200402

二月二十九日(日)

夢:地震か戦争かで町は崩壊した。実家に帰ろうとするが、空間がねじれてうまく帰れない。避難所でTさんに会った。「おお、生きててよかった。」と声をかけた「ご家族は?」と聞くと、無言で首を振った。

朝は発表の練習。TAの人が、来てくれるはずだったのに来てくれなかった。

昼ご飯はルネで食べ、夜ご飯は松屋で食べる。

夜八時就寝。午前二時起床。京大の今年の数学の問題を 解いてみた。行列の問題が面白かった。一般化すれば線形代数の試験にできそう。一次独立なベクトルはベクトル空間の基底となるというのは使ってよかったの だったっけ。確率の問題は遷移行列のn乗を求めようとして断念。具体的に遷移を追っていくと、構造が分り、n回目の施行直後n+1番目の箱に入っている確 率のみに注意すれば言いと言うことが分り解けた。複素数の問題は絵を書けば初等幾何ですぐ解けたが、わざと複素数演算でといてみたら上手く行ったので少し 感激。一時間時間をあまらせて全問解答。

それから一般相対論の復習をして、また寝た。

二月二十八日(土)

起きたら昼の十二時だった。寝すぎた。朝食はカロリーメイト、リンクを直し、次の写真アップの準備をはじめた。

二時に学校へ、昼食はサンドウィッチに牛乳。食生活が貧しいですねえ、栄養だけは適正なはずですが。

いろいろと議論した結果、鉄でミューオン捕獲をすることはまず無理のようだ。理由は制動輻射とデータがかぶってしま い、それをとりのぞくことは出来なさそうなので。できるだけ原子番号が大きい物質でやれば、出てくるX線のエネルギーが高くなり、その領域では制動輻射は すくないだろう。ということで、発表後、鉛で高エネルギー領域、2.3週間単位のデータを取ることになった。

P2に行きソファーに寝転がって開いた窓から外を眺めると、涼しい風がほおに辺り、空の柔らかな青色が眼に飛び込む。 ああ、そろそろ春が来たんだな。「外はこんなに気持ちいのに、僕らはなんでこんな小汚い実験室で作業をしているんだろう」という気分になった。外で遊びた い!鳩さんを「缶けりか鬼ごっこしない?」と誘ったのだが断わられた。フリスビーならどうかと聞くと、よい返事をもらえた。フリスビーを買っておこう。ど こに売っているのだろうか?

先生の意向で、P1は来年度以降は実験を続けないということになった。で、レポート提出期限は3月末日になった。しか し、卒業の意味が本当希薄な学部ですねえ。P2みたいに発表会が卒業後の六月とか、他の所ではかなりありえないでしょう。噂によると、卒論の提出が一分で も遅れたらだめなところもあるらしい。理学部物理なら「ちょっと待ってください」とでも言えば、一、二ヶ月月ぐらい延滞しても大丈夫かもしれない。

明日の発表練習会の用意も完全に仕上がりあとは発表するのみ。ようやく、「毎日が文化祭前日」のような異常な生活から抜け出て、静かで平和な日常に戻れることができる。春休みだ!

ルネでご飯を食べようとしたら、偶然鳩さんに会った。また最近、超常現象的に偶然よく出会うようになっているようだ。

帰ってからはここ三日の日記を書くのに全力を注いだ。記憶に残しておきたいことを全部書くので、長すぎてかつ散漫な日記になってしまう。

二月二十七日(金)

朝六時に起床。ちなみに就寝は二時であった。隣りの部屋が朝六時まで宴会していたので、あまり眠れなかった。寝る集中力が足りないようだ。六時からHPを更新し、八時に出発。今日は大阪に帰り、高校の卒業式に行って参りました。電車では一般相対論の復習。

10時に、にしのくんと駅で待ち合わせ。早すぎると文句を言われてしまった。そして高校へ。今年は見張りの先生とかがいなかった。見張りの先生が僕を知らなかったときに備えて、にしのを駅で用意したのだったが、それは杞憂に終わったのであった。

寒いので部室に到着。鍵が開いていないので寒い廊下で待機、開いているかどうか確認をとっておけと、四つ下の後輩にし のに文句をいわれてしまった。廊下で寄せ書きを書いたのだった。にしのの代、全員そろっていることに吃驚した。集めるのにかなり努力したらしい。喧嘩別れ みたいな形で退部した子の分もあって、受け取ってもらえるかどうか、にしのと二人心配した。

ほどなく二年生が来て、部室を空けてもらい、ぬくもる。そのうち、もう一人OG「さな」が来て、外はだんだん卒業式退 出待ちの生徒で溢れた。そのうちに卒業式は終わるが、卒業生はすぐに仮設校舎に入っていた。なるほど、自分の時の卒業式とは違い、教室にすぐ入れるような 建物の配置になっていたのであった。

再び出てくるまでに、一年生のしのさんに借りていたDVDを返した。そのうちぼちぼちと三年生が出てきた。今年は通路 が狭くなっていたのでゆっくり時間差で返す方針であったのだろう。ある卒業生に「平田先輩と二人で写真を撮ってもらっていいですか?」と頼まれたのがうれ しかった。

先に言った、退部した子を生徒会室で見つけたので、にしのをよんできてOB寄せ書きを渡した。渡しに行く間、受け取っ てもらえるか、にしのとかなりドキドキした。卒業式にドキドキするなんてなかなかに風情があります。僕が呼び出しにしのが渡すと、その子は満面を喜びで一 杯にして「ありがとうございます。宝物にします。」とにしのに言ってくれたので、こちらもほんと嬉しかった。よかったよかった。その後、しばらく緊張が抜 けて幸福な脱力感。その子の僕に対する態度と、にしのに対する態度がだいぶ違うことが少し気になりましたが…。

