42回研究会

42回研究会のプログラムを公開しました.

テーマ:学習管理システムと周辺技術および一般

「本会主催イベントにおける新型コロナウイルス感染症への対策について(https://www.ipsj.or.jp/topics/coronavirus.html )についても併せてご覧ください.

教育学習支援情報システム(CLE)研究会の第42回研究発表会を,下記の通り開催いたします.

コロナ禍を経て多様化した教育・学習活動を支援するため,学習管理システム(LMS)の役割と要求される機能,システムの実装・運用形態も多様化しています.各教育機関では多数の機能が統合されたLMSの導入や,LMSと複数の周辺システムを相互に連携させた教育・学習支援基盤の整備が進められています.また,LTI 1.3及びこれに含まれるDeep Linking等の普及により,LMSに代表される教育・学習支援情報システムを活用した教育・学習活動は今後,より個別適応的に,より高度になることが予想されます.

そこで第42回研究会では「学習管理システムと周辺技術」に関する研究・開発やシステム運用,それらを活用した教育・学習の取り組みの報告を広く深く議論したいと思います.テーマとは別にCLE研究会が対象とする教育・学習支援に関わる一般の発表もございます.

また,今回の研究会はエビデンス駆動型教育研究協議会と共催で教育データ分析コンテストが開催されます.コンテストの詳細については,https://sites.google.com/view/ede-datachallenge-3rd をご覧ください.

日程:2024年3月23日(土),24日(日)

場所:京都大学吉田キャンパス 学術情報メディアセンター南館 +オンライン
第1会場:201講義室
第2会場:202講義室

共催:エビデンス駆動型教育研究協議会,京都大学学術情報メディアセンター

情報交換会:
日時: 3/23(土)研究会終了後(19時から2時間程度)
場所: 黄桜 じろく亭 https://kizakura.co.jp/restaurant/jirokutei/index.html
京都市三条木屋町付近(京都市内繁華街中心部.研究会会場からD2Dでおよそ30分)
会費:5,000円(予定)
定員:30名程度まで
申込締切:2024年3月17日(日)まで
申し込みフォーム:
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfe6LAtI7186_dYFYj4ieawgmj7WbX9xIJekm7BnrYwO4h1_Q/viewform


参加方法(共通):

参加するには,現地参加・オンライン参加共に情報処理学会の以下のマイページで登録が必要です.登録は当日でもできます.非会員の方も,マイページの開設が必要になります.

情報処理学会「マイページ」

  利用方法: https://www.ipsj.or.jp/member/mypage_index.html

  ログイン: https://www.ipsj.or.jp/mypage2.html

申込方法の詳細については,「イベントへ参加申込される方へ」(https://www.ipsj.or.jp/member/event_moshikomi.html) をご覧ください.

申込締切: 2024年3月24日
※当日会場で参加される方も、現地での参加申込受付は行いませんので事前にマイページからお申込みをお願いいたします。
※当日まで申込可能ですが、現在非会員の方などはマイページ開設にお時間がかかる場合もございます。また、参加申込返信メールが迷惑メールと判定されてメール不達となることもありますので、お早目にお申込みくださいますようお願いいたします(メールが届かない場合は、参加費のご入金前に、再度申込画面で他のメールアドレスを入力してお申込みしてください(お申込み情報は上書きされます))。

プログラム:

発表時間 1件25分  (発表18分,質疑7分#入れ替え時間含む)
※ 資料は開催1週間前を目処に公開されます.

会場:京都大学吉田キャンパス 学術情報メディアセンター南館
第1会場:201講義室
第2会場:202講義室

☆はCLE研究会学生奨励賞授与候補者です.

3月23日(土)

10:00 - 10:10 オープニング(第1会場:201講義室)

10:10 - 11:50 一般セッション1(第1会場:201講義室) 座長: 永井 孝幸(京都工芸繊維大学)
[1] 研究者のための RDM アーキテクチャ開発方法論に関する考察
〇梶田 将司(京都大学情報環境機構), 天野 絵里子(京都大学学術研究展開センター), 原 正一郎(京都大学), 家森 俊彦(京都大学)
[2]☆ Comfortable SakaiによるSakai LMSの機能改善およびユーザ評価
○武田 和樹(京都大学大学院情報学研究科), 中村 泰之(名古屋大学 教養教育院), 青木 学聡(名古屋大学 情報連携推進本部 情報戦略室), 梶田 将司(京都大学情報環境機構)
[3]☆ Yahoo!知恵袋におけるネット依存当事者の質問・回答分析
○越智 亮太(放送大学大学院), 山田 恒夫(放送大学)
[4] Webを用いた先進教育システムの構築: 有機化学コースの電子化を使った対話型授業への発展
〇上村 明男(山口大学工学部)

