第29回研究会

第29回研究会のプログラムを公開しました.

テーマ:「教育機関等におけるクラウドサービス利用および一般」


教育学習支援情報システム(CLE)研究会の第29回研究発表会を,下記の通り開催いたします.

 

日程:2019年11月15日(金)〜11月17日(日)※今回は情報処理学会コンピュータと教育(CE)研究会との合同開催です.

場所:広島大学 情報メディア教育研究センター 本館 (広島県東広島市鏡山一丁目4番2号)

広島大学(東広島キャンパス)までの案内: https://www.hiroshima-u.ac.jp/access/higashihiroshima 

※表示されるGoogle mapの中心です.環境によってはデフォルトの縮尺では表示されないので,お手数ですが,拡大してご確認ください.

情報メディア教育研究センターアクセスマップ: https://www.media.hiroshima-u.ac.jp/aboutus/access 

新幹線東広島駅からの路線バスは平日の午前のみの運行です.また,東広島市がモビリティサービス実証実験として無料の広島大学循環バスを平日(午前・午後) 東広島駅と広島大学の間で運行しています.広島大学循環バスについては,東広島市のウェブページ http://www.city.higashihiroshima.lg.jp/soshiki/seisakukikaku/1/1_1/21634.html  をご覧ください.それ以外の時間帯については,タクシーかバスで西条駅まで出て,広島大学行きのバスに乗り換えてお越しください.

構内最寄のバス停: https://www.hiroshima-u.ac.jp/access/higashihiroshima/busstop_higashihiroshima  

広島大学Webサイトの「最寄りバス停」のページによると「広大東口」が最寄りと出ますが,「広大中央口」の方が便利です.距離的には確かに東口のほうが近い(300m vs 600m)のですが,西条駅から来るバスはまず中央口に停車し,そのあと広大周囲のバス停を巡りながら最後に東口に停車,西条駅に戻って行きます.なので,中央口から降りて歩いた方が早くつきます.


近年,教育現場では、様々なICTが活用されており,その利便性を更に向上させるものとして,クラウドサービスの利用が総務省,文部科学省,経済産業省などの後押しもあり,小学校から大学までの幅広い教育機関でボトムアップ,トップダウンに普及してきています.また,企業の中でも他の業務での利用と同様に教育におけるクラウドサービスの利用が多くなってきています.

CLE29では、「教育機関におけるクラウドサービス利用」をテーマとして、教育機関での情報インフラとしての利用やLMSなどの学習管理システムの運用,学習コンテンツの共有といった大規模なものから,個々の教員の利用による教育クラウドを利用した実践報告まで,さらに教育機関以外でも教育に関するクラウドサービスの利用に関する研究発表を幅広く募集いたします。また,テーマとは別にCLE研究会が対象とする教育学習支援に関わる一般のご発表も歓迎致します。多数のご発表をお待ちしております。


11月15日(金) 


14:00 - 14:15 オープニング 


14:15 - 15:45 CLEセッション (1)  座長: 毛利 考佑 (東京農工大学)


[1] ネットワークログを用いた学習活動の把握の提案

大西 淑雅 (九州工業大学),山口 真之介 (九州工業大学),近藤 秀樹 (九州工業大学),西野 和典 (九州工業大学)


[2] 情報基礎科目における毎週の出席およびテスト結果を用いた履修初期での合否予測手法の比較検討

森 美樹子 (熊本大学大学院),久保田 真一郎 (熊本大学),杉谷 賢一 (熊本大学),中野 裕司 (熊本大学)


[3] オンライン短答式記述問題に対する自動フィードバックのLTIによる実装

生田 寛 (熊本大学大学院),中野 裕司 (熊本大学),杉谷 賢一 (熊本大学),久保田 真一郎 (熊本大学)


16:00 - 17:00 招待講演1 座長: 松浦 健二(徳島大学)

題名:広島大学におけるクラウド導入手順と今後の課題

講演者:西村 浩二(広島大学)


11月16日(土) 


10:00 - 12:00 CLE セッション(2) 座長:殷 成久 (神戸大学)


[4] 継続的な復習を促進させるためのオンラインテスト受験方法の検討

尾崎 拓郎 (大阪教育大学),佐藤 隆士 (大阪教育大学),大河 雄一 (東北大学),三石 大 (東北大学)


[5] 命題ごとのデータによるキットビルド概念マップでの学習の分析

林 雄介 (広島大学大学院),大村 彰梧 (広島大学大学院),児玉 洋祐 (広島大学大学院),重田 勝介 (北海道大学),平嶋 宗 (広島大学大学院)


[6] Open Apereo 2019 Conference 参加報告 

畠山 久 (首都大学東京),常盤 祐司 (法政大学),梶田 将司 (京都大学)


[7] オーバーレイ思考による認証基盤の再構築

梶田 将司 (京都大学)


12:00 - 13:00 CLE 運営委員会


13:00 - 14:00 招待講演2 座長:隅谷 孝洋 (広島大学)

題名:「組み立てることによる学習」の設計とその支援環境の開発 ― 読解過程のホワイトボックス化の試みとして -

講演者:平嶋 宗(広島大学)


