す)」を「Yes(使う)」にしておくことをお勧めします。これを「Yes」に設定しておくと、不正解のカードだけを、最後にもう一度自動的に繰り返して出題してくれるようになります』

フルスクリーンモードにするにはどうすればよいですか?

『画面上部のタイトルバーをタップすることで、フルスクリーンモード表示となります。

画面上の中央部分をタップして試してみてください。再びタップすると元に戻ります』

アプリ内でヘルプを参照できますか?

『画面によってはヘルプを意味する「?」アイコンが上部に表示されることがあります。ここで「?」アイコンをタップすることで現在見ている画面に関連した、より詳しい情報を見ることができます。ヘルプ画面では、画面右下の検索ボタンをタップすることで、テキスト検索が可能です。

質問やコメントがあれば作者(Ernie)宛にメール(etアットマークOrangeOrApple.com)するか(訳注:Ernie氏は英文メール以外は読めないと思われます)、OrangeOrApple.comにあるフォーラムにメッセージをお寄せください』

さらに詳しい使い方

『ここまでは非常に基本的なFlashcards Deluxeの使い方について案内いたしました。

次はどうすればよいでしょうか?』

『ここでチュートリアルを終え、カード作成に入っても良いでしょう。

このチュートリアルを続ける場合は、より詳しい使い方を解説する次のカードにお進みください』

Flashcards Deluxeのユニークな解答方法

『Flashcards Deluxeのユニークなところは、解答の種類が以下のように3つある点です。

1)Wrong-不正解

2)Correct-正解(ちょっと自信なし)

3)Strong Correct-大正解(ばっちり覚えた)

これらの違いはどうやってアプリに通知すればよいでしょうか?』

『1)Wrong-不正解-下にスワイプ

2)Correct-正解-左にスワイプ

3)Strong Correct-大正解-上にスワイプ

(手を下げたら反対=不正解、手を挙げたら賛成=大正解のように考えてください)

上にスワイプし「大正解」として次のカードに進んでみましょう』

どうしてFlashcards Deluxeに正解・不正解を伝える必要があるのですか?

『理由のひとつとして、デッキの学習を一通り終えたら、ユーザーの成績を表示するために必要だからです。しかし主な理由は、ユーザーがまだ覚えていないカードを、集中して勉強できるようにするためです』

どうして解答の種類が3つあるのですか?

『基本的な2つの学習モード(正順、ランダム)の場合、「大正解」は「正解」した場合と同じ扱いとなります。

しかし高度な2つの学習モードでは、これらの違いがカード学習を効率良く進めるためのスケジュールに影響を与え、学習過多や学習不足が生じないようになっているのです』

4つのカード学習オプション

『本アプリには以下の4つのカード学習オプション(学習モード)が用意されていますが、

1) 正順

2)ランダム

3)短期集中

4)スケジュール

それらの違いは何でしょうか?』

『4つのカード表示オプション:

1)正順-カードを順番に学習

2)ランダム-カードのランダム表示

3)短期集中-間違えたカードを集中的に学習

4)スケジュール-高度な学習メソッドにより、表示されるカードを時間間隔でスケジュール管理

新しいデッキは正順がデフォルトです』

画面下部中央のカードアイコンは何ですか?

『カードアイコンをタップすると、現在表示されているカードを学習対象から除外(訳注:削除されてしまうわけではありません)したり、フラグを立てたり、内容を編集したりすることができる「カード関連メニュー」が表示されます』

右下にある2枚組みのカードアイコンは何ですか?

『このアイコンをタップするとデッキの中にあるすべてのカードの中身を見たり、検索・編集したりできる「カードリスト画面」が表示されます』

スワイプではなく、タップで解答をアプリに通知したい場合はどうすればよいですか?

『2つの方法が選択できます:

1) 正解および不正解アイコンをこの画面の下部に表示してそれらをタップする。

2) タップゾーン(画面上部、画面下部、画面左、画面右)に正解・不正解などの解答方法を設定する』

※訳注:以下に紹介されている「Global Options(全体設定オプション)」から行います。

新しいデッキを追加するには、どんな選択肢がありますか?