13:00 - 14:30 福岡未踏クリエータセッション(第1会場:201講義室) 座長: 島田 敬士(九州大学)
[5] 動的アニメーションエンジンを用いたインタラクティブに効率よくAIの仕組みを学習できるWebアプリの開発
〇秋穂 正斗(N高等学校ネットコース), 島田 敬士(九州大学大学院システム情報科学研究院), 部谷 修平(株式会社Teliha)
[6] インタラクティブかつストレスフリーなスライド発表イベントプラットフォームDeckHubの設計と開発
〇栗原 佑弥(九州工業大学情報工学部), 下前 仁志(九州工業大学情報工学部), 古川 瑠晟(九州工業大学情報工学部), 荒川 豊(九州大学大学院システム情報科学研究院), 岩本 智裕(九州工業大学情報工学部/株式会社オプト), 武村 紀子(九州工業大学大学院情報工学研究院)
[7] 数学問題文を入力とした3Dモデル自動生成システムの検討
〇尾崎 真大(九州大学工学部電気情報工学科), 宮脇 智也(九州大学工学部電気情報工学科), 中村 優吾(九州大学大学院システム情報科学研究院), 部谷 修平(株式会社Teliha), 大久保 文哉(九州大学大学院システム情報科学研究院), 島田 敬士(九州大学大学院システム情報科学研究院)

14:45 - 16:00  一般セッション2(第1会場:201講義室) 座長: 大河 雄一(東北大学)
[8] 京都工芸繊維大学System11におけるIAM基盤の更新と連携サービスの構築
〇永井 孝幸(京都工芸繊維大学), 桝田 秀夫(京都工芸繊維大学)
[9]☆ 反復型選択肢を回答方式とした仮想試験環境の提案と学習分析への応用
〇松本 悠(京都工芸繊維大学), 永井 孝幸(京都工芸繊維大学)
[10]☆ 公立初・中等学校における学習データの利用ポリシー策定に向けた調査
〇秋山 凜太朗(法政大学 大学院情報科学研究科 / 情報メディア教育研究センター), 上田 浩(法政大学 情報メディア教育研究センター)

16:15 - 17:05  一般セッション3(第1会場:201講義室) 座長: 宮崎 誠(帝京大学)
[11]☆ オンデマンド型動画教材における学習者の注視情報可視化共有システムの開発と評価
○伊藤 紘一(東京工業大学 環境・社会理工学院 社会・人間科学系), 室田 真男(東京工業大学 リベラルアーツ研究教育院)
[12]☆ 姿勢推定ワイヤーモデルを活用した中国舞踊の基本動作を独習可能な教材開発とその評価
〇樊 心暉(東京工業大学 環境・社会理工学院 社会・人間科学コース), 室田 真男(東京工業大学 リべラルアーツ研究教育院)

3月24日(日)

9:00 - 10:15  一般セッション4(第1会場:201講義室) 座長: 竹内 寛典(徳島大学)
[13] オンライン独習支援システム『サイバー自習室』のWEBアプリケーション開発
○髙橋 操(熊本大学), 中野 裕司(熊本大学)
[14]☆ デザイナー志望の学生を対象としたコンペを支援するリアクションWebの分析と設計
○山本 文枝(東京家政大学), 中野 裕司(熊本大学), 久保田 真一郎(熊本大学)
[15] 学習過程における多次元データのMapperによる解析
〇井上 仁(中村学園大学), 安武 公一(広島大学), 多川 孝央(筑紫女学園大学), 隅谷 孝洋(広島大学), 山川 修(福井県立大学)

10:30 - 11:45  一般セッション5A(第1会場:201講義室) 座長: 尾崎 拓郎(大阪教育大学)
[16]☆ 論理構造に着目したWebサーバのアクセス制御設定の学習支援
〇松尾 泰成(徳島大学), 松浦 健二(徳島大学), 竹内 寛典(徳島大学), 佐野 雅彦(徳島大学)
[17] 複数科目で共同・同時利用可能なWeb型プログラミング教育支援システムのアプリケーションテンプレート開発
〇齊藤 智也(山口大学), 大江 和一(国立情報学研究所), 西井 淳(山口大学), 岡田 耕一(山口大学), 爲末 隆弘(山口大学), 王 躍(山口大学), 筒井 優子(国立情報学研究所), 丹生 智也(国立遺伝学研究所), 竹房 あつ子(国立情報学研究所/総合研究大学院大学)
[18] 複数の高等教育機関が公開する OCWコンテンツ横断検索システムの開発
〇重田 勝介(北海道大学), 武田 俊之(関西学院大学), 篠原 徹(こだまリサーチ株式会社), 長岡 千香子(国立情報学研究所), 古川 雅子(国立情報学研究所), 山地 一禎(国立情報学研究所)