それから、もう一人にこれは難なく寄せ書きを渡した。

その後、ギタマンでの動きが止まったので、廊下・生徒会室で、友人の写真を撮っていった。今日撮ったのはおよそ四十枚、いい写真が撮れていますように。

にしのから、昼食の催促が来たので、再びギタマンに戻り、みんなでご飯を食べに行く。ついたのはケーキや、僕の中では ケーキはおやつであって昼食にはなりえないのだが、あとで栄養補助食品をとることにして我慢。ケーキは美味しかったし、話は面白かった。さなさんに年賀状 をその場で書いてもらった。ゆみさんに年賀状をその場で書いた(とはいえ、そのとき書いていたシュールリアルな絵に年賀状と書き足しただけだったが)。

ケーキ後、電車に揺られて京都に戻る。疲労回復のため電車では栄養補助を取った後、眠った。実験室に戻り(十八時)それから月曜の発表の為のパワーポイントを作成した。o君に「このepsファイルどうやってbitmapに変換したの」と聞いたら「表示させ→print screen キーをぽちと押し→ペイントで切り取る。」という素晴らしい方法を伝授してもらった。

そうやって、グラフをbitmap化し張り付けていく、実はパワーポイントを使ったら発表は凄く簡単なんじゃないかといまさらに気が付いた。僕達の声も録音して、「発表はマウスをクリックするだけ」って形にできないだろうか(笑)。

今日は夜十一時に学校を出れた。早く寝たが、となりの宴会(?)に起こされてしまった、寝るときの集中力がたりないなあ。

卒業式は毎年見ていると、「見送る人と見送られる人が変化していくだけで、場そのものは変化しない」という変な感覚を味うようになってしまった。

流体力学では、流体の流れに乗って変化を見る方法(ラグランジュ描像)と、空間に静止して変化を見る方法(オイラー描像)があるのだが、普通の生活で感じるのがラグランジュ描像で、僕が感じるようになったのがオイラー描像に対応するのだろう。

二月二十六日(木)

夢1:舞台は近未来、町は少し水没している、日本ではない所。主人公は 男、十代前半。空を飛べる能力を請われて軍に入る。そこでは僕と同じように、空を飛べる少年少女が集められているのだった。スクールには僕の他に、僕と同 い年で天才的な頭脳を持つ男の子(あだ名さくちゃん)が一人、僕より少し年上の女の子が一人いた。女の子がスクールに入ってくるときは、さくちゃんとどき どきしたものだった。そのころ、僕達は「空を飛ぶと頭をカラスにねらわれる」という問題を抱えていた。僕たちは、女の子が教えてくれた解決法「頭に特殊な 香油をつける。」に感動したものだった。

やがて時がたち。ある日女の子が空が飛べなくなった。軍は厳しく、女の 子は解剖され研究材料にならねばならないのだった。ところが軍規にそむいた科学者達の助けにより、女の子は飛行能力が治療されスクールに戻ってきた。飛行 能力の治療には「成長が止まる」という代償があったのだが、それでも僕たちは女の子が殺されなかったことに対して純粋に喜んだ。

夢2:コンピュータに知能を持たせすぎて、反乱された。そのコンピュータはしばらく倉庫入りしたのだったが、原子炉関係で困ったことが起きて、そのコンピュータの力を借りざるを得なかった。しかたがないので、機能を制限して再起動させた。

その後、お互い喧嘩しながらも協力して問題を解決できた。

今日はいい夢を見た。

今日はがんばって早めに学校に。とはいえ十一時ごろだったが。今日は受験だそうな。せっかくなので、昼休みに受験会場に入ってみた。どんよりした熱気があった。場の空気に押し出されるかのようにすぐに退出。

それから、いろいろと雑用をこなしたり、C言語を教えたりして過ごす。今日は土曜日か日曜日かと思っていたが、食堂が開いていたので平日ということが分った。

どうやらこの実験はほとんど制動輻射をみているだけということが分った。実際に制動輻射の理論値でフィットしたらピッタリあってしまった。

ひまな時間にmichio kakuの超ひものところを読んだ。超ひも理論がなりたつ空間が26次元だと言うのは実は非常に簡単に導き出せることが分った。角運動量代数の交換関係が閉じているという条件だけで出るのだからすごい。

kmさんに久しぶりに会って、食堂で話をし、他の研究室の人と食事をした。

今日の実験終了は、夜の十二時半。外へ出ると雪が降っていた、庭駆け回りたいが、庭もないしおまけに寒い。気合で聚楽亭にたどりついた。帰ってから一般相対論の復習。復習がてらに次の問題をおもいついた、「等加速度直線運動をする電子の作る電磁場を一般座標変換を用いて一般相対論で解け」というもの。今度やってみよう。

今週の日曜の日記追記:ジュンク堂で知らない人をありさんと勘違いして、話し掛けてしまった。話し掛けられた人は、困惑したようで無言で立ち去ってしまった。一般人に迷惑をかけてもらった。

チケットを買ったときありさんに「親分が持っていたら、なくすから預かっとくわ」と言って預かられてしまった。ありさんといると被保護者扱いされますなあ…。

二月二十五日(水)

今日も朝起きれなかった。夢:高校時代の友人にスキューバーダイビングを教えてもらった。

エゴグラム( http://www.egogram-f.jp/seikaku/index.htm )というのをやってみました。

結果(http://www.egogram-f.jp/seikaku/kekka/bcbac.htm

 

もう一度やってみました。結果http://www.egogram-f.jp/seikaku/kekka/ccbac.htm

一回目を悪く言い直しただけですな。「貴方は、如何なる場合も、他人のペースに合わせて行くと云う事を、絶対にしないタイプです」「結婚生活に向くタイプだとはとても思えません。」とは!

