デッキの転送(リファレンス)

このページは更新を終了しました。最新情報は公式ページまたは公式フォーラムでご確認ください。

ここではOrangeOrApple.comページにある「Working Without This Website(orangeorapple.comを経由せずに作業する)」を適当に翻訳して掲載します。Windowsユーザの方々であれば、デッキのダウンロード方法で紹介した方法で十分だと思っておりますが、Macで作業される方々や、細かい点について確認したい方々にとって何らかの参考になれば幸いです。

※最新バージョンではDropbox、Google ドキュメント、およびiTunesのファイル共有をサポートしています。詳細はそれぞれ、

Dropboxとの連携

Google ドキュメントとの連携

iTunesとの連携

をご覧ください。

はじめに-orangeorapple.comを経由せず作業する

お使いのiPhone/iPod touchにデッキをダウンロードするためには、フラッシュカードのデータをhttpで指定できる場所にテキストファイルとして置く必要があります。orangeorapple.comを使い、「デッキコード」でデッキをダウンロードする場合、ここで述べることは不要です。orangeorapple.comを使わない場合は、デッキデータのテキストファイルを他のWebサーバ上に置いて、自分のiPhone/iPod touchにそのデッキをダウンロードすることが可能です。

必要な書式

メモ帳(Windows)かテキストエディット(Mac)を使ってデッキを作成します。テキストには1行あたり、2つから6つのタブで区切られた項目が必要です(項目の内訳:カード第1面、カード第2面、カード第3面、カテゴリー1、カテゴリー2、学習記録)。一番単純な構成は 質問[タブ]答[改行] となります。エクセルならば、メモ帳/テキストエディットの中にコピー/ペーストするだけです。ファイルはプレインテキスト(書式情報などを含まない)で「UTF-8」ファーマットにする必要があります。エンコード種の中からUTF-8を選んで保存してください。ファイル名にスペースを含めないでください。

画像や音声(メディアファイル)を利用する場合、Flashcards Deluxeがそれらをダウンロードできる場所に配置しなければなりません。これには以下のようないくつかの方法があります。

方法その1:

デッキデータのテキストファイルと同じ名前のフォルダを作成(拡張子は不要)し、メディアファイルをその中に入れる。

Sampleという名のデッキデータで次のように画像を使う場合:

カード第1面です[タブ]<pic Side2.jpg>

ディレクトリ構成

Sample.txt

Sample\

Side2.jpg

方法その2:

「media-dir」ヘッダーを使い、メディアファイルのある場所を指定する。以下はサンプル(カードデータの前にヘッダーを記述する必要あり)

*[タブ]media-dir[タブ]http://dl.dropbox.com/u/1234567/Sample/

方法その3:フルパスでメディアファイルのある場所を指定する。例:

<pic http://dl.dropbox.com/u/1234567/Sample/Side2.jpg>

iPhone/iPod touchの容量節約、およびダウンロード速度を低下させないためにも、画像ファイルのサイズを小さく(600x600ピクセル以下に)することをお勧めします。

Dropbox

Dropboxは人気のWebストレージユーティリティーで、フラッシュカードのデータを保存することができます。無料アカウントで約2GBのストレージを使うことができます。ブラウザあるいは専用アプリのどちらからでも利用できます。上記のようにテキストファイルを作成し、それを「Public」フォルダに入れます(Flashcards DeluxeからはDropboxのログイン情報を利用できないためです)。画像/音声を含むデッキの場合、上で紹介した方法のどれかを使います。次にDropboxに置いたテキストファイルのURLを取得する必要があります。「Public」フォルダ内のそのファイルを右クリックし、「Copy public link」を選択します(Macユーザーでボタン1つのマウスの場合、Control+クリックでショートカットメニューが表示されます)。そしてFlashcards Deluxeから新しく「Private Deck」を追加し、「Deck Code」入力画面で先ほどのテキストファイルのURLを入力します。例:dl.dropbox.com/u/12345678/MyDeck.txt(http://はオプション)

Mac OS XのWeb共有のセットアップ

Mac OS XはWebサーバ機能が搭載されており、簡単にセットアップして起動することができます。ここではMac OS XのWeb共有のセットアップについて説明します。Windowsについてここでは説明しませんが、基本概念は同様です。

  1. システム環境設定(アップルメニュー内)を開く。

  2. 「共有」を選択。

  3. 「Web共有」をオンにする。

  4. 「ユーザー個人のWebサイト」のアドレスを確認。例:http://192.168.1.102/~ernie/

デッキデータの保存

デッキデータをテキストファイルに入力します。テキストエディットを使うのがこの場合便利です。各行にはタブで区切られた2つのテキスト項目が必要になります。

ファイルの保存およびどこに置くかについて説明します。保存は書式情報などの無い普通のプレインテキストで、UTF-8エンコーディングで保存します。テキストの保存時に、ダイアログからエンコーディングタイプとして「Unicode(UTF-8)」を選びましょう。保存場所は「Users/[ユーザー名]/Sites/」のディレクトリになります。

iPhone/iPod touchへのダウンロード

Flashcards Deluxeのメイン画面から、(+)をタップして「Deck Code / Source」の部分をタップします。ここに上で配置したテキストファイルのアドレスを入力します。例えば「sample.txt」という名前のファイルなら、「192.168.1.102/~ernie/sample.txt」となります。そして「Download Cards」をタップすればデッキがダウンロードされます。

その他の情報:

・デッキのファイル名にスペースは使えません。

・「~」記号を入力する場合、ソフトウェアキーボードの「123」>「#+=」の順にタップするとキーが表示されます。

・アドレスには「192.168.1.102」などの代わりに、「共有」設定ダイアログ上部に表示される「ernies-mac.local」といった表記も使えます。