10:30 - 11:45  一般セッション5B(第2会場:202講義室) 座長: 堀越 泉(京都大学)
[19]☆ Students' Performance Prediction Based on Similarity between Online Textbooks and Questions
〇任 永楽(九州大学 大学院システム情報科学府), 唐 成(九州大学 大学院システム情報科学研究院), 谷口 雄太(九州大学 情報基盤研究開発センター), 峰松 翼(九州大学 データ駆動イノベーション推進本部), 大久保 文哉(九州大学 大学院システム情報科学研究院), 島田 敬士(九州大学 大学院システム情報科学研究院)
[20] フィードバック誘起モデルの開発: 量的アプローチによる推計式の試作
〇可部 繁三郎(福井工業大学), 田中 洋一(仁愛女子短期大学), 山田 政寛(九州大学), 石毛 弓(大手前大学), 山本 佐江(育英大学), 合田 美子(熊本大学)
[21]☆ 学習ログを用いた実習授業におけるドロップアウト兆候者の検出の検討
〇小糸 麻結(日本女子大学),川名 芽依(日本女子大学),  小川 賀代(日本女子大学) 

13:00 - 14:15  一般セッション6A(第1会場:201講義室) 座長: 齊藤 智也(山口大学)
[22]☆ Originalbum:学年共通の思い出が少ない学生向けの卒業アルバムの提案と評価
〇前川 碧井(情報経営イノベーション専門職大学), 山内 正人(情報経営イノベーション専門職大学)
[23]☆ トラブルシューティングにおける生成AI活用の可能性の検討と考察
〇神山 慎之介(情報経営イノベーション専門職大学), 山内 正人(情報経営イノベーション専門職大学)
[24] 繰り返し学習を促すためのオンラインテスト受験方法の検討
〇尾崎 拓郎(大阪教育大学), 佐藤 隆士(大阪教育大学), 大河 雄一(東北大学), 三石 大(東北大学)

13:00 - 14:15 一般セッション6B(第2会場:202講義室) 座長: 大久保 文哉(九州大学)
[25]☆ 授業訓練システムCLASS3.0を活用した現役教師と教師志望者の仮想生徒へのインタラクション分析と評価
〇シュレスタ アロク(大阪工業大学大学院), 桝本 智絵(大阪工業大学大学院), 大井 翔(大阪工業大学)
[26] SHARE:エビデンスに基づく教育の実現に向けた試行版データ利活用事例共有ポータルの評価
〇堀越 泉(京都大学), 加納 泰斗(京都大学), 山内 大聖(京都大学), 奥村 光貴(京都大学), 許 嘉瑜(京都大学), 西岡 千文(国立情報学研究所), 緒方 広明(京都大学)
[27] 学習目標と個人の習熟度とのギャップを埋める個別オンライン学習教材をLMS上で自動生成する試み
〇喜多 敏博(熊本大学), MAJUMDAR Rwitajit(熊本大学), 堀越 泉(京都大学), 緒方 広明(京都大学)

14:30 - 15:30 教育データ分析コンテスト 結果発表・表彰(第1会場:201講義室)
一般社団法人 エビデンス駆動型教育研究協議会と共催して実施した教育データ分析コンテストの結果発表と表彰式を行います.
https://sites.google.com/view/ede-datachallenge-3rd

15:30 - 15:40 クロージング(第1会場:201講義室)

参加費: 

CLE研究会登録会員: 無料 

情報処理学会学生会員(かつCLE研究会登録会員でない方): 1,100円

情報処理学会会員(かつCLE研究会登録会員でない方): 3,300円 ★

非会員: 4,400円 ★(情報処理学会非会員の学生の方も非会員の参加費が適用されます)

42回CLE研究会実行委員:
主査:
 島田敬士(九州大)
幹事:
 上田 浩(法政大)
 久保田真一郎(熊本大)
 畠山 久(東工大)
 宮崎 誠(帝京大)
担当運営委員:
 近藤 一晃(京都大学)
 齊藤 智也(山口大学)