みなさん自分の結果を掲示板に書いてくださいませ。以外にみんなまともな結果(いさ君や倭氏を除く)が出ていたのに、

昨日の実験は失敗していたようだ、上下のケーブルを間違えていたのが原因。

加藤先生と昼食を食べた。「ジョジョの奇妙な冒険」を紹介したら、「それは数学系の学生、必読の書ですね。今度授業で 紹介させていただきます。」と言ってくれた。(素数を数えて落ち着いたり、「素数は孤独な数。私に勇気を与えてくれる」とか言うキャラクターがいるので す。)

はとさんと鉛をA1A2にとりに行った。

今日は入学試験だそうで、下宿のパンフを今年ももらってしまった。

二月二十四日(火)

今日こそは早起きをと思ったが起きたのは十一時であった。走って学校へ。

滝音氏も56789ヒットを踏んだそうなので、スパゲティーをおごった。

実験は適当にいろいろあって、今日も一日が暮れるのであった。

A2に鉛を借りに行った。昔とセットアップが全く変わっていなかったのだが、何をやっているのだろうか?

A1にも鉛を借りに行った。とっても贅沢な鉛の使い方をしていたが、実験中なので手が出せなかった。

二月二十三日(月)

完全快復するまで寝て、起きたら正午であった。

今日56789ヒット、sasaki氏がとったとの報告が来た。おめでとうございます。結局もらった分を返す形になってしまいました。(僕もsasaki氏の1000hitを以前踏んで1000円分の食事を頂いたのです。)

何度やっても僕と生活圏内が近い人しかとらない気がしてきたので。ねらっても取れない方法を思いつくまで、この企画は今回を限りに終了させていただきます。

(例:同じパソコンからの同日のアクセスはカウントされないようにする。今が何ヒット目か当たった人にしか分らないようにする等。)

今日の実験は…なにをしたのだったっけ。そうだ、今日はフォトマルに電圧を間違った向きに18000Vぐらいかけてし まった。昔、ささお先生に「フォトマルに逆にハイボルをかけたらどうなりますか?」と聞いて「やってはいけないし、やったことないので分らない」と返され ました。今回の実験により「フォトマルに逆に高電圧をかけてもフォトマルは壊れない」ということが明らかになりました。

昔の論文に僕たちと似た実験をしているのをついに見つけました。データも同じような感じです。この論文、結論がすごい。翻訳すると、

「データに目的のイベントが入っていることを示す証拠は何一つない。

このピークは制動放射特有のものに似ている。

だが制動放射だけでは説明できない。」

これって何も言えていないのでは…。よくこんなのが論文になったものだ。そして、これと同じ結果がでている私達の実験の運命はいかに!?

二月二十二日(日)

昨日、ある友人が「他の男性に関心がない女性は自分にも関心がない。」という真理を教えてくれた。

今日はありさんと、「指輪物語」を見に行った。待ち合わせの時間とかが朝になるまで決まらず苦労した。

ただ券を実家に戻って取りに帰って、急ぎ足で四條畷に。実家←→四条畷駅 間を走って往復しても息が上がらないぐらい、体力がついていたのにびっくり。これで「指輪物語」を三部全てただで見たことになります。

梅田へ。十二時ごろ行ったものの、ブルクはなんと六時ごろまで既に満席であった。というわけで他の映画館に。そしたら二時ごろのチケットが得れたので、食事してジュンク堂へ。

ジュンク堂で、カードゲーム「algo」を誕生日プレゼントとして買ってもらった。「これは腹黒い人が強いゲームだそうだ。」というと「じゃあ、おやぶん強そうやな。」と言ってもらった。

そして映画を見た。「ああ、懐かしい、そういえばこんなこともあったなあ。」といった感じで楽しめた。サムが最後の方 で、帰ったらだれと結婚したいかとか話すシーンには目が潤んだ。ああ指輪物語は本当にいい作品だなあ、と改めて感じた。次は「ナルニア王国」その次は「ゲ ド戦記」を映画化して欲しい。

200分は映画として長いほうだが、それでもあと200分は欲しい。馳夫さんがなぜすんなりと王になれたのかとか、ホビット庄の掃討とか全部カットされているので、いつか誰か完全版を作って欲しい。

ほうほうのていで京都に戻る。気持ちのいいほどの大雨が降っていたので実験室であまやどり、帰れたのは翌日になってからであった。

二月二一日(土)

夢:高校のさ○ま先生に「高校に塀を登って不法侵入した」かどで訴えられた。最近裁判ねたが多いなあ。

朝昼:レポートを書いた。回路図がなかなか思うようにかけず苦労した。

夜:鍋をしにfくんnくんkくんが家に来た。キムチ鍋なのに、カイワレ大根やそうめんといった変なものが入った鍋であった。カイワレ大根は気付かないうちになくなり、そうめんは一度水にさらしてから出ないと塩辛すぎることが分った。

卒業旅行の打ち合わせをした。変なところに行きたいのだが、変なところはお金がかかるからだめであった。

n君が泊まって帰った。

二月二十日(金)

夢:入院して大学院の入学が取り消された。入院中に完全犯罪をした。そして裁判。ある友人が検察官だった。検察官の見事な推理で罪が暴かれた。なんて見事な推理なんだと、話を聞きながら感激してしまった。