『3つあります。

1)既製のデッキをQuizlet.comやFlashcards Deluxeの共有ライブラリからダウンロードする。

2)パソコンで作成したデッキを転送する。

3)直接iPhoneやiPad上で作成する』

※訳注:Google ドキュメントの「スプレッドシート」で作成したデッキもダウンロードできます。

パソコンで作成したデッキはどうすれば転送できますか?

『ほとんどのユーザは自分の必要にあわせてフラッシュカードを自作することになると思います。

ユーザは自分のWebサイトか、OrangeOrApple.comを利用することでiPhoneやiPadに自作のデッキを転送することができます。OrangeOrApple.comではカード作成やデッキの転送についてより詳しい情報が得られます』

訳注:パソコンからのデッキ転送方法については、こちらでも解説しています。

他の人が作成したデッキをダウンロードすることはできますか?

『共有ライブラリに送信することで明確に共有可能としない限り、OrangeOrApple.comを通じてやり取りされるすべてのデッキは個人用です』

訳注:これはOrangeOrApple.comを利用してデッキを転送する場合の話です。その際、デッキのダウンロードにはアップロード時に設定したパスワードが必要になるため、通常は個人利用に限られるというわけです。

デッキのメンテナンスはどのように行いますか?

『メイン画面で「Edit」をタップし、それからメンテナンスしたいデッキ名をタップします。

メンテナンス関連の操作には以下のものがあります。

-サーバからダウンロード(更新・追加)

-パソコンにバックアップ(電子メールを利用)

-デッキの共有設定

-TTS(スピーチ機能)』

画像や音声はどうすればデッキ内で利用できますか?

『1) iPhoneやiPad上であれば、カードの編集時に写真アルバムから画像を選択したり、音声を録音したりすることができます。

2) 画像と音声はWebサイト経由でアップロードすることができます。詳細はOrangeOrApple.comをご覧ください』

訳注:こちらでも解説しています

本アプリのオプション設定はどこにありますか?

『オプションの設定画面は2種類あります。

1)「Global Options(全体設定オプション)」-「Decks」画面の左上部にある歯車アイコンをタップ。

2)「Deck Options(デッキ設定オプション)」-この学習画面において右上部にある歯車アイコンをタップ。現在学習中のデッキに特定した設定が行えます』

設定できるオプションにはどのようなものがありますか?

『-どちらのカード面を最初に表示するか

-フォントサイズと色

-フォントの配置

-学習するカード内カテゴリーの選択

-音声の自動再生

-スライドショーモードにおける表示間隔

などがあります』

他に知っておくべきことは何でしょうか?

『本アプリには多くの機能が搭載されているので、使いこなすためには実際にすべての画面を確認してみることが一番です。質問やコメントがあれば作者(Ernie)宛にメールするか、OrangeOrApple.comにあるフォーラムまでどうぞ(訳注:英語のみ)。

Flashcards Deluxeをダウンロードいただきありがとうございました』

学習結果(Summary)

『得点:

25問中25問正解 = 正解率100%

(タップして続ける)』

訳注:デッキを学習し終えるとこのような学習結果画面(Summary)が表示されます:

不正解のカードがある場合、「不正解のカードを再度学習(Repeat Missed)」が「Yes」に設定されていれば(デフォルトでは「No」)、学習結果の下に間違えたカードを繰り返す(Repeating missed cards)と表示され、不正解としたカードだけもう一度繰り返して学習できます(登場順は「正順」は不正解とした順に、「ランダム」は不正解したカードもランダムな順番で表示されます)。これら不正解したカードについても学習結果が表示されます。ここでまた不正解のカードがあると、それらのカードはさらにもう一度表示されます。不正解のカードがなくなれば、2回目の学習が始まります。通常は不正解のカードがなくなった時点で、いったん学習を終えることになると思います。