4  神とは,どういう方ですか

神は言われた。「光あれ。」 こうして,光があった。神は光を見て,良しとされた。(創世記・第1章)

 神のことを知るためには,聖書の教えを読むのがいちばんよいでしょう。

 たとえば,パウロというキリストの弟子は,次のように説明しています。


 「神は天地の主ですから,手で造った神殿などにはお住みになりません。

  また,何か足りないことでもあるかのように,人の手によって仕えてもらう必要もありません。

  すべての人に命と息と,その他すべてのものを与えてくださるのは,この神だからです。

    (中略)

  彼らが探し求めさえすれば,神を見いだすことができるようにということなのです。

  実際,神はわたしたち一人一人から遠く離れてはおられません。

  皆さんのうちのある詩人たちも,『我らは神の中に生き,動き,存在する』 『我らもその子孫である』と,言っているとおりです。

  わたしたちは神の子孫なのですから,神である方を,人間の技や考えで造った金,銀,石などの像と同じものと考えてはなりません。」

  (使徒言行録17・24-25,27-29)

  なお,イエスは,神が私たちを愛してくださる「天のおん父」であると教えています。

 イエスの弟子ヨハネも,「神は愛である」と言っているとおりです。


神は言われた。「わたしは雲の中にわたしの虹を置く。これはわたしと大地の間に立てた契約のしるしとなる。」(創世記・第9章)