「しかし、有罪にしたところでこの世界の創造者である私を捕まえておくことは出来ん!」と言い放ち、時間を止め手から手錠をすりぬけさせ、宙に舞い、壁に向かって突進。壁抜けをして裁判所を抜け出す。すぐに追っ手が来たので民家を壁抜けですり抜けて逃げた。

同窓会で着いた煙草の臭気が服からとれてよかった。上から下まで一式洗濯せずに済んだ。注射式か、吸入剤のタバコが出来てはやればいいのに。(警告:ニコチンやアルコールを注射すると即死するので絶対にしないで下さい。)

今日は体力を完全回復させるために十一時半に起きる。それから、ちょっとQCDの現象論を勉強しただけであまり他に何もしてません。

今週末はレポート書きに追い込まれることでしょう。今日はOFFということで。

 

二月十九日(木)

発表三十分前に発表部分の予習が終わった。ぎりぎりまにあったといったところ。

そして発表。発表しているうちになんか分らなくなってきたが、結局分らないまま。

今日はギタマン34、35、36期の同窓会。大阪に戻る。

一次会、半徹すると異様なほどにアルコール耐性がなくなることを発見した。ワイン一杯で目が回る。危険なので飲んだのはそれだけ。

二次会、ひろさん+ゆうだい君登場。久し振りに世の風に吹かれた気がした。半年に一回同窓会があり、毎回幹事と副幹事が設定される仕組みになっている。今回はこれといった特色のない同窓会だったかな?

終電で京都に戻った。横に座ったお姉さんの持つ梅の花、芳香を放つ。

実験室でコーヒーを飲み英気を養い。最後の力を振り絞って聚楽亭まで戻った。

 

二月十八日(水)

媚行、川走、学校に着く。ペスキンが難しい。明日発表だというのに。

明日の予習のため学校に泊まった。おかのさんがまた今日も夜P1に来られた。

ずっとペスキンの勉強それ以外に書くことなし。

三時ごろ、ソファーで就寝。ソファーはやっぱり寝にくい。今度から院生部屋のでかいソファーで寝よう。

二月十七日(火)

朝は走って学校に、昼は実験。k君がケーキを作ってくれたので食った。発表の順番決め、先鋒に観測問題を置く。これで敵の体力をそぐ。中堅に僕たちの班。うやむやに終わらせる。大将にオルソポジトロニウムの寿命測定、これで感じよく終わる。と、決定した。

昼ご飯食べたら、この前寿楽に来ていた女の子に会った。宇宙線の有害性について聞かれた。

この二年間で分ったのですが、毎日実験が続くと僕は実験ストレスで脳が一種の混乱状態になるようです。一番ひどかったのが去年の前期の実験(8月9月)次にひどいのが今、一番軽症だったのが去年の後期の実験(3月4月)。

DQIIIの裏技を研究していて、メモリー空間に直接アクセスして持ち物を書き換えるという強力なバグを発見した。http://www.ipe.tsukuba.ac.jp/~s0335089/dq/dq3-17.html

あと変なサイト(独創最前線)を見つけた。ここのドラクエⅢ最強対決「謎の敵」対「MAX隊」がかなり面白かった。

次のペスキンの発表がかなり難解で困っている。

二月十六日(月)

夢:save&load能力を使っていろいろと遊んだ。この能力便利なんだけど、間違った所でloadしてしまうと、「やりなおし」になってしまうので注意が必要だ。

何をしたんだったっけ…。記憶が混乱してるなあ。最近生活が一様なので、中期記憶を径時的に纏めにくくなっているのだろうか?

朝起きてちょっと勉強して、実験行って、夜走って帰った。関節の痛みも消えたようでいい感じ。ペスキンを持って帰るのを忘れたので、夜は勉強できず。

昼は実験に捕らわれるとして、朝夜の時間の使い方が甘いなあ。最大能率がでる時間が昼なのでそこを実験に抑えられているのが痛い。

二月十五日(日)

次は56789ヒットで行きましょう。「素数の歌」や「簡易トップ」にも同一のカウンターを置いているので、例えば googleとかで「素数の歌」に直接飛んできた人は企画を知らずに踏むこともありえます。僕の知らない人であってもちゃんとおごります。遠隔地からのア クセスの場合、いつになるかは分りませんが必ずおごります。

(実際いろんなところからアクセスがあって、現在アクセス解析を見ると教育or研究機関だけでも1000hit中に

osaka-u.ac.jp

keio.ac.jp

tohoku.ac.jp

waseda.ac.jp

kek.jp

kanazawa-it.ac.jp

u-tokyo.ac.jp

kyoto-u.ac.jp

なんてところからアクセスがあります。

今日はにしのとトルコ三大文明展に行ってきた。寝過ごしたのでぎりぎり待ち合わせに間に合った。大阪歴史博物館に行く。朝一にいったがかなり混んでいて並ばされた。にしのから手作りのチョコレートを頂いた。僕から渡す分は昨日高校生に食われてしまっていた。

展覧会、ヒッタイト文明がすごかった。僕も楔形文字が書けるようになりたい。楔形文字フォントとかないのだろうか?古 代の芸術は実に現代芸術的だ。まあ現代芸術のテーマの一つに「古代への回帰」というものがあったので「現代芸術の一部が古代芸術的」というのが正しいのだ ろうが。

休憩室でなんと結晶物理の教授と出あった!なんて偶然なんだ。 休日の先生は家庭人といった感じ。

ビザンツ帝国時代キリスト教の影響が濃く芸術的には衰退していた。

オスマントルコ時代はイスラムの影響が濃く文字芸術が素晴らしかった。印章なんてまるでMiroの作品のよう。今回の目玉展示物の宝石をまぶした短刀は豪奢である以上にはたいしたことなかった。

