第24回研究会

第24回研究会のプログラムを公開しました

第24回 情報処理学会 教育学習支援情報システム研究会(CLE)研究発表会 

テーマ:「ラーニング・アナリティクス(LA)および一般」 


教育学習支援情報システム(CLE)研究会の第24回研究発表会を,下記の通り開催いたします。 


日程:2018年3月20日(火)〜22日(木) 

場所:京都大学学術情報メディアセンター南館2階202号室 

http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/yoshida/map6r_ys.html#03 ) 


※ 想定よりも多くの発表申し込みがありましたので,当初の予定を変更して3/21(水)-22(木)の2日間の開催から3/20(火)-22(木)の3日間の開催とさせて 

いただきます. 


共催(五十音順): 

·       学習分析学会(JASLA)研究会(http://jasla.jp/event/la201803/) 

·       教育システム情報学会(JSiSE) LA部会 

·       京都大学学術情報メディアセンター  

·       日本教育工学会(JSET) SIG03「教育・学習支援システムの開発・実践」(https://www.jset.gr.jp/sig/sig03.html) 

·       人工知能学会学習科学と工学(ALST)研究会 


※ 学習分析学会(JASLA),教育システム情報学会(JSiSE)LA部会,日本教育工学会(JSET)SIG03「教育・学習支援システムの開発・実践」のイベントも期間中に同時開催されます.詳細は各学会のwebページなどをご覧下さい. 


※ 2018年3月20日-21日に京都大学吉田キャンパス吉田南総合館・百周年時計台記念館にて第24回大学教育研究フォーラムが開催されます。こちらも併せてご参加下さい。詳細は、以下をご覧下さい。 

https://www.highedu.kyoto-u.ac.jp/forum/2017/ 


※ 2018年3月22日に京都大学時計台 百周年記念ホールにてラーニング・アナリティクスに関するシンポジウムが開催されます。こちらも併せてご参加下さい。詳細は、以下をご覧下さい。 

http://eds.let.media.kyoto-u.ac.jp/lasympo2018/ 


近年、教育現場では、デジタル教科書やLMS(Learning Management System)、e-ポートフォリオシステム等を利用した、教育の情報化が急速に進んでいます。このような中、これらのシステムに蓄積された学習ログデータを統合し、データ分析(ラーニング・アナリティクス)を行い、教育学習支援をする試みが国内外で活発に行われています。 


CLE24では、ラーニング・アナリティクス(LA)をテーマとして、LAのための情報基盤システムの提案、教育データ分析手法やダッシュボードなどの新しい提案、視線や動作などのセンサー情報などを用いたマルチモーダルLA、MOOCsなどの大規模情報を用いたLA、などの研究発表を広く募集致します。また,テーマとは別にCLE研究会が対象とする教育学習支援に関わる一般のご発表も歓迎致します。多数のご発表をお待ちしております。 



プログラム: 


3月20日(火) 


14:45 - 15:00 オープニング 


15:00 - 16:15 セッション1 座長: 


[1] Version Control for The Continuity of Learning Footprints Across Versions within E-Book Reader/Yang Ching-Yuan(京都大学大学院), Flanagan Brendan, Ogata Hiroaki(京都大学) 


[2] 手書きレポートを対象とした学習分析支援システム/大倉 孝昭(大阪大谷大学) 


[3] 中国ゴマの技能習得過程と脳活動状態の関係分析/松下 和斗, 三浦 浩一, 松田 憲幸, 内尾 文隆, 瀧 寛和(和歌山大学) 


16:30 - 17:45 セッション2 座長: 


[4] 学務システム、LMS等と連動した学習成果可視化システムの開発/中野 裕司, 喜多 敏博, 杉谷 賢一, 松葉 龍一, 久保田 真一郎(熊本大学), 宇佐川 毅(熊本大学大学院) 


[5] ラーニング・アナリティクスシステム基盤の構築/古川 雅子, 上田 浩(国立情報学研究所), 中村 素典(国立情報学研究所/京都大学), 山地 一禎(国立情報学研究所) 


[6] 次世代デジタル学習環境としての端末サービスのクラウド化とBYOD化/梶田 将司(京都大学) 


3月21日(水) 


9:00 - 10:15 セッション3 座長: 


[7] Learning what students want to learn/Abou Khalil Victoria(京都大学大学院), Flanagan Brendan, Ogata Hiroaki(京都大学) 


[8] ゼミ選考支援システムmatchの開発と運用/藤井 聡一朗(法政大学) 


[9] 教育統計システムの標準モデルについての研究/李 善珠, 川島 宏一, 有田 智一(筑波大学大学院) 


10:30 - 12:10 セッション4 座長: 


[10] ネットワークに関する協調的な対話機能を有する分散型ネットワーク構築ペア演習システムの開発/大岡 義旺, 立岩 佑一郎, 金 鎔煥, 片山 喜章(名古屋工業大学) 


[11] Tremaを用いたSDN構築演習のための通信動作可視化システムの開発/浅野 晶文, 立岩 佑一郎, 金 鎔煥, 片山 喜章(名古屋工業大学), 新村 正明(信州大学) 


[12] 機械学習を用いた星空観測を促す適時情報通知システムの開発/鉾館 陸, 浦田 真由, 遠藤 守, 安田 孝美(名古屋大学大学院), 毛利 勝廣(名古屋市科学館) 


[13] 研究成果DBを利用した希望研究室選択支援/岡田 佳奈, 佐野 雅彦, 松浦 健二, 谷岡 広樹, 大平 健司, 上田 哲史(徳島大学) 



13:30 - 16:15 セッション無し 

同時間にCLE研究会のセッションはありませんが,教育システム情報学会主催のパネルディスカッションが開催されます. 

