Google ドキュメントとの連携
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Google ドキュメント(Google Docs)と連携してデッキのやりとりをすることが可能です。
お知らせ
Google ドキュメントの仕様変更に伴い、改行を含むデッキデータのエクスポートに不具合が発生していた問題は、バージョン2.9.1で修正された模様です。
はじめに
バージョン2.8から画像や音声などのメディアファイルのインポート、またデッキのエクスポートにも対応しました。
Google ドキュメントにおける制限:
画像・音声などのメディアファイルはインポートのみです。エクスポートはできません。
この機能を利用するために必要な条件は以下のとおりです。
機器(iPhoneなど)がWiFi接続されていること
Googleアカウントを作成し、「ドキュメント」サービスを利用できること(すべて無料)
Flashcards Deluxeのバージョンが2.8以上であること
デッキデータとして利用できるのはGoogle ドキュメントが提供する「スプレッドシート」です。エクセルなどでおなじみの表計算用のシートです。
Googleアカウントの作成やGoogle ドキュメントそのものの使用方法は、Googleの「ヘルプ」に詳しい説明がありますのでそちらを参照してください。
Google ドキュメントを利用するにあたり、あらかじめGoogle ドキュメント側に「Flashcards Deluxe」という名前の「コレクション(PCでいうフォルダのようなもの)」を作成しておく必要があります。
デッキのインポート
Google ドキュメントにログインし「新規作成」から「コレクションを選択」
コレクション名は「Flashcards Deluxe」(半角英字)とする(必須)
「マイ コレクション」に「Flashcards Deluxe」が追加される
上記の状態から、「新規作成」で「スプレッドシート」を選択して新規スプレッドシートを表示させ、デッキデータを入力する(ここではシンプルな1枚の3面カードを作成)
適当な名前をつけて保存する
「Flashcards Deluxe」コレクションに作成したデッキが追加されていることを確認
※既存のスプレッドシートは、「すべてのアイテム」画面などから、ドラッグ&ドロップで「Flashcards Deluxe」コレクションへ簡単に移動可能です。
WiFi接続状態でFlashcards Deluxeアプリを起動、カード一覧画面を表示し、右上の「+」ボタンをタップして「Add Deck(デッキの追加)」画面を表示、さらに「Google Docs」をタップ
Googleへのログイン画面が表示されるのでGoogleアカウントを入力し「完了」をタップ
※「Save Password(パスワードの保存)」を「オン」にしておくとパスワードが保存されるので入力の手間が省けます。
画面が切り替わり、Google ドキュメントへの接続画面となる
ここで適切に「Flashcards Deluxe」コレクションがGoogle ドキュメント上に作成されていないと、以下のエラーメッセージが表示されるので、正しく作成されているか要確認
デッキ名が表示されたら、タップしてチェックマークを入れ、「Download」をタップ(複数のデッキを同時に選択可能)
※これまで以下のようにデッキ名がきちんと表示されない現象が発生していた方は、バージョン2.8で修正されたので更新をお勧めします。
デッキがダウンロードされ本体内に保存される
追加されたデッキを選択して内容を確認
画像や音声などのメディアファイルを含むデッキのインポート
メディアファイルを含むデッキの作成
ここではテスト用に次のようなデッキを作成してみます。画像ファイル1枚、音声ファイル1個を使うデッキです。デッキ名を「test」として保存します。(注:新フォーマットで記述しています)
メディアファイル用コレクションの作成
スプレッドシートのデッキデータに加えてメディアファイルもインポートするには、メディアファイルを入れておくコレクションも一緒に作成する必要があります。このコレクションは、「Flashcards Deluxe」コレクションの中に作成します。各デッキに対応するメディアファイル用のコレクション名は「デッキ名+半角スペース+Media」となります。
つまり今回の「test」という名前のデッキデータ用メディアファイルの場合、
test Media
という名前のコレクションを「Flashcards Deluxe」コレクションの中に作成することになります。
メディアファイルのアップロード
デッキデータ内で使用するメディアファイルをGoogle ドキュメントにアップロードして「test Media」コレクションの中に入れます。例では「Earth.jpg」「Earth.mp3」の2つです。
ファイルをアップロード>アップロード画面>アップロードするファイルを選択>アップロード開始
最初はホームにアップロードして、後で「test Media」コレクションに移動することもできますし、あらかじめ「ファイルをアップロード」画面左下の「対象コレクション」をクリックし、「test Media」に直接ファイルをアップロードすることもできます。
最終的に以下の画面の感じになっていれば大丈夫です。
「test Media」コレクションの中を表示
「Flashcards Deluxe」コレクションの中を表示
ダウンロード
Flashcards DeluxeからGoogle ドキュメントに接続します。「Not downloaded(未ダウンロード)」として「test」デッキがリスト表示されます。
右下の「Download」をタップします。以下のようなエラーメッセージが表示された場合、メディアファイル用のコレクション名が正しいか、あるいはコレクションが正しい位置に配置されているかどうかを再確認してください。
問題なければデッキのダウンロードが開始され、終了するとメイン画面に戻ります。
デッキ名をタップして表示させましょう。上手くいったようです。
デッキのエクスポート(テキストデータのみ)
以下のようにシンプルな1枚カードのデッキを作成し、エクスポートしてみます。
デッキのエクスポートメニューで「Google Docs」を選択すると、Google ドキュメントの「Flashcards Deluxe」コレクションにそのデッキが転送されます。メディアファイルはエクスポートされません。
学習記録も含めてエクスポートする場合は、「Export Statistics(学習記録もエクスポート)」をオンにしておいてください。次に「Select Decks to Export(エクスポートするデッキの選択)」をタップします。
※「Flashcards Deluxe」コレクション内にスプレッドシートが1枚もないと以下のエラーが表示されエクスポートできません。その場合、ダミー(未記入)でも良いので、最低1枚はスプレッドシートを保存しておきましょう。
「Also in Google Docs(Google ドキュメントにも保存済み)」「Not in Google Docs(Google ドキュメント内未保存)」の2種類がリスト表示されます。「Also~」のデッキにチェックをいれてエクスポートすれば上書き(特に警告メッセージは表示されません)に、「Not~」であれば新規にGoogle ドキュメントへ保存されることを意味します。ここでは「エクスポートのテスト」とある方だけをエクスポートします。右下の「Export」をタップです。
エクスポートが終了すると、画面が変わり、「エクスポートのテスト」デッキが、Google ドキュメント側にも保存されたことがわかります。
パソコンからGoogle ドキュメントにアクセスし、確認してみます。ファイルが増えていますね。
中を開いてみましょう。
めでたしめでたしです。