博物館を出て、いろいろ話をしながら大阪城公園をつっきり、IMPホールまで歩き、そこのレストランでご飯を食べた。パンお代わり自由なのが嬉しい。そしてツインタワーへ、卒業式用の寄せ書きの紙を買い、横でやっていた同志社大学写真部の写真展を見た。

写真展はたいしたことなかった。ここでにしのは、急に着物の仕立てに行かねばならなくなり、さようならした。

京都に京阪で戻る。なんとなくドラクエ3でゾーマを光の玉未使用で越してみた。やがて人が来だす。土日をかけた測定が 終わっていたピークが見えるような…。しかし宇宙ミューオンを同定するなんてどうしたらいいものなのだろうか?ペスキンをやり、鍋うどんをローソンで買っ て食べた。

ローソンの鍋うどんは値段のわりにしょぼかった。ローソンの鳥鍋にうどん買って入れたほうがよっぽどいいのができるはずだ。

24時ごろomo君に「今日は帰らないの?」と聞かれて、「今日は家でちょっとノートを見て調べたいことがあるから帰 る。」といって変なことを言ったことに気付いた。いつのまにか「用事があるから学校に行く」から「用事があるから家に帰る」というふうに生活が変わってき ている!

 

二月十四日(土)

夢:実験の夢を見た。なんてこった。

十一時ごろ学校を出て、大阪に向かう。京橋で高校の差し入れようのチョコレートを購入。

畷高に着く、今日はギタマンの休日練習ということで現役生四人に対して、OBOGが六人も来ていた、内四人は僕の同期であった。

現役のりささんから、手作りのチョコレートを頂いた。非常に美味しかった。「同志社香里の定演行きませんか?」と誘われ たので、「行きましょう。」と答えたら、「じゃあ、今から用意してください。うえだ先輩も一緒です。ビラはさみ手伝ってください。」ということになって、 「ちなみに場所はどこで?」と聞いたら「京都コンサートホール」と返って来た。

 

話は途切れるが、京都と変換しようとして、「今日と」とか「強と」とかに変換されると非常に鬱陶しい(IME2000使用)。

ためしに「きょうとあすはきょうとのきょうとがきょうととかしてきょうとうのきょうとうにあるきょうとうをこわしきょうとうしたきょうとうがきょうとときょうとうした。」という文章を打ち込んだ。

すると「今日と明日は京都の京都が京都と化して共闘の共闘にある共闘を壊し共闘した共闘が京都と共闘した。」となった。

ATOK16なら「今日と明日は京都の教徒が凶徒と化して教頭の郷党にある橋灯を壊し驚倒した教頭が教徒と共闘した。」となるらしい(http://pc.2ch.net/test/read.cgi/pcnews/1045414289/ )。ぼくもATOK16に乗り換えようかと思った。

 

ということで、再び今日とに戻ることになってしまった。大阪滞在時間は一時間に満たなかった。三人で電車にのって、京阪電車でで食事をして京都コンサートホールを目指す。三乗駅で差し入れをχ、北山駅で花束を買う。そして京都コンサートホールへ。

ひたすらビラをはさんだ。ここを楽屋入り口から入るのは初めてで、なかなか面白かった。

そして演奏を聞いた。同志社公理のギタマンといえば、昔はちっちゃなホールで超絶技巧曲を男ばかり少人数で弾くという 趣があったが、時代は変わって男女混成のメンバーでまったりとした演奏であった。昨日あまり寝ていないので半分は寝てしまいましたが…。中高一貫のクラ ブってどんな感じなんだろう。なかなか想像しがたいものがある。

そして、ロイヤルホストで食事をする。予定外にお金を使ってしまったので、財布が空。りささんにお金を借りねばならなくなる事態に陥ると思われたが、ビザカードが使えて一安心。京都から再び大阪に戻った。今日はちょっとくたびれた。

二月十三日(金)

夢:小学校の通学路で時間を止めてみた。道のそばにある植木の葉っぱをちぎろうとするが、カチカチになっててちぎれなかった。

歩いて学校に行き、そのまま実験室へ。それから昼食をgreenさんとその友人達とで食べた。

匿名希望さんからチョコレートを貰い、greenさんにあげるチョコレートを購入しにシサム堂に行く。食堂に戻ると鳩さんがいた。

greenさんにチョコレートをあげ、それから実験。混迷状態が続く。

ルネで夕食を食べた。なぜだか見知らぬ人に笑われた。ふん!笑いたければ笑うがよいさ。

帰るのが面倒なので実験室に泊まった。

レーザー班に僕のカメラを貸し出すことになった。レンズを取り外して、フィルムに直接レーザー光を感光させるってのが面白い。映っているかどうか楽しみ。

ポラロイドカメラもあったのだが、使いかたがよく分らない。ここ開けたら使えるんじゃないかなあと思った瞬間に、手が勝 手に動いて遮光シールをはがしてしまい、一気に1000円分だめにしてしまった。もっとも薬品がとっくの昔に使用期限が切れててて、使い物にならないよう だが。

少し前になるが、「攻殻機動隊1.5」をAmazonで買った。絵、ストーリー、設定全てこれぞ攻殻と言った感じで素晴らしかった。士郎正宗氏にはイラストばかりでなくもっと漫画を書いて欲しい。

二月十二日(木)