本パネルディスカッションへの参加に際し,参加費は必要ありません. 


13:30 - 16:15 教育システム情報学会主催:パネルディスカッション 

同時間にCLE研究会のセッションはありません.本パネルディスカッションへの参加に際し,参加費は必要ありません. 


[テーマ] 学際的アプローチによる実効性のあるLAの実現を目指して 

[会 場] 京都大学学術情報メディアセンター南館2階201号室 

[内 容] 

教育システム分野の研究者と教育システム分野以外(例えば,パターン認識,メディア理解,ユビキタス・センサー技術)で学習・教育でのデータに興味をもっている研究者や企業の方を交えて議論を行います. 

[パネリスト] 

荒牧英治(奈良先端科学技術大学院大学),緒方広明(京都大学),黄瀬浩一(大阪府立大学),田村恭久(上智大学),村上正行(京都外国語大学),松居辰則(早稲田大学),吉田自由児(デジタル・ナレッジ) ※五十音順 

※15分程度の話題提供×7件+60分程度の討論会 


16:30 - 17:45 セッション5 座長: 


[14] 学認連携Moodleでの受講情報確認方法の実装について/浜元 信州, 横山 重俊(群馬大学), 上田 浩(京都大学) 


[15] シラバスデータを用いたコース作成支援の試み/大西 淑雅, 山口 真之介, 西野 和典(九州工業大学) 


[16] LMSコース類型化の試み/隅谷 孝洋(広島大学) 


18:00 - 19:15 セッション6 座長: 


[17] 利活用を考慮したゼミ議事録蓄積システム/平松 孝雄, 佐野 雅彦, 松浦 健二, 谷岡 広樹, 大平 健司, 上田 哲史(徳島大学) 


[18] Connecting Decentralized Learning Records: A Blockchain Based Learning Analytics Platform/Ocheja Patrick(京都大学大学院), Flanagan Brendan, Ogata Hiroaki(京都大学) 


[19] 全学必修情報基礎科目における学習管理システムを用いた学習ログデータの収集とその分析/中村 朋之(大阪教育大学大学院), 尾崎 拓郎(大阪教育大学) 


3月22日(木) 


9:00 - 10:15 セッション7 座長: 


[20] ビーコンを用いた学習施設利用履歴システムの構築/石井 雅章(神田外語大学) 


[21] 複数eラーニング規格の結合による履歴蓄積型動画プレイヤの開発/田中 頼人(サイバー大学) 


[22] 自己調整学習の支援を目的としたダッシュボードの開発研究 - 国際標準規格IMS Caliperに基づく実装 -/槇原 竜之輔(熊本大学大学院), 久保田 真一郎, 杉谷 賢一, 中野 裕司(熊本大学) 


10:30 - 12:10 セッション8 座長: 

同時刻に教育工学会主催のワークショップがあります. 


[23] A Case Study on Prediction of Student Performance in a Blended Learning Class when Using Small Data/Sanchez Byron(東北大学大学院), Takashi Mitsuishi, Aoki Terumasa, Zhao Xiumin(東北大学) 


[24] 読解・作文行動の測定と分析手法/山口 琢(フリー), 大場 みち子(公立はこだて未来大学), 藤原 亮(函館工業高等専門学校), 高橋 慈子(ハーティネス), 小林 龍生(スコレックス) 


[25] 加速度センサーを使った学生の情動知能の把握の試み/山川 修(福井県立大学), 多川 孝央(九州大学) 


[26] マウスカーソルの挙動データを用いた学習者の特徴分析のための可視化手法の検討/池田 瑞穂(関西学院大学)    


10:30 - 12:10 教育工学会主催:ワークショップ 

同時間にCLE研究会のセッションがあります.本ワークショップへの参加に際し,参加費は必要ありません. 


日本教育工学会SIG「教育・学習支援システムの開発・実践」第9回研究会「教育システム研究ワークショップ」 

[会 場] 京都大学学術情報メディアセンター南館2階201号室 

[内 容] 

SIG-03「教育・学習支援システムの開発・実践」は,情報工学的なモデルや技術を基盤としたシステム開発の研究と,教育実践の場のニーズとをマッチングさせて共同研究につなげること,理論とうまく結びついたシステム開発と評価および論文化するまでの道筋や工夫などを共有する場となることを目指しています.参加者全員が短い研究発表または研究相談を行った上で,ディスカッションの時間を取る研究ワークショップを開催いたします.お手持ちの資料があれば,最近の研究成果や研究実施上の悩み,共同研究の希望や可能性,実現したいアイディアなどの簡単なスライドをお持ちのうえご参加ください. 


12:10 - 12:25 クロージング 


参加費: 

CLE研究会登録会員: 無料 

情報処理学会学生会員(かつCLE研究会登録会員でない方): 500円 

情報処理学会会員(かつCLE研究会登録会員でない方): 2,500円 

非会員: 3,500円(情報処理学会非会員の学生の方も非会員の参加費が適用されます) 


第24回CLE研究会実行委員: 

主査: 梶田将司(京都大学) 

幹事: 林雄介(広島大学),重田勝介(北海道大学), 永井孝幸(京都工芸繊維大学) 

担当運営委員: 緒方広明(京都大学),久保田真一郎(熊本大学)

 

2018年度の研究会スケジュール(予定)

2018年6月      CLE25@札幌

2018年8月      SSS2018@熊本

2018年12月    CLE26@福井

2019年3月      CLE27@京都