14:10 - 15:55 CEセッション(1)・CE学生セッション(1)座長:越智 徹(大阪工業大学)


CEセッション(1)

[8] 大学初年次生における情報リテラシーとPCの使用開始時期との関係

吉永 敦征(山口県立大学),畔津 忠博(山口県立大学)


CE学生セッション(1)

[9] 初学者向けアンプラグドプログラミング教育に関する研究

阿知波 康祐(近畿大学),松本 慎平(広島工業大学),加島 智子(近畿大学)


[10] ディジタル紙芝居の子供向け制作ワークショップの実施とその評価

村田 真隆(工学院大学),牛田 啓太(工学院大学),陳 キュウ(工学院大学)


[11] 小学校プログラミング教育教員の地方の実情と問題点

清水 哲也(群馬大学大学院),山崎 浩一(群馬大学)


16:10-17:50 CE学生セッション(2) 座長:尾崎 拓郎(大阪教育大学)


[12] 算数の授業におけるプログラミング教育の実践事例-キャラクターと位置の表し方

浅井 祐輝(大阪教育大学),大西 克典(大阪教育大学),山岡 正史(和歌山市立伏虎義務教育学校),上出 吉則(大阪教育大学)


[13] スマートスピーカーを用いたプログラミングチュートリアルのシステム開発

吉田 裕行(琉球大学大学院),岡本 牧子(琉球大学),日熊 隆則(琉球大学),兼宗 進(大阪電気通信大学),宮田 龍太(琉球大学)


[14] PBLにおけるコミュニケーションツールと開発ツールの可視化情報を利用したプロセス評価方法の提案

日戸 直紘(公立はこだて未来大学),伊藤 恵(公立はこだて未来大学),大場 みち子(公立はこだて未来大学)


[15] 振り返り型週報にテキストマイニングを活用したPBLにおけるコンピテンシーの継続的評価手法の提案

松山 航(公立はこだて未来大学),大場 みち子(公立はこだて未来大学),伊藤 恵(公立はこだて未来大学)


11月17日(日)


9:00-10:15 CE学生セッション(3) 座長:渡邉 景子(東京女子体育大学)


[16] 高校生におけるタイピングスキル習得状況の実態調査

森 美穂(九州大学 大学院),多川 孝央(九州大学 大学院)


[17] 斜方投射VRアプリを用いた教育実践とその評価

藤井 美珠妃(東海大学大学院),大西 建輔(東海大学)


[18] Class questionnaire analysis system using distributed representation based on Wikipedia Entity Vectors

Negishi Takanori(Toyo University),Adachi Yoshihiro(Toyo University)


10:30-12:00 CEセッション(2) 座長:長瀧 寛之(大阪電気通信大学)


[19] 反転授業動画のカオアリとカオナシの比較

天野 由貴(広島大学),隅谷 孝洋(広島大学),長登  康(広島大学),稲垣 知宏(広島大学)


[20] 情報系初年次のプログラミング演習における,コンピュータとの対話を重視したコースデザインと支援システム

長 慎也(明星大学),山中 脩也(明星大学),北島 茂樹(明星大学),今野 貴之(明星大学)


[21] ロジカルシンキングにおける目的と手段が反転する誤答発生の過程分析

林 浩一(ピースミール・テクノロジー株式会社),山口 琢(フリー),大場 みち子( 公立はこだて未来大学)


13:30-15:20 CE研究論文セッション 座長:兼宗 進(大阪電気通信大学)


[22] AIアシスタントアプリ開発を通した視覚障害者向けプログラミング教育の試み

鶴見 昌代(筑波技術大学),宮城 愛美(筑波技術大学)


[23] コンピュータ・プログラムを書こう:中学生を対象としたプログラミング講座

掛下 哲郎(佐賀大学),草場 聡宏(西九州大学),杉町 信行(佐賀大学)


[24] 幼稚園児のビスケットプログラムをつかった作品の表現の分析

渡辺 勇士(電気通信大学),中山 佑梨子(香川富士見丘幼稚園),原田 康徳(合同会社デジタルポケット),久野 靖(電気通信大学)


15:20 - 15:30 クロージング


情報交換会: 

情報交換会への参加を希望される場合は下記よりお申し込み下さい.

https://forms.gle/Ejj1HPSQpQdGG1cz5

日付:  2019年11月16日(土) 研究会終了後(18:30 開始予定)

場所:おもろ殿内 東広島西条店(広島県東広島市西条町御薗宇6200-1)

会費:5,000円

申込締切:2019年11月9日(土)17時


参加費:

CLE / CE 研究会登録会員,ジュニア会員:  無料

情報処理学会学生会員(かつCLE / CE 研究会登録会員でない方): 500円

情報処理学会会員(かつCLE / CE 研究会登録会員でない方): 2,000円 

非会員学生 : 1,000円

非会員 : 3,000円 

初等中等教育関係者(児童・生徒を含む) :  聴講無料


第29回CLE研究会実行委員:

主査:緒方広明(京都大) 

幹事:重田勝介(北海道大)

永井孝幸(京都工繊大)

関谷貴之(東京大) 

松浦健二(徳島大)

担当運営委員:毛利考佑(東京農工大),林 雄介(広島大)