起きたら九時半。食堂で朝ご飯を食べて、勉強して昼ご飯をAzくんと鳩さんとで食べぺスキンゼミ。途中で意識が飛ん だ。演算子のTr logを計算するとき、まずlogをテーラー展開し、次に各項は発散するので、各項をファインマンダイアグラムで書いて正則化するとい う強気な計算が面白い。

今日は実験がないのでちょっと遊んで帰る。帰ったら八時ごろ。九時には寝た。服も着替えずポケットに財布等入れたまま。

55555ヒットを踏んだ人に1000円分の食事をおごります。

同じ場所からアクセスするとカウンターが動かないので、状況によっては複数人踏むことがあるかもしれません。

その場合最初に僕に報告した人に限らせていただきます。

僕あるいは僕の家族が踏んだとき、あるいは誰も報告しなかった場合は無効にさせていただきます。

という企画をした。十三日の朝に55555を越えたが(僕は55557を踏んだ)、だれからも報告がないので無効かな?一応一日待ってみよう。

 

 

二月十一日(水)(祝)

いつもとかわらず朝に学校に行く。なぜか食堂が閉まっていた。

Oくんが実験室にいた、なんで今日食堂閉まっているんかなあと考え、インターネットで調べた結果、今日は祝日ということが明らかになった。

実際今日実験室に来た人の半分は今日が祝日ということに気付いていなかった。まあ、食堂と図書館が閉まっていて不便になること以外関係ありませんが。

昼にkayくん、虎猫くんがいたのでコンビニでご飯を買って数学教室の近くの遺跡のベンチで食べた。

そして実験。muonの寿命と、確かにμ-が原子核に捕獲されていることの確証が得られた。鉛ではどうなるかを試してみることにした。僕はレーザー班の人たちにフィルムについての相談をうけていた。

泊まることにした。夜中にAくんと岡野さん(僕がつけた名前)が遊びに来た。岡野さんは入ってくるなり「空気が汚れている!」と言ってきた。鉛だろうか?P2の実験室で一人鳥鍋を作って食べた。

徹夜して明日のぺスキンゼミに備えるつもりが、体が不随的な動きをするようになったので寝ることにした。

P2の人が徹夜していたみたいで、電気が消せなかったのがつらかった。

 

二月十日(火)

八時に起きたが、ご飯を食べてちょっと勉強した後、十二時まで寝た。あきません。

実験ゼミに歩いていったらぎりぎり間に合う。ちょっとまだ足が痛いんなあ。

僕達が物理現象と思っていた「エネルギーvsエネルギーが見えるまでかかる時間」の正の相関は、物理現象ではないようだ。この実験でmuonium X rayが確認できるのは難しいのではないかと思う。

キャリブレーション用の放射線源が届くのを待っていたが、来なかったので、代わりにmuonの寿命を測る実験をしてみた。これにより、muonが原子核に捕らわれるかどうか分る。

いささんを発見したので、日ごろの感謝の意を込めてバレンタインデーのチョコレートをあげた。

昨日作った紙人形に彩色を施した。エヴァンゲリオンのアダムあるいは、風の谷のナウシカ(コミック)のヒドラのような人形になった。見るからに呪いがかかっていそうだ。受験のお守りとかにどうであろう?希望者にあげます。

七時からsotaroさんとminamiさんといささんと僕とでカンフォーラに行った。sotaroさんのページの 1000ヒットを踏んだので、僕は1000円分おごってくれるというのだ。カンフォーラディナーとビールを頼んだ。食事は千円を越えたが全額おごっても らった。ありがとう。楽しい食事会であった。僕も55555ヒット記念に同じことをしようと思った。

帰って、ちょっと勉強して風呂に入ったらもう一時。おかしい、ちょっと早すぎる。

二月九日(月)

夢:泥酔してある友人にとてもひどい犯罪を冒した私は、異国の地で罪を悔いながら新たな生活をはじめるのであった。という非常に近代文学的な夢。

平日は基本的に実験して帰って寝るだけなので、あまり書くことがない!おかげで最近曜日の感覚がなくなってきてしまった。せめて午前は勉強したいのだが、なかなか怠けてしまってできない。朝ご飯を食べたらすぐに勉強をはじめたいものだ。

今日の実験:暗箱を作った。経費削減のために北部食堂のゴミ捨て場から拾って作った。そしてシンチレータにファイバーを入れた。ちなみに、ファイバー置き場には「ファイバーバンドルの作り方」なんてことが書いてあって面白い。何が面白いかわからない人ごめんなさい。

途中で、「ファイバーを切るか暗箱を作り直すか」という選択肢にたたされ、暗箱を作り直すよりファイバーを切る方が簡 単という理由でファイバーを切ったら、ファイバーが短くなりすぎて結局配置を変えることになり暗箱を作りなおさなければなければならなくなるという無駄な 作業をしてしまった。そんなこんなで暗箱完成。実験装置のデータを調べ微調整して、明日の為のデータを取り始める。

P2に遊びに行った。紙粘土が余っているので人形を作った。紙粘土を使うなんて幼稚園ぶりだ。「腹に穴のあいた人形」 を作った。P2の人が紙粘土を早く固くしようと、真空に紙粘土をさらしていた。真空にさらしても冷えるだけで固まりはしないようだ。そこで僕は火であぶる ことを提案した。フライパンで焼かれる紙粘土…。劇的に固まるということはなかったが、湯気がたっていたのでちょっとは固まるのが早くなったことでしょ う。

帰ってサイトを手直しして、三時ごろ寝る。

二月八日(日)

