2017/12/12 第58回 "2つの異なる新奇性によるドーパミン依存的記憶の亢進" (竹内倫徳)

投稿日: Nov 16, 2017 8:56:59 PM

第58回JSSBセミナーを12/12(火)に開催いたします。

今回はエジンバラ大学Richard Morrisラボに所属されており2018年2月よりデンマークAarhus大学・DANDRITE研究所で独立ラボを持たれる竹内倫徳先生に御講演いただきます。

皆様ぜひご参加ください。

2つの異なる新奇性によるドーパミン依存的記憶の亢進

竹内倫徳

博士後研究員

エジンバラ大学認知神経システムセンター

海馬に形成された、ささいな日常の記憶の多くは1日で忘れられますが、直前や直後に新奇な体験をともなうと忘れにくくなることが知られています。最近の私達の研究により、新奇な環境体験により活性化する青斑核から海馬へのドーパミンの供給が、通常忘れ去られる日常の記憶を長期記憶へと変換させるゲートとして働いている可能性をあきらかにしました(Takeuchi et al., Nature, 2016)。また、腹側被蓋野から海馬へのドーパミンの供給は、報酬に関連した新奇性により活性化し、記憶の保持を修飾している可能性が示唆されました(Yamasaki and Takeuchi, Neural Plasticity, 2017)。

開始時間; 5時半

​会場;Abel Library (Woods Basic Science Building 303)

スポンサー;現在調整中

 

会場へのアクセス:

 

車の方→N. Wolfe stに路駐可(~$0.5/hr)

 

 

1. Preclinical Teaching Building (PCTB、N. WolfeとMonumentの北東角)に入る。

2. フロントでIDをみせてサインアップし、リストバンドもらう。

3. 行き先は490 Rangos と書いてください。

4. Green Cafeを通り過ぎた奥のエレベータで3階へ。

5. 3階で降りて、すぐ左手の部屋が Abel Libraryです。

*Rangosビル入り口はエレベーター起動に専用バッヂが必要です。

 

当日の連絡先

410-419-6500(中村cell)

 HP: http://www.jssbaltimore.com/home

 

中村​