京橋で、バレンタインのチョコレートが売り出していた、試食してみてかなり美味いのがあったので購入。

寮で鍋パーティーがあった。知らない人と友だちになった。七月に寮を出なければならなくなってしまったときの住む場所を確保することが出来た。

理想に燃えた若者達が熱く討論していた。討論の内容に関心がなかったのでお部屋に待機。代数学の本を読み、パウリの基本定理について書いてあるかどうか調べたが書いていなかった。

客人が「教授たちがみんな超現実主義で…」と言っていた。これは非常に現実主義という意味で使われいて別に誤解を招く表現ではなかったのだが、本当に超現実主義(シュールレアニスト)の人たちばかりの学校だったらすごいだろうなとつい想像してしまった。

僕の使っている灯油ストーブに「ニューロ秒速点火」という機能(たんなる灯油の保温機能)があるのだが、どのへんにどうニューラルネットワークが使われているのかとても気になる。

二月七日(土)

夢:漂流教室みたいに小学校の体育館にいた人ごと未来にタイムスリップし てしまう。人っ子一人いない世界。「漂流教室」のようなすさんだ世界ではなく、ただ人がいないだけの平和な世界。一定時間滞在すると影から黒い竜が出てき た。それに飲まれると死ぬのだけど、その影に入ると次の世界に行けるという設定なので、なんとかがんばってみんなで影に入った。

I子先輩の誕生日会。家がどこか分らなかったが適当にいったら着いた。ありさんがいた。自閉症の話などした。

しばらくして人が一杯増える。ハテナ村関係が多い。ありさんが帰り。しばらくしてT子先輩来る。

いっぱいお土産を貰った、ありえないほどに。

T子先輩にお車で送ってもらった。車に乗るのは11月以来。他の人を駅まで送ってから、「先輩、助手席に座りたいであります。」と言って、助手席に座らせてもらい、家まで送ってもらった。

二月六日(金)

 今日は最後の素粒子の授業、つまり学部最後の授業。なんと今回の延長時間は二時間!つまり十時半から二時まで授業していたことになります。途中でだんだん人がいなくなり、残ったのは四人。おつかれさまでした。

その後、ふくま先生とfくんとでご飯を食べる。fくんは先に抜け、その後ふくま先生にパウリの基本定理の証明を聞いた。なんとも簡単な証明だった。JJサクライ Advanced QMの補遺に載っているらしい。

昼食後、実験。ケーブルを束ねるところを接着剤で補強した。今日までとったデータを見たが、構造らしき構造は見られなかった。なんとも絶望的です。

夕食、数学家の友人と食事をする。東北大から来たM1の面白い人と知り合いになった。

ふと思い立つとこありて実家に帰ることにする。書店で椎名高志の新作ショートストーリーのマンガが出ていたので立ち読 みする。3/4読んでしまったが椎名先生へのお布施と思って購入。駅への道でnくんと遭遇。「怪しい人が歩いていると思った」らしい。電車の中でJJサク ライによる「パウリの基本定理」の証明を読んだ。いろいろ応用の効きそうな証明である。代数学の本を読んだら書いていそうである。

この前、パウリの基本定理をネットで検索して、あった!と思ったら、この日記だった…。

家に帰って十時ごろ寝る。

二月五日(木)

夢:なにかの研究員として飛行船で一ヶ月過ごすことになった。で、その 試運転のときの話し。なんらかの事情で、飛行船の乗り込み口のようなところにとりのこされ、そのまま飛行船は上昇する。そこは一つの袋のようになってい て、チャックで閉じれるのだが、閉じても閉じても開いてしまう。とういうわけで、落ちまいと必死に取っ手にしがみ付く。その袋には僕と後一人若い女の人が 一人の残されていて、お互い助けが車で励ましあった。異変に気付いた乗客員になんとか助けられたときには疲労困憊。女の人にこれから一ヶ月よろしくと挨拶 をし別れた後、飛行船内を探索した。19世紀風の立派な飛行船であった。

おきて素粒子論のレポートを他の住民と炬燵に入りながら する。隣りではドラクエ3をやっていて、何故か僕の名が職業「遊び人」で使われていた。「ひらたくん、一人戦闘に参加してないなあ。」とか「ひらたくん、 つまづいてダメージ受けて死んでしまった。」とか「ひらたくんのせいでヤマタノオロチが倒せない。」とか言われつづける。

そして、学校へ。今日は体調はましになったが少ししんどい。

実験、この前見えていた信号は嘘の信号だったようで振り出しに戻った。しかも光電子増倍菅が一本お亡くなりになった模様。高いのになあ(一本30万円から50万円?)。

今日はシンチレーションファイバーを用意した、これは一本1000円もするわりにはえらく管理がずさんなような気がする。

昨日までのセットアップの完全版でデータを取り始めると今日することがなくなった。

そして夕食。このあたりで今日の疲労はピークに。

しばらく休んで、素粒子のレポートを完成させ、投函して帰った。

発表会が近づいている、とても人様に見せれるような内容は出来そうにない。発表を合同でする課題研究の人たちに知りあいが一人もいなくてよかった(いたらごめんなさい。)。

二月四日(水)

疲労を取るため遅刻の限界まで寝る。

量子特論1のテスト、一問三十点で九問という人を食ったテスト。適当につまみ食いして、途中退出。もう少し粘ればよかったかも。

原因不明の湿疹が足首、膝、肘、手首、手の甲に発言。とっても痒い。痒みのピークは一時ごろ。歩くのも困難なほど痒い。

それから実験。光ファイバーが届かないのですることなし。湿疹はだんだんおさまるが、それとともに軽い疲労感がでてきて、ソファーで寝込む。

この三日間の奇妙な病状の原因はなんなのだろうか?ウィルスかはたまた何かの毒か?

昨日、googleのlogoがフラクタル模様になっていた、(http://www.google.com/holidaylogos.html)なんでも昨日は数学者Gaston Juliaの誕生日だそうだ。なんてマニアックなんだ。

スーパーマリオ3のすごいムービーを発見した。http://fumufumu.q-games.com/archives/000211.php

十一分で最初から最後までクリアする(さらに99騎まで増やしている)というもの。全く無駄のない動きはもはや神業。エミュレータ―で1/30まで時間を遅くしてさらにセーブとロードを繰り返しているそうな。是非見てください。

二月三日(火)

昨日のしんどさは、体力がないといった感じのしんどさだったが。今日のしんどさは「マラソンを走り終わった後のしんどさ」といった感じ。

何故か分らんが全身筋肉痛。ぴりぴりと痛む。

二月二日(月)

原因不明でしんどい。朝十一時半になるまで起きれなかった。

へろへろのまま学校に。あ!実験ゼミあるの忘れていた。

それから実験だが、ほとんど体力が最初から尽きていた僕はできることといったらソファーに寝転ぶのみ。

 

二月一日(日)

実家で、五時半に目覚める。おきて次の古典的な問題を考えた。

問題「道を歩いていると道が二つに分かれてました。どちらか一方があなたの目的地へ続く道です。道端には二人の人がいま した。そのどちらか一方は正直者でかならず真実を喋ります。もう一方はうそつきで必ず嘘を喋ります。どちらがどちらなのかは外見では区別できません。h二 人は、yesとnoしか喋れません。あなたはどちらかの人にyes,noで答えられる質問を一つ尋ねることが出来ます。さてどのように質問すれば目的地へ の正しい道を知ることができるでしょうか?」

(補足:二人の道端にいる人達は、「どちらが正しい道か、自分達のうちのどちらが正直でどちらがうそつきか」を分っているとする。)

(補足2:二人が情報を伝える手段は「yes,noということ」のみに限ります。つまりジェスチャーで教えてもらうとかはだめです。)

しばらく考えてみましょう。答えは1pほど下。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まず僕の出した発見的答え:

(どちらか一方の道を指差して)「『こちらが正しい道ですか?』という質問をもう一人の人に尋ねたらどう返ってきますか?」

noと返ってきたら指差した道が正しい道。yesと返って来たら間違った道。

 

次に僕が考えた構成的解法:

問う質問の真偽は次の二つにのみ依存する。

1.回答者が正直かうそつきか。

2.指差した道が正しいか否か。

aを回答者の種類とする。回答者が正直ならa=1.うそつきならa=-1とする。

bを道の正しさとする。正しいならb=1.間違っているならb=-1とする。

問う質問の真偽をf(a,b)で表す。真ならf(a,b)=1、偽ならf(a,b)=-1とする。

回答者の答えをg(a,b)で表す。yesならg(a,b)=1、noならg(a,b)=-1とする。

a=-1のとき回答者はうそつきなので、g(-1,b)=-f(-1b)である。

fの満たすべき条件は次の二つ。

1.aが一定のときbによりgは変化しないと、得られたgの値からbを求めることができない。

つまりa=±1に対して、g(a,1)≠g(a,-1)→f(a,1)≠f(a,-1)

2.bが一定のときaが変化することによりgが変化してしまうと、得られたgの値からbを求めることが出来ない。

つまりb=±1に対して、g(1,b)=g(-1,b)→f(1,b)=f(-1,b)

1.2を満たすfは次の二つのみ。

タイプ1

f(1.1)=1    f(1.-1)=-1

f(-1.1)=-1 f(-1.-1)=1

タイプ2

f(1.1)=-1 f(1-.1)=1

f(-1.1)=1 f(-1.-1)=-1

(最初にあげた発見的解法はタイプ2に属する。)

タイプ1の真理表は論理学でinclusiveANDといわれていて。

タイプ2の真理表はXORと言われている。

だから一番単純な質問の仕方は、

「あなたは正直である XOR この道は正しい?」となる。

もっとましな言い方をすると、

「次のうちのいずれが正しいですか?

1.あなたは正直でありかつこの道は正しい。

2.あなたはうそつきでかつこの道は正しくない。」(XORタイプ)

とか

「次は両方同時に正しいですか?

1あなたは正直である、またはこの道は正しい。

2.あなたはうそつき、またはこの道は正しくない」(inclusive ANDタイプ)

とかになる。他にもいろんな言い換えが出来ますが、それらは全て上の二つのパターンに属しています。

選挙に行って、京都に戻る。電車でくたびれたのでP1で興奮剤(チョコレートとコーヒー)を食べて元気快復。

きらきら輝く鴨川を歩いて帰る。美しいなあ。もうすぐ僕は二十四歳だが、歳を重ねるにつれ世界がよりいっそう豊かで、望ましく、神秘に満ちたものとして感じられてくる。

足が痛むのでゆっくりと帰る。御所の塀を乗り越え、藪を抜けたりしながら。

家に帰って勉強する。僕のノートほど読みにくいノートはない。しばらく勉強する。しだいに分ってくる。興奮剤というのはどんなものにしろ(タバ コ、コカイン、カフェイン、チョコレート、アンフェタミンなどなど)所詮はエネルギーの前借をするに過ぎない。歩く前のチョコレートとコーヒーの反動が来 て眠ってしまう。

今日は鍋パーティーがあると思って夜の十二時まで耐えに耐え勉強しながら待っていた。でも鍋パーティーはなかった。しかたがないのでボンカレーを食べた。